![カツオ](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/03/⑩-1こんにちは.jpg)
こんにちは!
カツオです。
この記事では、僕が一条工務店をやめた理由をお話しします。
僕は、2021年に三井ホームで家を建てました。
でも実は、注文住宅を検討し始めたばかりの頃は、一条工務店で建てたいと思っていました。
むしろ「一条で建てるために、僕は生まれてきた」と思ったくらいですw
それくらい、一条工務店に惚れこんでいました。
新垣結衣にするか、長澤まさみにするか、一条工務店にするか。
そのくらいのレベル感。
それなのに、なぜやめてしまったのか?
実は、いくつかターニングポイントとなる“きっかけ”がありました。
この記事では、僕の体験談をお話しするとともに、一条工務店の問題を解説します。
ただし、これはあくまでカツオの体験談。
一条工務店のことを、一概に悪く言うつもりはありません。
とても良いハウスメーカーです。
この記事を読んで、
「それ、うちも言われた!」
「言われてみれば、一条ってそういうところあるよな…」
というように共感したとしたら、それは危険信号です。
僕と同じように、一条工務店をやめたほうがいいかもしれません。
逆に、
「うちの営業マンは大丈夫」
「カツオさんとは、レベルの違う提案をしてもらっている」
といった印象を受けたらなら、GOです。
あなたは恵まれています。
さあ、あなたはどちらでしょうか。
気になる方は、最後まで読んでみてくださいね。
それでは、やっていきましょう!
ちなみに、この記事を読んだ感想を20人以上からいただきました!
匿名の口コミサイトよりも、信憑性の高い情報がたくさんあります。
ぜひ、僕のTwitterも覗いてみてください。
↓
ちなみに、個人的に三井ホームの優秀な営業マンを紹介する活動もしています。
グループ長(旧:所長)の紹介を確約しているのは、日本全国でカツオだけ。
もしご興味があれば、以下の記事をご覧ください。
⇒【紹介割引3%~】三井ホームの優秀な営業マンを紹介します(全国対応)
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2021/03/キャプチャ-3-520x300.png)
目次
僕は一条工務店で建てるつもりだった
あなたは、どうやって注文住宅の情報収集をしていますか?
ブログ、YouTube、SNSなど、いろいろありますよね。
カツオの場合、YouTubeから情報収集をスタート。
気が付くと、1000本の動画を見ていました。
いろんな動画を見ました。
特に半分以上は「住宅の性能」に関する動画です。
いまやYouTube界に限らず、いたるところで「住宅の性能」が話題になっています。
「日本の住宅は性能が低い」
「性能が低いと、光熱費がかかる」
「健康や死亡率にも影響がある」
などと言われています。
性能は高い方が良い。
その論理は、至極あたりまえです。
YouTubeの動画で勉強していくうちに、僕は影響されていきました。
いま思えばそれはまるで、ひとつの”信仰”を持つような感覚でした。
「ホントは安いエコハウス」や「エコハウスのウソ」といった本でも勉強しました。
ちなみに、家づくりに関するおすすめの本は、以下の記事にまとめています。
⇒家づくりのことなら、この本を読め!おすすめの本をご紹介。
カツオは、
「性能をいちばんに考えた家づくりを目指したい」
と思い、ひとつの答えにたどり着きました。
「一条工務店で建てたい」
どのハウスメーカーよりも先に、一条工務店の展示場に行きました。
大きな期待を胸に。
やめた理由①:仮契約を迫られた
一条工務店の展示場で初めてお会いした営業マンは、“デキる営業マン”という印象。
堂々としており、説明もわかりやすい。
役職は店長。
ベテランのオーラがありました。
一級建築士の資格まで持っており、建築の知識が豊富です。
しかし、1点だけ欠点がありました。
とにかく「押しが強い」のです。
当時のカツオのメモには、こう書いてあります。
所感
いろんな案内が完璧で、必要十分な情報を入れてくる。鍛えてると思う。
とにかくすべての質問に対して即答。知識量が素晴らしく、心強い。
土地に対する知識も豊富だし、建築の知識も豊富。
おまけに土地の仲介コスト削減まで取り組む姿勢や、別のエリアを提案してくる感じとか、顧客の満足度を高めるために努力してくれる姿勢が素晴らしい。
理系なのかコミュニケーションがかみ合わないことがあるが、それほど苦にはならない。
各種設備についてのオシが強く、どこまで信じていいものかわからなくなる。冷静に対応したい。
当時このようなメモを、Googleスプレッドシートにまとめていました。
検討候補のハウスメーカー約20社について、会って話したことや営業マンの印象を記録しています。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット-2022-08-22-230549-1.jpg)
縦にハウスメーカーを並べて管理
一条工務店の展示場に、2回目の訪問をしたときのことです。
ひと通り、一条工務店のことを理解しました。
するとそこで、営業マンのクロージングが始まりました。
![営業マン](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/08/image.png)
土地探しも、一緒にやらせていただきます。
ただし、すぐに良い土地が見つかるとも限りません。
カツオ様の家づくり計画は、長期戦になる可能性があります。
しかし、一条工務店の坪単価は年々上がってきております…
実は、仮契約をしていただくと、坪単価をいまの金額で確定することができます。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット-2022-08-22-222714.png)
土地がなかなか見つからないと、一条工務店の坪単価が上がってしまう…
でも仮契約をすれば、今の坪単価で確定できる。
そんなことを聞いたら、だれでも飛びつきたくなりますよね。
カツオは仮契約しませんでした。
仮契約がいかに危険かを、知っていたからです。
僕がよく参考にした書籍「絶対にしくじらないハウスメーカー選び」には、こう書かれています。
↓
ここで要注意なのは、間取りや仕様について十分に詰めていない段階で、「とりあえず仮契約しましょう」と迫る営業マンですね。(中略)「本契約までに間取りも仕様も変更できます。とりあえず仮契約ですから」と、こんなことを言う営業マンは完全にNGです。
引用:絶対にしくじらないハウスメーカー選び
契約に「仮」なんてないですから。車で言えば、実物の車を見せたり試乗させたりしないで、カタログだけ見せて契約しましょうって言うようなものです。
上記の事前知識があったので、営業マンから仮契約を持ち出されたときは残念でした。
仮契約の説明をする営業マンの目をじっと見て「この人はいま、どういう気持ちなんだろう」と想像しました。
そのときの情景は、いまでもよく覚えています。
会って2回目でクロージングとは、いい度胸をしています。
もしあなたの営業マンが仮契約を迫ってきたら、その営業マンと検討を進めるのはやめたほうがいいです。
なぜなら、施主よりも自分の利益を優先する営業マンだから。
そんな営業マンと、良い家づくりができるわけがありません。
もし仮契約をしたら、一条工務店で建てる約束をすることになります。
あとで解約となると、仮契約時に入金した金額から、一部かかった費用が差し引かれます。
仮契約といっても立派な契約。
そんな重要なことを、“仮”というオブラートに包んで提示してくる営業マンを信用できますか?
断言します。
仮契約とは、情弱ビジネスです。
カツオがおすすめする本のひとつに「住宅営業マンぺこぺこ日記」というのがあります。
そこには、こう書かれています。
そもそも「仮契約」「本契約」などというものは存在しない。厳密にいうと小倉さんのいう「仮契約」は「工事請負契約」であり、「本契約」は「工事変更契約」というもの。お客はふつうに契約して、その後に最初の契約と内容が変わるので変更契約するだけの話。
引用:住宅営業マンぺこぺこ日記
ちなみに、全額返金の約束をしたうえで仮契約を結ぶケースがあります。
一見すると、好印象かもしれませんが、これも立派な”囲い込み”です。
人は100万円などの大金を入金すると、スイッチが入ります。
決意表明みたいなものです。
そして、打合せを進めていくうちに、だんだん他のハウスメーカーを見なくなります。
わかりやすく例えるなら、お見合い結婚みたいなもの。
結婚という大きなハードルを先に越えてしまえば、なんだかんだ妥協して家庭を維持します。
それが幸せだと思う方は、仮契約しても大丈夫だと思います。
「結婚してから好きになる」
「仮契約してから好きになる」
そういうのも、人によってはアリかもしれません。
![営業マン](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/08/image.png)
仮契約、いかがいたしますか?
![カツオ](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/02/①困る_2.jpg)
いえ、結構です。
(クロージング早いな…)
仮契約を持ち掛けられたことにショックを受けつつ、丁重にお断りしました。
客の利益よりも、自分の利益を優先する様子に、少し不安を感じ始めました。
やめた理由②:客の要望に耳を傾けない
押しが強い営業マンでしたが、優秀であることは確か。
一条工務店への想いは、まだ揺らぎませんでした。
2回目の展示場訪問の次は、宿泊体験施設を見学させてもらいました。
宿泊体験施設は素晴らしかったです。
営業マンの説明もわかりやすい。
やはりここでも、一条工務店の性能に惚れました。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/08/image-1.jpg)
それは嬉しかったんだけど…
しかも、幸運にも送迎までしていただきました。
宿泊体験施設からの帰り、車の中で以下のような会話になりました。
![営業マン](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/08/image.png)
注文住宅を建てたら、何年くらい住まれる予定ですか?
![カツオ](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/02/④笑う.jpg)
25年くらいですかね。
子供が社会人になって、自立する頃には引っ越すのもアリだと思います。
マンションを買って住み替えるのも、興味があります!
![営業マン](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/08/image.png)
それは無理ですね。
マンションを買うお金は、どうやって用意するんですか?
![カツオ](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/03/⑯_3落ち込んでいる.jpg)
ま…まあ、家の売却ですかね。
(いきなり詰めてきた…怖い)
「それは無理ですね。」
「マンションを買うお金は、どうやって用意するんですか?」
営業マンが、このように全否定したことに僕は困惑しました。
一条工務店の営業マンを思い出すときは、いつもこのシーンが頭の中で浮かびます。
おそらく一生忘れません。
車には、妻も子供も乗っていました。
僕の歯切れの悪い回答に、その場が凍り付きました。
この後も色々話しましたが、よく覚えていません。
とにかく早く、家に到着するのを待つのみでした。
いま思い返せば、この一連の会話はクロージングだった可能性が高いです。
営業マンは、
「一条工務店の家が、いかに長持ちするか。」
を力説したかった。
「注文住宅を建てたら、何年くらい住まれる予定ですか?」
「長く住みたいですよね?それなら一条ですよ。」
と言いたかった。
営業マンも仕事なので、誘導したい気持ちはわかります。
しかし、お客さんの考えを全否定するのはいけません。
「お客さんの考えに寄り添うのではなく、一条工務店に染めてやろう。」
そのような下心が透けて見えるのです。
これは、一条工務店の文化かもしれません。
彼は店長です。
少なくとも彼が管理する展示場では、このような押し売り営業スタイルが基本になっている可能性が高いです。
宿泊体験施設の見学からしばらくして、
「試しに間取りと見積もりを出させて下さい」
と言われました。
建築予定エリアで売れ残っている土地を参考に、仮に建てるとしたらどうなるのか、という試みです。
とてもアグレッシブ。
![カツオ](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/02/③悩む.jpg)
営業マンは、とにかくクロージングを仕掛けてきます。
「仮に建てるとしたら」というのも表面上の理由で、うまくいけばそのまま契約するのが目的です。
クロージングの香りがするのは、心地よくはありません。
しかし、図面や見積もりをいただけるのは、素直に嬉しかったです。
ただひとつ、問題が…
何度やめたいと言っても、太陽光を見積もりに入れてくるのです。
太陽光付けるか付けないか問題について、カツオは付けない派です。
<補足> 太陽光設置により、金銭面で得をするかどうかは初期コストによります。 しかし、基本的には太陽光より金融投資のほうが効率が良いと思っています。 とはいえ、太陽光を付ける理由は、お金の損得だけではありません。 付けたい人たちの意見もよくわかります。 みんなが自分の思うように、好きなほうを選んだら良いと思っています。
カツオは、「太陽光を付けない派」。
しかし、営業マンは断固として「太陽光を付ける派」でした。
例えば初回の見積もりで、このような資料をいただきました。
↓
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/08/スクリーンショット-2022-08-23-005501-1.jpg)
上記の資料は、いかに太陽光がお得かを示すものです。
前提が緩く設定してあり、僕が独自に行った試算とはまったく異なる結果になってます。
ちなみに自分で計算する方法については、以下の記事で解説しています。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2020/08/image-6-160x160.png)
![営業マン](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/08/image.png)
太陽光は絶対にお得です。
![カツオ](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/02/③悩む.jpg)
そうですか。
でも、太陽光はやめたいです。
見積もりから除外してください。
![営業マン](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/08/image.png)
なんでですか?
こんなにお得なのに。
![カツオ](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/02/③悩む.jpg)
理由は、かくかくしかじか。
![営業マン](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/08/image.png)
いやいや、そうではありません。
かくかくしかじか。
![カツオ](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/03/⑯_3落ち込んでいる.jpg)
(施主の要望を聞いてくれない…)
オプションの調整などで、見積もりを3回もらいました。
太陽光だけでなく、「耐水害」や「さらぽか」など他のオプションも外すのが大変でした…。
ひとつひとつ、カツオが営業マンを説得しなければならないのです。
そして太陽光だけは、毎回見積もりに入れてくるのです。
やめたいと何度も言っているのに、です。
そのたびに、同じ議論の繰り返し。
とにかく施主の要望を聞きません。
一条工務店のスタイルを、押してきます。
オプションが採用されれば、建築費用が上がります。
すると店長としての売上目標や利益目標も達成しやすいでしょう。
なぜ彼の成果のために、僕たちがそのオプションを入れなければならないのでしょうか。
このあたりから、
「僕たちの要望を素直に聞いてくれない人に、家づくりを頼んで大丈夫だろうか」
と思うようになりました。
もちろんこういう営業マンばかりではないとは思いますよ。
でももし、あなたにも心当たりがあるなら、一条工務店はやめたほうがいいかもしれません。
やめた理由③:契約前の間取りは”飾り”
「だめだ。一条工務店は、やめよう。」
それまで抱いていた不安が、ついに確信に変わります。
それは、間取りを提示された時のことです。
気に入った土地が見つかったので、一条工務店に間取りを書いてもらいました。
![営業マン](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/08/image.png)
間取りを書いてきました。
いかがでしょうか。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/08/image-3-887x1024.jpg)
※紙の資料をスキャンしたため、一部歪んでいる箇所があります。
上の間取り図を見て、どこか問題に感じる箇所はありませんか?
間取りを見るトレーニングだと思って、少し考えてみてください。
それでは、答え合わせをしましょう。
この間取りには、2つの大きな問題があります。
- 階段への動線
玄関から階段に向かうとき、ダイニングテーブルがあって通りにくいです。
間取りに書かれていダイニングテーブルは、幅140cmほどで大きくありません。
実際にカツオがいま使っているテーブルは、幅180cmです。
この間取りでは、置くことができません。
小さいテーブルを使えばいいのでしょうが、自由度がないのは危険です。 - キッチンの配置
残念ながら、キッチンの前がデッドスペースです。
しかも、キッチンが映えません。
今のご時世、キッチンはインテリアの一部。
正面から対面キッチンとカップボードが眺められないと、もったいないです。
そもそも、対面キッチンは何かと”対面”していることがメリット。
リビングで遊ぶ子供を見守ったり、テレビを見ているパートナーと会話したり。
この位置では、対面キッチンの意味がありません。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/08/image-3-1-881x1024.jpg)
間取りを作るときは、まず「ゾーニング」を行うのが基本。
ゾーニングとは、
「水回りは1回の西側かな」
「リビングは2階の南にしよう」
「そうすると階段はこのへんかな」
というように、ざっくり配置を考えることです。
間取りを考えるときは、このゾーニングこそが勝負の分かれ目になります。
お客様のすべての要望を満たすことはできません。
予算や延床面積など様々な制約があるなかで、最適な配置を考えるんです。
それがゾーニング。
ゾーニングをはじめ、間取りの作り方について詳しく知りたい方は「間取りの方程式」がおすすめです。
買って勉強してみてください。
間取りをあなたが書く必要はありませんが、間取りをチェックする力はあったほうが良いです。
話を戻します。
一条工務店の間取りには、2つの問題がありました。
しかも、それ以外にも、そもそも1階にリビングがあるのも良くないのです。
我が家の南面と西面は、私有地の通路です。
リビングの窓のカーテンは、閉めっぱなしになることが目に見えています。
しかも。
しかもですよ。
間取りを指摘したあとが、問題なんです。
![カツオ](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/02/①困る_2.jpg)
あの…ここをこうしてほしいのですが…
![営業マン](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/08/image.png)
大丈夫です。
間取りは契約後にいくらでも変えられます。
![カツオ](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/02/①困る_2.jpg)
間取りの変更は、契約後ですか…
![営業マン](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/08/image.png)
問題ありません。
基本的に、延床面積×坪単価で金額が決まります。
間取りは契約後にいくらでも変えられます。
とにかく、「間取りは契約後にいくらでも変えられます」の一点張り。
ヘンな間取りを見せられて、誰が契約するんでしょうか。
“契約後にいくらでも”という表現も疑わしいです。
実際に「原則総2階」「窓の上限数が決まっている」といった、いわゆる”一条ルール”が大量にあります。
この状態で「契約してください」は、虫が良すぎませんか。
“百年の恋も冷める”とは、まさにこのことです。
もしかすると、これも一条工務店の営業スタイルなのかもしれません。
僕が体験した一条工務店の営業スタイルまとめ
僕が体験したことをもとに、一条工務店の営業スタイルをまとめると、こんな感じです。
↓
住宅性能、標準仕様のわかりやすさ、オプション設備が魅力的。
合理的に考えれば考えるほど、一条工務店しかない。
客は盲目的になっていく。
まずは仮契約で、囲い込みを狙う。
知識がなく、盲目的になっている客はだいたいここで決まるかと。
仮契約を取れなくても、一条工務店らしい家づくりを、猛烈に押していく。
契約前の客に、設計士の人件費を割かない。
営業マンが間取りを書くことで、コストを抑える。
お客様は、間取りに多少違和感を感じることがある。
それは「契約後に間取りはいくらでも変更できますから」で回避。
“一条ルール”の範囲で、間取りを作り直す。
客から多少不満は出てくるかもしれないが、すでに契約は取れてるからオッケー。
上記は、あくまで僕の体験談から分析したものです。
全員に当てはまるものではありません。
しかし、少しでも心当たりがあるなら、要注意です。
少なくとも、STEP2の仮契約にだけは、引っかからないようにして下さい。
一条工務店は、比較的若い世代に人気のハウスメーカーです。
オリコン顧客満足度ランキングで総合5位。
一方で、20代・30代に限定すると3位です。
順位 | 総合 | 20代・30代 |
---|---|---|
1位 | スウェーデンハウス | へーベルハウス |
2位 | へーベルハウス | 積水ハウス |
3位 | 積水ハウス | 一条工務店 |
4位 | 住友林業 | 住友林業 |
5位 | 一条工務店 | 三井ホーム |
6位 | 三井ホーム | パナソニックホームズ |
一条工務店は、公式インスタグラムやネット広告を活用し、若い世代の客を獲得しています。
ネット上で一条工務店を知った人は、まず一条工務店の展示場に行きます。
ほかのハウスメーカーよりも前に。
一条工務店の営業マンはそれを知っており、序盤からガンガン「囲い込み」を仕掛けます。
- 仮契約で、他のハウスメーカーを見させない。
- 延床面積で金額が決まるのをいいことに、契約を迫る。
一条工務店のこのような営業スタイルに心当たりがあるなら、建てるのはやめたほうがいいかもしれません。
特に若い世代の方で「インスタを見ました~」と言って、ふらっと展示場に行った方は要注意です。
今からでも、他のハウスメーカーを検討するのは遅くありません。
やめた理由まとめ:僕たちの人生にもっと寄り添ってほしかった
注文住宅を建てようと決意し、最初に興味を持ったのは「住宅の性能」でした。
大手ハウスメーカーのなかで、ダントツの高性能住宅が建てられることを知り、一気に一条工務店に気持ちが傾きました。
しかし、フタを開けてみるとそれは残念なものでした。
- 検討初期から「仮契約」を迫られる
- 「○○は絶対入れた方がいいです」とオプションをゴリ押しされる
- 間取りを指摘しても「契約後に変更できます」
などなど。
一条工務店の、押し売りを体感しました。
そこには「お客様の要望に寄り添う」本来の営業マンの姿はありませんでした。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/08/image-5.jpg)
「このオプションは絶対に付けたほうが良いです」
「間取りはあとからいくらでも変更できますから」
仮契約は断ればいいです。
オプションのゴリ押しも断ればいい。
ですが、間取りに関しては、どうしようもありません。
カツオの家族みんなが幸せに暮らせるイメージが、まったく持てませんでした。
一条工務店の間取りを見て、カミナリに打たれたような気分になりました。
「性能ばかり追求すると、こうなるのか」
と痛感したのです。
「いやいや、性能と間取りは両立できるからwww」
と思うかもしれません。
性能にコストをかけても、間取りをあなたが書くなら両立できるでしょう。
しかし、間取りを自分で書くことはお勧めしません。
優秀な設計士に書いてもらうべきです。
そうすると、設計士の人件費がかかります。
それでもなお、性能と間取りを両立できるでしょうか?
注文住宅は妥協の連続です。
限られた予算のなかで、すべての要望を満たすことはできません。
必ずどこかで、バランスを調整することになります。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/08/image-5.png)
性能と間取りのバランスが大事
一条工務店を真剣に検討する中で、カツオは学びました。
「性能は最低限でいいから、カツオの家族が幸せになれる間取りを真剣に考えてほしい」
そう思うようになりました。
それからは、僕たちの人生にもっと寄り添ってくれる人を、探すことにしました。
これが、一条工務店をやめた理由です。
その後、三井ホーム、積水ハウス、住友林業を検討しました。
この3社は、優秀な設計士がいるハウスメーカーです。
しかも、契約前から設計士が提案してくれます。(例外はありますが)
最終的に、とても素敵な間取りを書いてくれた三井ホームに決めました。
営業マンが最も優秀だったことも、決め手となりました。
押し売りなどせず、施主の要望に真摯に耳を傾ける、最高の営業マンでした。
実は、三井ホームの住宅性能は、思ったより悪くありません。
三井ホームは、一条工務店と同じツーバイフォー工法。
比較的、高気密高断熱な住宅を立てやすいハウスメーカーです。
Ua値は0.5ですが、十分快適に暮らせています。
なによりも、素敵な間取りで暮らせていることが、最高です。
この”バランス”が、カツオの出した答えでした。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_0066_2-1024x683.jpg)
ちなみに僕はいままでに、三井ホームの施主70人以上と話をしたことがあります。
Tfamilyさんと共同で運営している「三井の会」というコミュニティ、見学相談会、Twitter経由でのDMなど、様々な場面で施主さんのご相談に乗ってきました。
あなたももしお悩みのことや気になることがあれば、TwitterのDMにてご連絡ください。
また、三井ホームの優秀な営業マンを紹介する活動もしています。
グループ長(旧:所長)の紹介を確約しているのは、日本全国でカツオだけ。
もしご興味があれば、以下の記事をご覧ください。
⇒【紹介割引3%~】三井ホームの優秀な営業マンを紹介します(全国対応)
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2021/03/キャプチャ-3-520x300.png)
それでは。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
カツオ