こんにちは!
カツオです。
今回は「積水ハウスと三井ホームを徹底比較!」というテーマでやっていきたいと思います。
・三井ホームを検討されている方
・今は別のハウスメーカーを検討しているけど、積水ハウスや三井ホームにも興味がある方
・ハウスメーカー選びで悩んでいる方
など
ぼくは三井ホームの施主です。
ですが当時、積水ハウスも検討しました。
その経験を活かして、両社の違いをみなさんにお伝えしたいと思います。
あなたのハウスメーカー選びに、少しでも役に立てれば幸いです。
・それぞれの強みと弱み
など
当時、積水ハウスで検討したのは、木造シャーウッドです。
そのため、積水ハウスの説明については、基本的に「木造シャーウッド」という前提でお話しします。
あらかじめご了承ください。
動画で見たい方はこちら。
ちなみに僕はいままでに、三井ホームの施主70人以上と話をしたことがあります。
Tfamilyさんと共同で運営している「三井の会」というコミュニティ、見学相談会、Twitter経由でのDMなど、様々な場面で施主さんのご相談に乗ってきました。
あなたももしお悩みのことや気になることがあれば、TwitterのDMにてご連絡ください。
また、三井ホームの優秀な営業マンを紹介する活動もしています。
グループ長(旧:所長)の紹介を確約しているのは、日本全国でカツオだけ。
憧れの三井ホームで家づくりを成功させたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
⇒【紹介割引3%~】三井ホームの優秀な営業マンを紹介します(全国対応)
それでは、やっていきましょう!
目次
金額:同じくらい
まず、金額についてです。
少し乱暴な言い方になりますが、積水ハウスと三井ホームの金額は「同じくらい」です。
ただし、ぼくの実体験をお話しすると、積水ハウスのほうが少し高かったです。
もしかすると、三井ホームのほうが高い見積もりになる人もいるかもしれません。
こればっかりは、”ご縁のようなもの”だと思います。
さすがに、例えばローコストハウスメーカーと比較したら、三井ホームや積水ハウスが高いのは明らかです。
しかし、三井ホームと積水ハウスを比べるとなると、一概にどちらとは言い切れません。
どちらも、高価格帯のハウスメーカーです。
タイミング、エリア、担当者など、施主がコントロールできないことが要因で、いとも簡単に価格の優劣はひっくり返ります。
このような金額の”振れ幅”は、むしろ同じハウスメーカーの中でも起きます。
実際に、ぼくと同じ三井ホームで建てた人で、ぼくよりも坪単価10万円以上安く建てている人はいます。
それも、ぼくよりも高スペックで。
いまだに、なぜこのようなことが起きているのか、ぼく自身理解ができていません。
理解できないからこそ、ぼくはこの金額のブレのことを、”ご縁”などと呼んでいるのかもしれません。
間取り提案力:同じくらい
間取りの提案力も、「同じくらい」です。
同じというよりも、「人による」といったほうが正確です。
残酷ですが、運もあります。
・三井ホーム ⇒ 設計士
・積水ハウス ⇒ 営業マン(※)
※契約後には、設計士が付く。そもそも、契約前から設計士が付くケースもある。
ぼく個人の体験をお話しすると、”ぼくの場合は”、三井ホームの間取り提案のほうが好きでした。
三井ホームは、設計士さんが契約前に間取りを書いてくれました。
一方で、積水ハウスで間取りを書いてくれたのは、営業マンです。
とても努力家の営業マンでした。
しかし、競合相手は設計事務所(三井ホームデザイン研究所)の一級建築士です。
さすがに、営業マンと専門家がガチンコで戦って、勝てるはずもありません。
もしかすると営業マンのなかには、素敵な間取りを書く人もいるでしょう。
しかし平均で考えたら、設計士のほうが営業マンよりも良い間取りを作ります。
これは、火を見るより明らかなことです。
なので、ぼくの個人的な意見は「三井ホームのほうが積水ハウスよりも良い間取りを書く」という感想です。
これはぼくの感想であって、決して一般論ではありません。
補足すると、積水ハウスも契約後には、優秀な設計士さんがついてくれます。
そもそも、契約前から設計士さんに間取りを書いてもらった施主もいるようです。
チーフアーキテクトと呼ばれる、優秀な設計士に当たることもあります。
実際に、積水ハウスの施主さんのブログを見る限り、とても素敵な間取りです。
つまり、積水ハウスも三井ホームも、良い間取りを書くハウスメーカーです。
どちらが良いか一概には言えません。「人による」のでご注意ください。
なかには、どうにも話が嚙み合わない設計士さんに、当たることもありますので。
それも”ご縁”だと、ぼくは思います。
しかし、承諾してもらえませんでした。
支店によってルールが厳しいのか、施主の資金力によるのか、営業マンの調整能力によるのか、いまだによくわかりません。
工法:シャーウッド構法 vs 2×6工法
さて、つぎは工法の話です。
工法は、両社にハッキリとした違いがあります。
積水ハウス:シャーウッド構法
積水ハウスは、木造も鉄骨もやっています。
鉄骨もいいですよね。
ですがここでは、ぼくが当時検討した「木造シャーウッド」について、お話しします。
積水ハウスの木造といえば、「シャーウッド構法」。
「シャーウッド構法」の良いところは、「もはや鉄骨造」なところ。
それほど、強靭です。
例えば、「MJ(メタルジョイント)接合システム」
それから、「基礎ダイレクトジョイント」
地震が起きたとき、一番の弱点は「接合部」です。
基礎と柱の接合部や、柱と梁の接合部などです。
強い地震が起きたとき、家が倒壊する原因の多くは、これらの接合部にあると言われています。
現行の最新の耐震基準で建てられたものならば心配はいらないのでしょうか?
引用:さくら事務所ホームインスペクション「「倒壊しない=安全?」耐震基準を改めて考える」
熊本地震の際、大きな衝撃だったのは、最新の耐震基準の住宅が倒壊したという想定外の事態でした。
最大震度を観測した益城町周辺では、この基準で建てられた住宅7棟が倒壊しています。(熊本地震の際、短時間のうちに、震度6以上の地震が複数回起こっていました。)
調査の結果、倒壊した7棟のうち3棟は原因不明、1棟は地盤の崩壊が原因でした。
そして残った3棟の倒壊原因は「接合部仕様が不十分」でした。
積水ハウスは独自の接合システムを採用することで、地震に強い家づくりを実現しています。
それはまるで「鉄骨造」かのようです。
鉄骨住宅も建てている、積水ハウスならではの構法ではないでしょうか。
ちなみに、「鉄骨造」のような構法ゆえ、「大開口、大空間」といったインパクトのある間取りを実現できることも、メリットのひとつです。
三井ホーム:2×6工法
つづいて、三井ホームの工法についてです。
三井ホームは、「2×6工法(ツーバイシックス工法)」です。
2×6工法は、建物を”面”で支えます。
“面”でガッチリと支えるので、耐震性能に優れています。
その証拠に、三井ホームはどのハウスメーカーよりも、耐震実験に積極的です。
耐震実験を行うということは、自信の表れでもありますよね。
耐震実験の結果は、業界No1です。
ぜひ、三井ホームの強固な家をご覧ください。
お気づきかもしれませんが、三井ホームの家は「揺れにくい」です。
つまり「クネクネ」しません。
建物が頑丈すぎて、「本当に震度7で揺らしているのか?」と疑うほど。
もちろん、揺れるかどうかと、家の耐震性能は、別の話です。
しかし、このように「揺れにくい」ことで得られる安心感もあります。
それが2×6工法の良いところではないかと、ぼくは思います。
ところで、2×6工法には、致命的なデメリットがひとつあります。
それは、「垂れ壁」が出やすいということです。
2×6工法特有のものです。
建物を柱ではなく、壁全体で支えているからです。
以上のことをまとめます。
積水ハウスと三井ホームの工法は、どちらも耐震性に優れています。
しかし実際には工法に違いがあり、特徴が違います。
・もはや鉄骨造
・積水ハウス独自の接合システム
・大開口、大空間な家づくり
三井ホーム「2×6工法」
・耐震実験の結果は業界No1
・揺れにくい
・垂れ壁が出る
デザイン:モダン vs 洋風
つづいて、デザインの違いについても触れていきます。
積水ハウスのデザイン:モダン
まず、積水ハウスの家は「モダン」な外観が特徴です。
積水ハウスの木造住宅でよく使われる外壁は、「ベルバーン」というものです。
この外壁こそが、いわゆる「積水ハウス感」を演出しています。
ベルバーン、かっこよくて、高級感があります。
モダンと言っても、「洋風モダン」「和風モダン」の両方があります。
あなたの好みに合わせることが可能です。
三井ホームのデザイン:洋風
一方で、三井ホームの外観は「洋風」です。
三井ホームといえば、上の画像の「シュシュ」のように、”かわいい家“を想像する人が多いのではないでしょうか?
でも実際には、「ラングレー」のような”かっこいい”家や、「チューダーヒルズ」のような”クラシック”な家もあります。
三井ホームのデザインは、商品ラインナップが多く、あなたの好みのデザインを見つけることができます。
2021年5月現在、公式HP上で20種類のデザインが公開されています。
ちなみに、ぼくは「ルーカス」を選びました。
ただし、必ずしも決められたデザインから選ぶ必要はありません。
これは、積水ハウスも三井ホームも共通です。
好みのデザインを伝えれば、担当者が提案をしてくれます。
さすがに、「積水ハウスで、かわいくて洋風なお家」とか「三井ホームで、純和風な古民家」を建てようとすると、少し無理があります。
不可能ではないですが、おすすめできません。
ハウスメーカーによって、外観の得意不得意があります。
つまり、ハウスメーカーを決めると、ある程度は「外観の方向性が決まる」と思ったほうが良いでしょう。
外壁:ベルバーン vs 吹付
次に、外壁です。
三井ホームには申し訳ないですが、外壁は積水ハウスの圧勝です。
積水ハウスの外壁:ベルバーン
積水ハウスの「ベルバーン」は、素晴らしい外壁です。
もちろん、三井ホームの吹付外壁「SBフィニッシュ」も素敵です。
しかし、ベルバーンは「耐久性,汚れにくさ,メンテナンスコスト」に優れています。
これら3つの要素の中で「SBフィニッシュ」が勝てることは、残念ながらひとつもありません。
下の写真は、積水ハウスの築17年のお家です。
外壁が、まるで新築のように美しい。
築17年なのに、です。
これが「ベルバーン」の最大の魅力です。
三井ホームの外壁:吹付(SBフィニッシュ)
対して、三井ホームの標準的な外壁は、吹付外壁「SBフィニッシュ」です。
これはこれで、目地がなく、スッキリとして美しいです。
しかし、最大の弱点があります。
どうしても他の種類の外壁に比べて、「汚れやすい」です。
個人差がありますが、基本的には、10年~20年で「塗り直し」をすることになります。
それぞれのハウスメーカーには、トレードマークとも言える、象徴的な外壁があります。
積水ハウスのシャーウッドなら「ベルバーン」ですし、三井ホームで建てるなら、吹付外壁「SBフィニッシュ」です。
もちろん、「タイル外壁が好き」とか「絶対にレンガがいい」とか、好みがハッキリしているなら、それに越したことはありません。
ですが、そこまで強いこだわりがないなら、ハウスメーカーの”十八番(おはこ)”とする外壁を選びましょう。
そのほうが、”そのハウスメーカーらしい外観”になり、美しいです。
つまり、「積水ハウスか三井ホームか」決断することは、ある意味「ベルバーンか吹付か」を決断することでもあります。
実はここが重要なポイントで、大きな分かれ道になります。
このパートの最初に申し上げたとおり、外壁は「ベルバーン」の圧勝です。
少し補足すると、ベルバーンの初期コストは考慮が必要です。
ベルバーンは、標準的な外壁に比べて、約150万円~200万円(※)ほどコストがかかります。
「仮にベルバーン外壁をやめて、すべてサイディングにした場合の減額はいくらか?」
すると回答は、約150万円(税込)でした。
ちなみにこれは、延床面積30坪2階建てのケースです。
ちなみに、積水ハウスにするならベルバーンは採用すべきです。
ここでお伝えしたいことは、「ベルバーンには、相応のコストがかかっている」ということです。
もしかすると、それが要因で三井ホームよりも高い見積もりになる可能性もあります。
そういったことも踏まえて、両社どちらの外壁が好みかを決断することをおすすめします。
営業マン:熱意と根性の肉食系 vs 紳士でスマートな草食系
積水ハウスと三井ホームの営業マンが、それぞれどんな方だったのかお話しします。
すべての営業マンを見たわけではないので、とてもじゃないですが、一般的なお話しはできません。
あくまで、カツオ個人の体験として聞いてください。
積水ハウスの営業マン:熱意と根性の肉食系
積水ハウスの営業マンは、ずばり「熱意の塊」でした。
30代前半で比較的若かったからでしょうか。
すべてのハウスメーカーの中で、最もストイックに働いている営業マンでした。
礼儀正しく、お話もとても上手です。
施主側の考えや行動を予測して、常に思考を先回りしていました。
・打ち合わせ場所は、すべて施主の希望通りの場所。
・実例見学会やTomorrow’s Life Museumなど、移動が必要なときは車でお迎え。トヨタのアルファードで、運転手付き。車内には、飲み物まで準備されています。
・1日しか準備する時間がなかったにも関わらず、間取りを3プラン、すべて手書きで作成してきたこと。
・見積もりの打ち合わせで、準備してきた資料の量がハンパなかった。
・最終見積もりの打ち合わせでは、即決を迫る感じはありました。見方を変えれば、これも熱意でしょうか。
三井ホームの営業マン:紳士でスマートな草食系
一方で、三井ホームの営業マンは「紳士、合理的、草食系」な感じでした。
三井ホームの営業マンは、紳士的な雰囲気があります。
性格は、積水ハウスが「肉食系」なのに対して、三井ホームは「草食系」な感じです。
三井ホームの場合、積極的に営業をかけるというより、”施主の要望に応える”スタンスでした。
どちらがいいとかではなく、人によって相性がわかれると思います。
また、三井ホームの営業マンのほうが「スマート」な感じでした。
無駄なことを減らし、合理的に物事を進めます。
人によっては「熱意が足りない」と思うかもしれませんが、ぼくは嫌いじゃないです。
たまに、「もっと頑張ってほしい」と思うこともありましたが。
効率化と表裏一体なので、なんとも言えません。
三井ホームの場合、施主が求めれば、基本的には応えてくれます。
これは良いことですが、「言わなければやらない」ということでもあります。
ある意味、いろんなことに目を配らなければならない苦労が、あるかと思います。
一方で、積水ハウスの場合は、施主の要望に対して聞く耳が、少し足りない印象もあります。
熱意はすごいですが、そのぶん積水ハウス側のペースに持っていかれます。
まとまりのない話で恐縮ですが、以上のような印象を感じております。
身も蓋もありませんが、ぼくの意見はあくまで一例でしかありません。
カツオ個人の体験です。
ほかのブロガーさんも体験談を載せていることがあります。
僕も参考にしているブログを4つ、ご紹介します。
- 「積水ハウスで洋風の家を建てる」byガラシャさん(Twitter)
積水ハウス施主。三井ホームも検討された方。キレイで上品な家づくりを目指したい方は、参考になる情報が盛りだくさんです。 - 「ゆりのいえ」byゆりさん(Twitter)
積水ハウス施主。積水ハウスの検討記録を読むと、積水ハウスの雰囲気をつかめるかも。即決値引き交渉の回は、すごく共感してしまいました。 - 「サモエドの家」byでかサモちゃん(Twitter)
三井ホーム施主。三井ホームとの打ち合わせ検討記録が、参考になります。担当者のニックネーム(アキナ、パントリー、ウィスパーなど)がカワイイw - 「BLF@注文住宅を建てる」byBLFさん(Twitter)
HM未決(2021年5月時点)。驚きの更新量、情報量。ハウスメーカー選びの体験談が、参考になります。
いろんな方の経験談を知ると、だんだんとハウスメーカーの雰囲気が掴めてきます。
ぼくも読んでいて「そうそう!そうなのよ!」と、うなずいてしまうことがあります。
とはいえ、結局はあなたの担当になった営業マンが”特殊”な場合もありますけどね・・・
これも、ご縁です。
施工体制:積和建設 vs 地域工務店
さて、施工体制についても、お伝えしていきます。
どんなに素敵な図面を書き上げても、最後に家を作るのは大工さんです。
つまり、ハウスメーカー選びでは、施工体制も重要なポイントになります。
先に結論を言うと、”一般的には積水ハウスのほうが安心”だと思います。
もちろん、両社ともに施工体制については、業界トップクラスです。
ぼく自身、三井ホームの施工に、今のところ満足しています。
しかし、平均で考えたら、積水ハウスに軍配が上がるのではないでしょうか。
なぜなら、積和建設の存在があるからです。
詳しくお話していきます。
積水ハウスの施工体制:積和建設
まず、積水ハウスの施工体制について。
積水ハウスの家を施工するのは、基本的にはグループ会社である「積和建設」です。
社員数4000人以上の大企業。
積水ハウスの施工に関して、「右に出るものはいない」専門集団です。
全国に渡り、積水ハウスの施工を行っています。
これは言い換えると、”施工品質にばらつきが少ない”ということです。
統一されたルール、トラブルの共有、人員調整など、多岐にわたるメリットがあります。
ただし、積水ハウスの家をすべて「積和建設」が担当するわけではありません。
「地域工務店」による施工となる場合もあります。
「地域工務店」といっても、ただの工務店ではありません。
積水ハウスが発注する工務店は、厳格な基準をクリアしたところだけです。
通称「ハウス会」なんて呼ばれています。
さらに、工務を担当する大工は、積水ハウスの研修を受けさせられます。
研修を修了していなければ、建築現場で積水ハウスのヘルメットをかぶることすら、許されません。
積水ハウスとしても、グループ外企業に施工を依頼するからには、入念な体制を敷いています。
三井ホームの施工体制:地域工務店
一方で、三井ホームの家は、基本的に「地域工務店」が施工します。
ごく一部のエリアでは、グループ会社である「三井ホームエンジニアリング」が施工を担当します。
ちなみに、ぼくのエリアは地域工務店でした。
ですが、今のところなんら不満はありません。
工務店の大工さんや棟梁、そして三井ホーム本体の現場監督など、みなさんしっかりされています。
運がよかっただけかもしれませんが。
グループ会社に施工専門部隊を持っていることは、両社共通です。
しかし、積水ハウスの「積和建設」のほうが手広くやっています。
また、「ハウス会」「研修」など、施工へのこだわりが強い。
そういった点も、頭の片隅に入れておいたほうが良いかもしれません。
契約後の間取り検討期間:2カ月 vs 4か月
ここでは、カツオの個人的な体験をお話しします。
実は、契約後の間取り検討期間に、両社で違いがありました。
・三井ホーム ⇒ 4ヶ月
※契約後の検討期間には、個人差があります。
打ち合わせ期間は、長いほうが良いと思います。
ぼくの場合は、積水ハウスとの打ち合わせ期間は「2ヶ月まで」と言われてしまいました。
「4カ月できないか」と打診しましたが、断じて受け入れてもらえませんでした。
なぜなら、「積和建設」の工事スケジュールを埋めたかったようです。
僕が検討していたときは、積水ハウスの着工棟数が減少しており、積和建設の方々の雇用が危ない状況でした。
どれくらい効果があったのか不明ですが、「ご協力いただく代わりに、お見積りを頑張らせていただきます」と、営業マンはおっしゃっていました。
ぼくは調整できませんでしたが、実際には「4ヶ月以上」打ち合わせをした方もいます。
逆に、「1カ月」で打ち合わせが終わった方もいるようです。
ある意味、それが積水ハウスの特徴かもしれません。
つまり、「打ち合わせ期間が人によって異なる」ということです。
あなたもこの点は、十分に気を付けてください。
積水ハウスの強み:ベルバーン、施工品質
三井ホームに比べて、積水ハウス良いところは、
- ベルバーン
- 施工品質
の2点です。
ベルバーンが使えるのは、積水ハウスだけです。
さらに言えば、木造シャーウッドだけ。
これは、強力な差別化になっています。
また、施工品質については、グループ会社の「積和建設」の存在感が大きいです。
ぼく個人の体験で言うと、三井ホームの施工になんら問題はありません。
しかし、全国すべての施主に対して、同じクオリティでサービスを提供できるかと言われると、やはり企業の体制が気になります。
- 基本的に「積和建設」という大企業が施工する積水ハウス
- 基本的には、地域の工務店にお願いする三井ホーム
これらを比べてしまうと、おそらく積水ハウスのほうが”無難”ではないでしょうか。
そのほか、積水ハウスのメリットについては、他の記事でもご紹介しています。
この機会に、ぜひご覧いただければ幸いです。
三井ホームの強み:デザイン、価格
三井ホームの強みは「デザイン」です。
洋風が良いとか、三井ホームが好きとか、そういう意味ではありません。
それはただの主観です。
そうではなく、三井ホームは「デザインを決めていくプロセス」に強みがあります。
特筆すべきは、「公式HPに掲載されている商品ラインナップの数」です。
2021年5月時点で、20種類のデザインが公開されています。
まず間違いなく、あなた好みのデザインを見つけることができるでしょう。
家のデザインについて、ゼロからアイデアを絞り出すのは、大変なことです。
「家づくりは初めて」という人がほとんどです。
そんなとき、三井ホームの豊富なラインアップを見ると、自分の好き嫌いがハッキリとわかります。
三井ホームのデザインの中から好きなものを見つけると、担当者と外観や内観打ち合わせがとてもスムーズ。
これは、強力な安心材料です。
なぜなら、担当者と施主の間で、目標とするイメージがしっかり共有されるからです。
そして、三井ホームのもう一つの強みは「価格」です。
もちろん、決して安くはありません。
しかし、積水ハウスと比較した場合には、価格が強みになるのではないでしょうか?
冒頭で価格は「同じくらい」「人による」とお伝えしました。
それと矛盾してしまう話になりますが、「三井ホームは、価格と提供価値のバランスに優れている」と個人的には思います。
一応、価格に関して参考になる坪単価を載せておきます。
あと、トミーさん(Twitter)のYouTubeチャンネルでも、見積もり金額が紹介されています。
参考になるので、見てみてください。
↓
我が家が三井ホームにした理由:営業マン、価格、Lucas
積水ハウスは最後の最後まで、最有力候補でした。
積水ハウス「シャーウッド」は魅力的です。
それに加え、ぼくにとって積水ハウスの一番の魅力は、営業マンでした。
営業マンの熱意に打たれ、「この人と家づくりをすれば、絶対に安心」とまで感じました
一方で、三井ホームの営業マンも、積水ハウスと同じかそれ以上に優秀でした。
礼儀正しく、仕事が丁寧で、知識も豊富です。
最終的にカツオが選んだのは、三井ホームでした。
その理由は、「営業マンが優秀」だったことに加えて、「価格」と「Lucas」が決め手でした。
もちろん「価格」については、人それぞれです。
人によっては、三井ホームのほうが高い見積もりを出される人もいるでしょう。
しかし、カツオの場合は三井ホームのほうが、魅力的な金額となりました。
単に「安いからいい」というわけではなく、価格とのバランスで考える必要があります。
そういった視点で考えても、三井ホームの家づくりは、大変満足のいくものです。
そして、「Lucas」というデザインも気に入りました。
わが家が三井ホームを選んだ理由について、以下の記事で詳しく解説しています。
⇒【三井ホーム】我が家が三井ホームに決めた5つの理由
まとめ
積水ハウスも三井ホームも、どちらも最高のハウスメーカーです。
ここだけの話、積水ハウスとは契約寸前まで行きました。
契約手付金の100万円を、払ってしまったほどです。
(後日、返金していただきました。)
しかし、妻と一緒に悩みに悩んで、最終的には三井ホームを選ぶことにしました。
積水ハウスを断るとき、妻は泣いておりました。
ぼくも、泣きかけました。
生まれ変わってまた家を建てられるなら、積水ハウスと三井ホーム、この2社は必ずまた検討します。
ハウスメーカー選びは、「ご縁」だと思います。
営業マン、設計士、間取り、デザイン、金額など、不確定な要素がたくさんあります。
「思ったより見積もりが高い…」
「担当者がひどすぎる…」
「なんでこんな間取りになるの…」
などなど。
例えば、AさんBさん2人が同じハウスメーカーを検討しても、2人ともまったく異なる“状況”に置かれます。
なので、一概に「積水ハウスと三井ホームのどちらが良いか」など決して言えません。
ぜひ、あなたの目で比べて確かめてみてください。
そのときに、この記事でお話した内容が少しでも役に立っていたら、嬉しいです。
僕はいままでに、三井ホームの施主70人以上と話をしたことがあります。
Tfamilyさんと共同で運営している「三井の会」というコミュニティ、見学相談会、Twitter経由でのDMなど、様々な場面で施主さんのご相談に乗ってきました。
あなたももしお悩みのことや気になることがあれば、TwitterのDMにてご連絡ください。
また、三井ホームの優秀な営業マンを紹介する活動もしています。
グループ長(旧:所長)の紹介を確約しているのは、日本全国でカツオだけ。
憧れの三井ホームで家づくりを成功させたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
⇒【紹介割引3%~】三井ホームの優秀な営業マンを紹介します(全国対応)
それでは。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
カツオ