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TOEIC800点から900点の勉強時間と勉強法まとめ

カツオ
カツオ

こんにちは!
カツオです。

僕は2022年7月に、TOEIC910点を取りました。
日本生まれで、34歳のシステムエンジニアです。

仕事や日常生活で、英語を使うことはありません。
英語圏に留学したこともありません。
それでも通勤時間にコツコツ英語の勉強をし、なんとかTOEIC900点の大台を突破しました。

2022年7月にTOEIC910点を獲得

Twitter上でも、たくさんの方に祝福いただきました!
ありがとうございます。

TOEIC900点までの道のりは、想像してたよりも過酷でした。
というのも、
「TOEIC900点なんて、コツコツやれば確実に取れる」
と思っていたから。

実際にやってみた感想は、
「テキトーに勉強してたら、一生ムリ。」
それがTOEIC900点です。

TOEICスコアの推移
845から885あたりで、スランプ発動。
スコアが785に落ちた時は、絶望しました。

800点付近をウロウロしていたころ、TOEIC900点になかなか到達できませんでした。
コツコツ勉強しているはずなのに、意外と取れないんです。
なんなら785点にスコアダウンしました…

そこには、
「TOEIC900点の壁」
がありました。

なんとか910点を獲得した経験から、確実に言えることがあります。
それは「TOEICにはTOEICの攻略法がある」ということ。

あなたは心のどこかで、こう思っていませんか?
「本当の英語の実力を付けたい」
「TOEICの点数を取るのが目的じゃない」

ってね。

ドヤァ…

カツオも、最初の頃はそう思っていましたよ。
「本当の英語力を身に付けて、TOEICの点数は”ついで”に取る。」
一見すると、素晴らしい考え方ですよね。

しかし、この考えはいったん捨ててください。

本当の英語力ってなんですか?
それを得るには、果てしなく長い闘いになりますよ。
まずは現実的に考えて、賢くTOEIC900点を目指しましょう。

TOEIC900点は、ある意味“切符”のようなもの。
一度手に入れてしまえば、そこから新しいチャンスが生まれます。
留学とか海外転勤とか外資系企業に転職とか。

「本当の英語力」は、あとから身に付ければいいんです。
まずはTOEIC900点を取ることに、全力で取り組みましょう。

この記事は、僕が720点から910点までスコアアップした体験談をお話しします。
例えば、以下のようなことです。

  • 失敗したこと
  • 成功したこと
  • おすすめの勉強法・攻略法
  • 工夫したこと

TOEIC900点は誰でも取れます。
でもそれは、正しいやり方を知っている人だけ。

この記事を読めば、それがわかります。
あなたを、最短でTOEIC900点にご招待いたします。

さあ、準備はよろしいですか?
それでは、やっていきましょう!

カツオ
カツオ

TOEIC900点を獲得するために必要な情報を、すべて書きました。
2万字越えの超大作になってます。
これは、一般的な参考書の50ページ分に相当します。
お楽しみに。

TOEIC900点が欲しい理由

この章では、僕がTOEIC900点を目指すことにした理由を話しします。

もしかすると、あなたもカツオと同じ心境かもしれません。
だとしたらカツオの話を聞くことで、あなたのモチベーションがUPするかもしれません。

カツオは、理系の大学を卒業しました。
同期の多くは、メーカーに勤めています。
メーカーは、わりと海外で働くことが多い業界です。

一方でカツオは、金融業界のシステムエンジニア。
転勤が少ないのはありがたいです。
しかし、仕事で英語を使う機会はゼロです

いまから3年ほど前、久しぶりに大学時代の友人8名と飲み会をしました。(世界的ウイルス蔓延より前です)

そこでは、こんな会話が飛び交います。
「来年からカリフォルニアの研究施設に転勤なんだわ」
「こないだ、カナダに3カ月出張してきた。」
「いまドバイにいて、一時帰国してきた。」
などなど。

カツオ
カツオ

へぇ~、すげーじゃん。
はははは・・・

僕は聞いているだけで、みんなに話を合わせるのが精いっぱい。
大学の同期8人のうち5人が、海外経験ありでした。

それからというものの、悶々とした日々を送ります。
「日本でしか働いたことがない」
というのが、コンプレックスに。
心にトゲのようなものが刺さって、ずっと取れないような感じがしました。

それから1年ほど経ち、転機が訪れました。

勤めている会社の社員用サイトを見ていたら、
「件名:ロンドンへの3か月派遣について」
という告知がされました。

カツオが勤めている会社には、ロンドンにオフィスがあります。
とはいえ、ほぼすべて現地採用。
日本の社員がロンドンに行くことは、まずありえません。

告知をよく読むと、どうやら希望する社員のうち1名をロンドンの拠点に送り込むとのこと。
グローバル人材を育成することが目的のようです。
期間は3か月。

「これだ…」
「これだ・・・!」

これが、海外で働ける人生最後のチャンスかもしれません。
この告知を見たその日から、TOEICの勉強を始めました。

ロンドン派遣は、希望する社員のうち1名が選抜されます。
当然ながら、TOEICの点数が重要。

幸か不幸か、募集時期は”未定”となっていました。
というのも、世界的ウイルスの蔓延が始まったため。

ある意味、TOEICを勉強する時間に猶予が生まれました。
「いざ募集が始まるまでに、TOEIC900点を取る。」
そう誓いました。

TOEIC800点から900点の勉強時間

参考までに、TOEIC800点から900点までに費やした勉強時間をご紹介します。
あくまで僕の体験談なので、個人差はあります。

カツオのTOEICスコアの変化を描くと、こんな感じ。

TOEICスコアの変化

TOEIC800点のスタートラインは、2021年5月としています。
あくまで「TOEIC800点相当」のタイミングを想定してみました。

2021年5月~2022年7月の期間で、勉強時間を集計しました。
その結果はずばり、245時間です。

勉強時間245時間の内訳
  • スタディサプリEnglish(TOEICコース):228時間
  • TOEIC公式問題集(1回分):4時間
  • 出る単特急 金のフレーズ(英単語):13時間

僕の場合、TOEICの勉強は通勤時間に行いました。
片道30分電車に乗るので、往復で約1時間勉強できます。

だいたい月に15~18時間くらい。
それを毎月コツコツ積み上げていきました。

僕の場合、わりと長い期間コツコツ勉強しましたが、短期決戦で挑むのもぜんぜんアリです。
勉強時間245時間なので、毎日3時間勉強すれば、約3カ月でTOEIC800⇒900点は達成できます。
ぜひ参考にしてください。

<補足>
ちなみに、TOEIC720点⇒910点までの勉強時間は、トータル270時間でした。
仮にあなたがTOEIC600点だとしても、350時間くらいあればTOEIC900点までいける気がします。

スタサプもしくは公式問題集&キクタンで十分

TOEICの勉強は、ほぼすべて「スタディサプリEnglish」で行いました。

ちなみに、この記事で紹介する勉強法は、スタディサプリの利用を前提としていません。
あなたがスタディサプリを使っていなくても、大丈夫です。

スタディサプリの画面
TOEIC800⇒900までの勉強時間は228時間

スタディサプリ、通称「スタサプ」。
スマホでTOEICの勉強ができます。
僕は通勤時間で勉強したかったので、このアプリには感謝しかありません。

スタディサプリのメリット
  • 講師の関先生が、TOEICの攻略法や勉強法を教えてくれる。
    効率良く勉強できます。
  • 勉強がスムーズに進む。
    問題を解く⇒答え合わせする⇒単語を調べる⇒音声を聞き直す⇒ページをめくる
    といった動作が簡単。
    時間が節約でき、浮いた時間をさらに英語の勉強に費やすことができます。
  • 必要なのはスマホ1台だけ
    スキマ時間や移動時間に勉強できます。
    忙しい人でも、大丈夫。
    僕の場合は「TOEICの勉強=スタサプ=通勤時間にやる」でした。

毎月3000円くらいかかりますが、それ以上に時間を節約できます。
「お金で時間を買いたい人」はスタサプおすすめです。
気になる方は「7日間無料体験」を試してみてください。
(スタサプ公式サイトはこちら⇒https://eigosapuri.jp/toeic/

ちなみに僕が本で勉強するとしたら、以下の2つです。

これ以外の本は、買いません。
この2つで、十分です。

<補足>
ちなみに単語学習は出る単特急 金のフレーズ」が人気ですが、カツオはおすすめしません。
興味本位で買いましたが、効率が悪くて途中で使うのをやめました。

「出る単特急 金のフレーズ」は「日本語⇒英語」に訳す形式です。
「英語⇒日本語」よりも覚えるのが大変なので、非効率。
TOEICに必要な力は、「英語⇒日本語」です。

僕の場合は、スタサプの「TEPPAN英単語」で十分でした。
もし本で勉強するならキクタンTOEIC L&Rテスト SCORE800がおすすめです。
「英語⇒日本語」形式です。
また、耳で覚えるコンセプトなので、リスニング対策にも適しています。

TOEIC900点までを目標にするなら、「公式問題集」と「キクタンSCORE800」で十分です。
もう、ほかの参考書を探さなくて大丈夫です。
というか、探す時間がもったいない。

本で勉強するときに、気をつけてほしいことがあります。
正しい勉強法を知らずに挑むと、時間を浪費します。
最悪の場合、一生かけてもTOEIC900点を取れないかもしれません。

だから、正しい勉強法を学びましょう。
安心してください。
この記事の中に、すべてのコツを書きました。

この記事を読んで、紹介した本2つで勉強しましょう。
それだけで、TOEIC900点は取れます。

いたってシンプル。
あとは、やるかやらないか。
それだけです。

それでは次の章から、具体的にカツオの体験談をお話しします。
あなたがTOEIC900点を取るために、知るべき勉強法や攻略法を詰め込みました。

この記事を最後まで読んだら、あなたもTOEIC900までの道のりが見えてきますよ。

【720点】最初のスコア、最初の失敗。

ここから先は、僕のTOEIC900点までの体験談をお話しします。
TOEIC攻略のコツや、失敗談などをお話ししていきますね。

この章で話すのは、ここ。

カツオの最初のスコアは、720点でした。
当時32歳だった僕は、久しぶりにTOEICを受けてみました。

やった勉強は、公式問題集2冊のみ。
このときは、あまりやる気がありませんでしたw
勉強時間は20時間くらいです。

学生時代に受けたTOEICのスコアは、750点。
社会人になってからは、英会話教室の「Gaba」に1年通ってみたり、NetFlixで海外ドラマを見たり。
意識的に英語に触れることで、いかにも「英語をやってます」感を演出していました。

「学生のころ750点だし、今回は800点くらいは取れるっしょ!」
とか言って、余裕をかましていたんです。
それが、フタを開けてみたら720点w

「手ごたえもあったし、800点くらいとれたかな」と思っていました。
それでこのスコアを見たときは、笑ってしまいました。
リーディングがひどすぎです…
カツオ
カツオ

英語を勉強してるのに、なんでTOEICのスコアが伸びないの?
だって、Gabaに1年通ったし、NetFlix見てるよ?

当時の僕は、このように思いました。
しかし今になって思います。
これは当然の結果でした。

たしかにGabaには通いましたが、それは週1回40分だけ。
NetFlixだって、日本語字幕を見ているから英語の勉強になっていません。

僕はただなんとなく「英語を勉強しているフリ」をしていました。
そうやって、気持ちを落ち着かせていたんです。

「さあ、今日も寝る前に英語の勉強(NetFlix)しちゃおっかな~。」
「あ~、おれって意識高いわあ。」

もちろん、GabaもNetFlixも英語学習の役に立ちますよ。
しかし、それなりの工夫が必要です。
もっと言うと、GabaやNetFlixは、そもそもTOEICの学習にはあまり向いていません。

「TOEIC用の勉強ではなく、本当の英語力を付けたい」
「最終的には英語が話せるのが目的だし」
「本当の英語力をつけて、ついでにTOEICで900点取るのが理想」

とか言って、TOEIC以外勉強をするのはマジでおすすめしません。

「TOEICには、TOEICのための勉強が必要です。」

これはスタサプの講師である、関先生のお言葉。

例えば、単語を覚えるとき、日本語から英語に訳す力はいりません。
英語から日本語に訳す力をつけましょう。

僕の肌感覚ですが、”日⇒英”は、”英⇒日”の3倍くらい覚えるのが大変です。
はっきり言って”日⇒英”の翻訳力は、TOEICで必要ありません。

それなら、勉強する時間を集中投下して、”英⇒日”だけ頑張った方がいい。
ドライに、したたかに、考えてください。

TOEICで基礎力を付けたら、次の勉強に移ればいい。
あなたがやるべきことは、まずTOEICで900点取ることです。
TOEICのための勉強をしてください。

まとめ:TOEICには、TOEICのための勉強が必要です。
  • 英会話レッスンや海外ドラマ視聴は、TOEICの勉強ではない。
  • 日本語から英語に訳す力はいらない。
  • TOEICで900点とってから、他の勉強をすればいい。
  • まずはTOEICに特化した勉強をしましょう。

【720点⇒845点】習得した「勉強法」と「本番攻略法」とは?

TOEICで800点くらいは取れると思っていたカツオ。
720点という現実を突きつけられ、考えを改めました。

GabaとNetFlixを、両方解約。
スタディサプリを契約し、本格的にTOEICの勉強を始めました。

<補足>
僕の場合はスタサプを使いましたが、本で勉強するなら公式問題集キクタンSCORE800がおすすめ。
TOEIC900点までを目標にするなら、この2つで十分です。
720点から845点までは、約半年かかりました。

720点から845点までの勉強時間は、70時間でした。
やったのは、スタサプのみ。
講師の関先生の「パーフェクト講義」で勉強し、「実践問題集」で練習しました。

スタディサプリの画面
720点から845点までの勉強時間は70時間でした

この70時間で、TOEIC900点をとるための”土台”を作ることができました。
“土台”とはつまり「勉強法」と「本番攻略法」のことです。

具体的にかみ砕くと、こんな感じ。

  • 勉強法・・・どうやって勉強すると、短時間で効率よくTOEICの点数が伸びるのか。
  • 本番攻略法・・・どうやって解くと、テスト本番でいいスコアが出せるのか。

これらのテクニックを知ったうえで勉強した結果、70時間の勉強で125点もスコアが伸びました。

TOEICの「勉強法」と「本番攻略法」がわかり、125点もスコアが伸びました。

「勉強法」「本番攻略法」を知ることが大事です。
これらの”土台”さえできれば、あとは知識を増やしていけばいい。
知識量に比例して、スコアがアップしていきます。

重要ポイント
  • まずは「勉強法と本番攻略法=土台」を理解する
  • ”土台”を作れたら、あとは知識量に比例してスコアがアップする。

ではその「勉強法」と「本番攻略法」とは、具体的になんでしょうか。
そこが気になるところですよね。

ようやく、やってまいりました。
この記事の一番の“メインディッシュ”を、お見せしましょう。

僕なりに「勉強法」と「本番攻略法」をまとめると、こんな感じです。

「勉強法」と「本番攻略法」
これがTOEIC900点獲得に必要な、”土台”となります。

リスニングの「勉強法」:すぐに答え見ない&ディクテーション&シャドーイング

リスニングの勉強で、一番やってはいけないこと。
それは、「問題を解いてすぐに答え合わせ」です。
なぜなら、なにが聞き取れないのかを、自覚できないから。

リスニングの問題を解くときは、答え合わせをする前に音声を何度も聞いてください。
聞いて聞いて聞いて、それでもどうしても聞き取れないところがあります。

「やばい…、何回聞いてもわかんない…」
という箇所が見つかります。

そこまでやってから解答を見る。
そうすることで、あなたの弱点がわかります。

リスニングって、なんとなく聞いて解けちゃうことも多いです。
でもそれが落とし穴。
「なんとなく」で取れるスコアには、限界があります。

TOEIC900点を目指すなら、流れてくる英語の内容をしっかり理解しなければなりません。
だから1問1問、緻密に取り組んでいきましょう。

例えば、こんな例文があります。

I have to send a memo out to all the employee.

全従業員にメモを送らなければなりません。

この英文の“out”のところは「アウ」って読まれます。

僕は、はじめてこの英文を聞いたとき、
I have to send a memo.
で文が切れたと思いました。

そこからいきなり
「アウ to all the employee」
と言われたのでプチパニックw
ちなみに、リスニングは少しでもパニックを起こすと、そのあとの音声が聞き取れなくなります…

カツオ
カツオ

アウ?
文頭だから”Our”って言われたのかな?
でも”Our to all the employee”ってなんだ?

でも、この英文を2,3回聞くと、こうなります。

カツオ
カツオ

もしかして…”out”って言ってるのかな。
そうか、”send a memo out”で、ひとつの文だったのか!

こんな感じで、何度も音声を聞くと、自分の弱点がわかります。
今回の例では、僕の弱点は「send ~ out(送る)」という言い回しだったようです。
このように、答え合わせの前に、何度も音声を聞くことをおすすめします。

他にも、リスニングの勉強で大事なのは、ディクテーションシャドーイング
それらもまとめて、問題演習の流れを書くとこんな感じになります。

問題を解く

問題を解いたら、すぐに解答を見ない。
音声を何度も聞きなおす。
聞いても聞いても、わからない音声を特定してください。
それがあなたの伸びしろ。
何度も聞いた後に、解答を変えてもOKです。

解答を見る

解答を見ます。
このとき、まだ英文は見ないでください。
次のステップで、ディクテーションをやります。

ディクテーション

音声を聞きながら、すべて文字に書き起こします。
このとき、どうしても文字に起こせない箇所がでてきます。
それがあなたの伸びしろ。
“your”、”our”、”at”などの基本単語すら聞き取れないことに、ビックリしますよ。
自覚することが大事です。

シャドーイング

音声を聞きながら、かぶせるように自分でも発音します。
口パクでもOK。(僕は電車の中で、口パクしていました。)
スムーズに言えないことに、ストレスを感じるはず。
それがあなたの伸びしろ。
音声と同じスピードで喋れない英文は、ぜったいに聞き取れません。
口が勝手に動くまで、シャドーイングを繰り返してください。

最後に英文をまとめて聞く

最後にもう一度、音声を聞きます。
はじめに問題を解いた時とは、まるで違って聞こえるはずです。
その差を体感してください。
最初に比べて、あなたのどこが改善したのか、それを知ることが重要です。

上記のように勉強を進めると、リスニングの力がぐんぐん伸びますよ。
「すぐに答えを見ない&ディクテーション&シャドーイング」
です。

このやり方は、ひとつの英文(3問)にかける時間が長いです。
僕の場合、最初の頃は1時間で3音声(9問)のペースでした。
それくらい時間をかけて大丈夫です。

ちなみに英語は、言わなくても伝わるところの発音が弱くなります。
しかも、単語の前後で音がくっつきます。

日本語でもそうですよね。
あなたの友達が「あーす」って言ったら、それはきっと「ありがとうございます」ですよね。
これって、外国人からしたら、正気の沙汰ではないですよw
だって日本語の教科書に「あーす」は、載っていませんから。

TOEICのナレーターさんは優しいので、本場の英語よりもゆっくり発音します。
しかし、それでも省略は発生します。

つまり、すべての単語を一語一句すべて聞き取るなんて無理。
だって発音してないんですもの。
そこは、あなたの知識で補うしかありません。

例えば、このような例文があります。

It’s at the Grand hotel.
それはグランドホテルで行われます。
(イベントの話をしている)

この例文。
英文だけ見たら、なんてことはないですよね?

でも音声で聞くと、キツイです。
「イッツァッタGrand hotel」
って言われます。
ここでもやはり、パニックw

カツオ
カツオ

「イッツァッタGrand hotel」
ってなに!?

この例の場合、「イッツァッタ」を日頃から喋っておかないと、聞き取れません。
これが、シャドーイングをやる理由です。

普段から「イッツァッタ○○、イッツァッタ○○、イッツァッタ○○」と言っていれば、瞬時に理解できます。
そう、日本語の「あーす」が聞き取れるように。

もう一つ例文、いきましょうか。
できれば、あなたも声に出して読んでみてください。

I think it might be worth a lot of money.
大金に相当するのではないかと思っています。

この一文を、ネイティブならこう言います。

I think it might be worth a lot of money.
アスィンキマイビヲサロロブマニ。


呪文かな?
いえ、英語です。

英文を「読む」のと「聞く」のでは、求められる力がまったく違うことがお分かりいただけると思います。
この例文も、普段からシャドーイングしていないと、聞き取れないでしょう。

せっかくの機会ですので、いま練習しときましょう。
「アスィンキマイビヲサロロブマニ…アスィンキマイビヲサロロブマニ…アスィンキマイビヲサロロブマニ…」

大事なことなので、もう一度言います。
喋れない英語は、聞き取れません。

リスニングの勉強法
  • 答え合わせの前に、音声を何度も聞く。
    自分の弱点を知る。
  • ディクテーションする。
    聞き取れない単語を把握する。
  • シャドーイングで、口を慣らす。
    喋れない英語は、聞き取れません。

リスニングの「本番攻略法」:先読み&聞くことに集中

リスニングの問題を解くときに、いちばん大事なテクニック。
それは「先読み」です。

<補足>
ここでは、Part,3,4の攻略方法について話します。
ぶっちゃけ、Part1,2は簡単なので対策不要です。

Part,3,4は、ひとつの音声に対して3つ質問があります。
それぞれの質問に対して、4つの選択肢から解答します。

だいたいの人にとって、次の音声が流れるまでに時間の余裕があります。
その時間は、13秒。

「13秒を制するものが、リスニングを制する」
と言っても過言ではありません。

スタサプでは、13秒の「先読みタイム」があります。

一言で「先読み」と言っても、
「音声の前に質問文を先に読んどいてください、以上です。」
なんてシンプルな話ではありません。
いくつか「先読みのコツ」があるので、ご紹介します。

まず大前提として、先読みで以下のすべてを読むのは不可能です。

  • 質問文×3
  • 選択肢×12

これらを13秒で読むには、時間が足りません。

<補足>
もしかすると「私は読めます」と言う人がいるかもしれません。
ですが、残念ながらそれは「読める」のではなく「眺めている」だけかもしれません。
音声が流れ始めたとき、あなたの記憶に何が残っているか。
それが重要です。

ではどうするのか。
「選択肢」を読むのは諦めてください。
「質問文」×3だけ読むんです。

質問文全体を覚える必要はありません。
なぜなら、人間の記憶には限界があるから。
僕の場合だと、せいぜい単語を3つ覚えるのが限界
仮に文全体を3つ覚えようとしても、音声が流れている時には忘れています。

具体例を見せますね。
たとえば、こんな質問文はどうでしょうか。
実際に13秒で、読んでみてください。

  1. What does the woman inquire about?
  2. Why does the man refuse the woman’s request?
  3. What will the man most likely do next?

どうですか。
13秒で読めましたか?

この質問文の場合、果たして何に着目すればよいでしょうか?
初心者が陥りがちなのが、「誰が」に着目してしまうことです。

この例だと、男性と女性が出てきて、
女性が問い合わせる?」
男性が拒否する?」
男性が次になにをする?」
というように把握しようとします。

しかし、これだと情報量が多すぎ。
音声が流れ始めたとき、あなたの頭の中はこうなります。
「えーっと、なんか男性と女性が話してるんだっけ・・・?」
これでは先読みをした意味がありません。

じゃあどうするか。
僕ならこの3つしか覚えません。
「問い合わせる」「拒否される」「次どうする」
これだけ。

質問文の該当箇所に、赤くマーカーをつけるとこんな感じ。

  1. What does the woman inquire about?
  2. Why does the man refuse the woman’s request?
  3. What will the man most likely do next?

「誰が」に着目するのではありません。
「何をするか」つまり「動詞」に着目するのがポイントです

「inquireして、refuseされて、do next」
こうやって覚えます。
すると、音声を聞いていないのに、なんだか話の流れが予測できませんか?

ストーリー展開が予測できると、音声はぐっと聞きやすくなります。
それは「動詞」に着目しているからなんです。

<補足>
毎回「動詞」を覚えればいいかというと、いちおう例外はあります。
特に、「動詞」の次に大事なのが、「時間」と「固有名詞」です。

例えば、
「What are the man planning to do on Saturday afternoon?」
という質問文の場合は「Saturday」を覚えます。
時間を表す言葉は、ストーリー展開のキーワード。

他にも
「What does the woman mention about Clementine's?」
という質問文の場合は「Clementine's」を覚えます。
固有名詞は発音練習をしておくと、音声を聞き取りやすくなります。
また、ストーリーの根幹になります。

こんな感じで、「動詞、時間、固有名詞」あたりを覚えるのがおすすめです。

13秒で「先読み」したあと、音声を聞くときの大事なポイント。
それは「音声を聞くことに集中する」です。

一方で初心者がやりがちなのが、「質問文や選択肢を眺めながら、音声を聞く」という作戦です。
このやり方は、おすすめしません。

というのも、文章を読みつつ音声を聞くなんて難しいから。
どっちつかずになり、パニックになります。

「音声を真面目に聞いてもわからないもん」
「選択肢に書かれている単語が、音声で流れたらそれが答え」
「そういうやり方のほうが、点数が取れる」

みたいに思うかもしれません。
実際にカツオも昔はそうやって解いていました。

でもね。
質問文や選択肢を見ながら音声を聞いていいのは、TOEIC600点~700点までです。
音声を理解しないで取れる点数には、限界があります。

TOEIC900点を目指すなら、流れてくる音声を理解してください。
これは避けて通れない道。
だから、質問文や選択肢は見ずに、音声を聞くことに集中してください。

リスニングの本番攻略法まとめ
  • 13秒で「先読み」をする。
  • 質問文は読むけど、選択肢は読まない。
  • 先読みで着目するのは「人」ではなく「動詞」
  • 音声が流れ始めたら、音声を聞くことに集中する。

リーディングの「勉強法」:単語の瞬発力

リーディングセクションで、一番大事なのは「単語の瞬発力」です。

もちろん、文法、読解力なども大事。
でも、あまり複雑なことは考えなくていいです。
TOEIC900点レベルまでは「単語の瞬発力」を鍛えるだけで十分です。

なぜかと言うと、そもそも英文を読めない原因の多くは、単語がわからないから。
逆に、単語さえわかれば、ある程度文章は読めてしまいます。

長い英文を読んでいると、わからない単語はよく出てきます。
最初のひとつやふたつなら、読み飛ばしても大丈夫。
しかし、5個も6個もわからない単語が出てくると、だんだん話の流れが理解できなくなります。

だんだんボーっとしてきて、問題を解くころには、
「あれ…なんの話だったっけ?」
という始末。
あなたもこんな経験したことありませんか?

結局のところ、単語が読めないから英文がわからないのです。
だから、単語力をつけましょう。

では、ただ単に単語を覚えればいいかというと、そうではありません。
「瞬発力」を鍛えましょう。
それはなぜか。

「0.1秒で意味がわからないなら、知らないのと同じ」
だからです。

リーディングセクションで一番の課題は、「最後まで問題を解く」ことです。
時間との勝負。

知ってるかどうか微妙な単語が出てきて、いちいち考えていたら時間がかかります。
「politician?えーと、えーと、政治家!」
こんなことしていたら、終わりません。

だから、すべての単語を0.1秒で訳す。
瞬時に意味をパッパッと、とらえる必要があるんです。

例えば、あなたはこの3つの単語を瞬時に訳せますか?

  • so far
  • inquire
  • appliance

どうですか?
0.1秒で、答えられましたか?

ちなみに答えは、こんな感じです。

  • so far ⇒ 今のところ
  • inquire ⇒ 問い合わせる
  • appliance ⇒ 電化製品

最終目標は、日本語ではなくイメージが浮かぶこと。
そのレベルを目指してください。

applianceのイメージ
日本語の「電化製品」ではなく、上記のイメージを頭に植え付けるのが理想です。
(引用:Google画像検索

では、単語を覚えるためには、どうすればよいか?
いちばん効率的な覚え方を、お伝えします。

ここでひとつ、あなたに質問です。

あなたはラーメン屋さんに通っています。
どれくらいの頻度で行くと、店主に覚えられますか?

「おう、また来てくれたのか!ありがとよ!」

例えば、3カ月に1回行ったらどうですか?
店主からしたら、
「うーん、見たことある様なないような…」
という印象です。

じゃあ、7日間連続で通ったらどうですか?
そりゃもう、覚えますよね。
「この人、すげえ来るwww」
って思われますよ。

あなたが単語を記憶するときも同じ。
「単語を覚えるときは、短期集中
です。

具体的には、
「1週間かけて、100単語を毎日復習。」
このサイクルを、毎週進めていきます。
これが、最速で単語力をアップしていく方法です。

問題を解きながら、自然と単語が覚えられると思ったら大間違いです。
その単語と次に出会うのは3カ月後。
その時には、また忘れています。

問題を解きながら単語帳を作るのもアリですが、それも手間です。
なので、単語は単語、問題演習とは別に勉強することをおすすめします。

スタサプをやっているなら「TEPPAN英単語」や、過去に間違えた単語を復習する機能があります。
僕はそれを使っていました。

もし本で勉強を進めていくなら、
キクタンTOEIC L&Rテスト SCORE800
がおすすめです。

単語の覚え方を、より具体的にお話しします。
僕は、下記のように勉強していました。

1日目:100単語を「英語⇒日本語」に訳す

1日目はぜんぜんわからないけど、問題ありません。
初日からすべて暗記する必要もありません。
先ほどの店主の例のように「あー、そういう人いたなー」くらいのイメージでいいです。

2日目以降:同じ100単語を「英語⇒日本語」に訳す

1日目と同じように、毎日同じ100単語をやってください。
次第に、「あ、この人(単語)、昨日も見たな」と感じます。
まるでラーメン屋の店主が常連客に気づくように、次第にあなたも単語を覚えていきます。
でも3,4日目になってくると、なかなか覚えられない単語が出てきます。
そういう単語は、気合で覚える。
グーグル画像検索で、イメージを脳内に刷り込むのがおすすめです。

1週間後:復習する。

100単語を1週間勉強したら、次の100単語に取り組みます。
1週間たった時(200単語勉強した時)に、前の100単語を復習してみてください。
0.1秒で訳せなかった単語に、✓マークを付ける。
瞬時に訳せなかったら、それは覚えていないのと同じです。
シビアにチェックしてください。

定期的に、✓マークを総復習。

✓マークがついている単語を、定期的に復習してください。
瞬時に訳せなかったら、さらに✓マークを付けて、何度も復習します。
総復習する頻度はお任せしますが、僕の場合は試験前1カ月に単語を総点検しました。

上記のように、単語学習サイクルを回していくのがおすすめです。
どうしても覚えられない単語は、Google画像検索がおすすめです。

例えば、「staircase」って知ってますか?
「(手すり付きの)階段」という意味です。
階段といっても、下の写真のような階段のことを言います。

staircaseのイメージ
(引用:Google画像検索

こんな感じで、覚えにくい単語があったらGoogle画像検索を試してみてください。

大事なことなので、最後にもう一度。
「0.1秒で答えられないなら、それは知らないのと同じ」
です。
イメージで、体に染み込ませていきましょう。

リーディングは「単語の瞬発力」
  • 0.1秒で答えられないなら、それは知らないのと同じ。
  • 問題を解いていても、単語は覚えられない。やるなら短期間で集中的に。
  • Google画像検索を使うと、単語をイメージで覚えられる。

ちなみに、単語の学習は音声でも行ってください。
音声のときも同じで、「音声聞く⇒0.1秒」で日本語訳が出るようにしてください。
それがリスニングで使える実力になります。

リーディングの「本番攻略法」:質問文は先に読まない

リーディングセクションで一番大事なことは「最後まで問題を解く」ことです。

TOEIC950点以上の人にとっては当たり前のことかもしれません。
しかし、TOEIC800点~900点の人にとっては、最後まで問題を解けるかどうかで勝負が決まります。
つまり、いかに時間を節約するかが大事。

リーディングの問題を解く時に、心がけて欲しいことがあります。
それは「質問文と選択肢は、決して先に読まない」ということ。
これは、Part5,6,7すべてにおいて共通です。

まずは、本文をすべて読む。
本文を読み終えたあとに、初めて質問文と選択肢を見てください。
それはなぜか?
本文を理解して解答をイメージしてから選択肢を見た方が、時間効率がいいからです。

右のほうが、早くて正確。

イメージとしては、こんな感じ。

「Aありえない、B意味通らない、Cこれだ(Dは読まない)」
といった感じで、テンポよくスパスパ選択肢を切り捨てます。

答えかどうかもわからない英文を、先読みするのは時間がもったいない。
しかも、先読みした質問文や選択肢は、結局あとでまた読むことになります。

それに、事前に選択肢を見てしまうと、どれも正しい気がしてきます。
迷いが生じるんです。
そうではなくて本文を理解して、質問文を読んだ瞬間に、あなたのなかで答えを思い浮かべてください。
そのあとに選択肢を見ると、スムーズかつ迷いなく選択することができます。

実は本文の内容をしっかり把握できると、たいていの問題は即答できます。

リーディングの問題を解くコツ
  • 質問文と選択肢は、決して先に読まない。
  • まずは本文の流れを、しっかり理解する。
  • すると、選択肢をスムーズに取捨選択できる。

【845点⇒885点】時間内に解けるようになった

さて、カツオの体験談の話に戻ります。
TOEIC845点から885点に、40点スコアアップした話をしていきます。

ちなみに、845点から885点までの勉強時間は、136時間でした。

845点から885点までの勉強時間は、136時間でした。

実は、845点を獲得したときのテストでは、リーディングセクションの時間が足りませんでした。
最後の10問くらいは、ほぼ塗り絵w
くやしい気持ちで、ランダムにマークしたのを覚えています。

「リーディングセクションが解き終わらない」
これは、すべての初心者~中級者が抱える問題です。

とくに、TOEIC800点から900点のレンジの人たちは正答率がシビア。
問題が解き終わらないということは、塗り絵した問題の正答率は25%
仮に10問塗り絵すると、自動的に8問落とすことになります。
これは絶望的。

この章では、僕がリーディングセクションを最後まで解けるようになった方法をお伝えします。

この章で話すのは、ここ。

TOEIC885点を獲得したとき、心がけたこと。
それは「時間配分」です。

結論から言うと、下記の時間を厳守してください。

  • Part5:10分(1問あたり20秒×30問)
  • Part6:10分(1文章あたり2.5分×4文)
  • Part7:55分(1問あたり1分×54問)

「10分10分、55分」
これを、あなたの頭と体に叩き込んでください。

スタディサプリの場合は、画面上部に制限時間が出ます。
僕はそれを厳守するようにしました。
本で勉強する人は、スマホのタイマーを使いましょう。

スタサプだと、画面上部にタイマーがあります。
文法問題(Part5)だと、20秒。

制限時間内に解けなかったら、間違えたのと同じです。
時間オーバーで問題を解くのは、後半の問題を捨てているのと同じだから。

時間をオーバーしてしまったら、その原因を分析しましょう。
おそらく多くの原因は、やはり「単語の瞬発力」です。

でも単語以外でも、沼にハマることがあります。
それがあなたの伸びしろ。
自分なりに分析してみてください。

練習して、「10分、10分、55分」の感覚を体に染み込ませてください。

僕の場合、Part5,6は問題を解くテンポを、体が覚えています。
するとPart7(54問)を解き始めるときに、テストの残り時間がちょうど55分になるんです。

そこからは「残りの問題数<残り時間(分)」のペースをキープします。
例えば、「残り時間30分だけど29問だから大丈夫」みたいな感じ。
ぜひ、マネしてください。

あと僕は、長文読解のとき消去法で2択まで絞って、迷ったらそれ以上は考えません。
もう一度本文をじっくり読む時間は、ないからです。
それをやると、他の問題を捨てることになります。
だったら、2択のどちらかを選んでしまったほうがマシ。

以下の2つを天秤にかけるわけです。
答えは明白ですよね。

  • 本文をもう一度読んだら、分かるかもしれない2択問題
  • 後半時間切れで、塗り絵になってしまう4択問題

そもそも質問文を読んで即答できてない時点で、本文を理解できていません。
その実力で本文を読み直しても、わからない可能性が高いです。
うじうじ考えずに、次の問題に行きましょう。

リーディングスコアアップのポイント
  • 時間配分は、シビアに。
    Part5⇒10分
    Part610分Part755分
  • 目の前の問題を消去法で絞り、2択で迷ったら深追いしない。
    問題を解き終わらないほうが、損です。

前の章で、勉強法や本番攻略法をご紹介しました。
TOEICの“土台”が身に付き、845点を獲得。

加えて、この章で紹介した通り、時間配分の感覚を磨きました。
問題を最後まで解けるようになり、885点を獲得。

TOEIC900点まであと15点。
「あとはコツコツ勉強を継続すれば、TOEIC900点取れるっしょ。」
「問題演習を進めよう。」

カツオはそう思いました。

しかし、次のテストで、僕は絶望を味わうことになります。

【885点⇒785点】もっと早く復習すればよかった

「しまった…850点すらいかないかもしれない」
2022年4月24日、この日の試験会場はとある大学のキャンパスでした。
帰宅途中のバスに揺られながら、他に走る車をぼーっと見つめながら、ため息をつきました。

受験から約17日後、TOEICの公式サイトで点数が発表されます。
僕は、なにかの見間違えかと思いました。

カツオ
カツオ

な・・・785点!?

なにかのバグかと思いました。
というか、バグであってくれ。

僕は、スマホの画面を、何度もリロードしました。
でも、間違いなく785点のようです。

これには絶望しました。
自分のなにがいけなかったのか、今後どうすればいいのか、わからないのです。

ちゃんと毎日コツコツ英語の勉強はしているのに…
一生900点とれないかも…

前回885点で、900点まではあと15点。
TOEICの勉強法や本番攻略法は、理解しました。
あとは、毎日コツコツ知識を広げていくだけ。
そう思っていた矢先に、この結果です。

この章で話すのは、ここ。

実は「毎日コツコツ」が落とし穴でした。
習慣化はいいことです。
しかしそれは「思考停止」と紙一重。
英語の勉強を、消化試合のように”こなす”自分がいました。

この章では、900点の壁を突破するための最後の秘訣「最強の学習サイクル」をお話しします。

復習を軽んずべらからず

前回885点を取った僕は、
「このまま問題演習を進めていけば900点超えるっしょ!」
と思っていました。

しかし現実は785点。
「なんでだ…」
「だって、実力はついてるはずだし。」
「いままで間違えた問題は、きっと解けるようになってるはずだし。」

と思い、過去にやったことのある問題を解いてみました。

すると、過去に不正解だった問題を、ことごとく間違える
それはもう、笑ってしまうくらいに。

カツオ
カツオ

いやいや、同じ問題を間違えるとか、実力ついてないじゃん!
これが原因だよ…

当時の僕は、問題演習をコツコツ前に進めるあまり、復習をぜんぜんやっていませんでした。
毎日コツコツ、新しい問題に取り組むのが正解だと思っていたんです。

TOEIC900点付近になってくると、問題演習の正答率はほぼ9割です。
たいていの問題は正解します。

間違える問題に出会える確率は、10問やったうちのひとつ。
その“貴重な問題”こそが、僕の伸びしろなんです。

その伸びしろを、ないがしろにしていました。

「どんどん新しい問題に触れよう」
この考え方は、初心者のうちはどんどんスコアが伸びると思います。
知らないことがたくさんあるので。

でもTOEIC900点近いレベルになると、復習を重視したほうがいい。
新しい問題よりも、過去に間違えた”貴重な問題”を、確実に解けるようにする。

このマインドセットが必要でした。

TOEIC850超えたら…

TOEIC850点前後まできたら、以下のようにマインドを変えましょう。

「新しい問題を、どんどん解こう。」
       ↓
「間違える”貴重な問題”を探して、何度も復習しよう。」

復習することで、
「なるほど、この単語の意味が分かっていたら解けたな」
「この言い回しを聞き取れなかった」

といった“伸びしろ”に、気が付くことができました。

勉強するのはPart3,4,5,6だけでいい

785点を取った僕は、軽くスランプ状態。
どのパートを重点的に対策すべきかについても、改めて考えました。

そこで僕が出した結論は、
「Part3,4,5,6だけ対策して、ほかはやらない。」
というもの。
つまり、Part1,2,7の勉強をやりません

その理由は、以下の通りです。

まず、Part1,2はあまりにも簡単。
Part3,4でリスニングの力を鍛えれば十分。

TOEIC800~900点あたりの人が、Part1,2に勉強時間を費やすのは、もったいないです。

実際に、TOEIC910点を取る直前にやった公式問題集では、下の写真のような結果になりました。

リスニングセクションの正答率は、95/100でした。

Part1は全問正解。
Part2は2問(No.11,31)を間違えましたが、いっさい勉強せずにこれです。

だから、Part1,2は勉強しなくていいです。


「カツオさん、Part1,2をやらない理由は分かった。」
「でも、Part7は勉強したほうがいいんじゃない?」

と思うかもしれません。

自信を持ってお伝えしますが、Part7も勉強しなくていいです。

Part7で求められるのは英語の総合力。
このパートの正答率を高めていくのは、きわめて大変です。
それこそ1000時間レベルで勉強して、じっくり取り組まなければなりません。

そもそもPart7でいちばんネックになるのは「いかに時間を確保するか」です。
Part5,6を最速で通過して、Part7を解く時間を確保する。
TOEIC900点を狙う人にとって、これが一番Part7の正答率を上げるコツです。

なので、確実に素早く「Part5,6を終わらせる力」をつけるのが先決。
それに、Part5,6でも読解力はつきます。
ちょっと長い文章になったのが、Part7だと思えばいいです。

だから、Part7の対策は不要です。

もちろんTOEICテストの直前には、本番と同じように200問を一気に解く練習はしてください。
でもそれ以外のトレーニング期間には、Part3,4,5,6のみを学習するスタイルがおすすめです。

最強の学習サイクル

この章では、「復習」「Part3,4,5,6だけ対策」という2つの話をしました。
僕はこの2つを組み合わせて、勉強の効果がバツグンに上がりました。
TOEIC学習の、“最終形態”をお伝えします。

僕は以下のように、勉強しました。

テスト1回分のPart3,4,5,6を、問題演習する。

通しでやる必要はありません。
1問ずつ問題演習&理解を進めてください。
間違えた問題には、✓マークをつけておきます。

次のテスト1回分のPart3,4,5,6を、問題演習する。

STEP1ど同じです。
間違えた問題には、✓マークをつけておきます。

ひとつ前テスト(STEP1)を復習

過去に間違えた問題を、再度解いてください。
半分くらいは、また間違えます。
入念に復習しましょう。
間違えた問題には、✓マークを足しておき、別の日に解きなおす。

「次のテスト」⇒「前のテスト(復習)」を交互に進める。

以降は、「次のテスト」⇒「前のテスト(復習)」⇒「次のテスト」…
という感じでサイクルを回していきます。



ちょっとわかりずらいので、図にしてみました。
こんな感じです。

カツオがたどり着いた「最強の学習サイクル」

復習は大事ですが、ひとつ注意点があります。
それは「同じ問題を同じ日に2度やらないこと」

上の図の③や⑤のように復習するときは、間違えた問題だけをやるので、わりとすぐに終わります。
このとき、前と同じ間違えをしたところに✓マークを足してください。
その問題を、同じ日にもう一度解いてしまうと、さすがに短期記憶で解けてしまいます。
なので、別の日に解いて下さい。

理想は、定期的に解きなおした方がいいです。
上の図は、基本ルーティーンでしかなく、間違えた問題は定期的に解きなおすことをおすすめします。

【785点⇒910点】900点突破に向けた「最後の壁」とは?

前の章でご紹介した「最強の学習サイクル」を進めることで、飛躍的に実力が伸びました。
その結果、ついに念願のTOEIC900点超えを達成しました。

2022年7月にTOEIC910点を獲得

TOEIC900点レベルとなると、「何問正解するか」ではなく「何問間違えるか」という世界になります。
なので1問のミスの重みが、でかい。
あなたなりの“伸びしろ”を見つけて、ひとつずつ潰していく作業になります。

たとえばカツオの場合、こんな“伸びしろ”を発見しました。

  • 試験開始直後、Part3,4の絵や表を先に見ておく。
    絵のある問題は「先読み」の負荷が高いです。
    試験のガイダンスが流れているうちに目を通しておくと、あとで楽になります。
  • Part3,4の「先読み」では、可能であれば、ひとつ目の質問の選択肢を見ておく。
    「先読み」するときは、できればひとつ目の質問の選択肢に目を通しておきます。
    ひとつ目の問題の解答は、音声の前半で流れることが多いから。
    3問中1問をすぐに消化して、あとは音声に集中します。
    しかしひとつ注意点があって、音声の前半だけで1問目の解答がわからないケースもあります。
    そのときは頭を切り替えて、ストーリー全体を追います。
  • Part5はまず初めに「品詞(形)が問われている」のか「意味が問われている」のかを特定する。
    これを特定せずに問題を解くと、間違えやすいです。
    品詞(形)が間違っていても意味が通りそうな選択肢に飛びついてしまったり、意味が通らないのに品詞(形)だけみて解答してしまったりする。
    そこに気をつけるだけで、正答率が上がります。

上記で紹介したのは、あくまでカツオの例です。
前の章までで、基本となる「勉強法や本番攻略方法=土台」はすべて伝えてあります。

すべてをマネする必要はありません。
あなたにとって、最適な方法にカスタマイズしてください。

大事なことは、“伸びしろ”を見つけて、強化していくことです。
最後は、あなたなりの戦術を身に付けてください。

それが、TOEIC900点をとるための、最後の壁です。

まとめ:あなたもTOEIC900点とれる

TOEICのテクニックのばかり話していて、
「胡散臭い」
「本当の実力がつかない」

と思ったかもしれません。

確かにその通りです。
僕はTOEIC910点を取りましたが、まるで英語が話せる気がしません。

でもこれだけは確実に言えます。
近い将来、チャンスをつかめる確率があがりました。

「TOEIC900点」は、一言で相手を驚かすパワーがあります。
多くの人が、
「へぇ~すごいね~○○君。」
「え?先輩まじですごくないですか?」

と言ってくれます。
あなたがこれから何かにチャレンジするとき、これは大きなアドバンテージになるでしょう。

僕の場合は、冒頭でご紹介した「ロンドン派遣」を狙います。
TOEIC910点が面接官の心を揺さぶることは、間違いありません。
ロンドンに行けたら、そこで本当の英語を磨けばいいのです。

TOEICの勉強をする目的は「本当の英語力をつける」ためではなく「チャンスをつかむ」ためです。
たとえて言うなら、「切符」のようなものです。

切符をもらうために、
「いかに短期間で効率よく900点を取るか」
それが重要です。

この記事に、やり方はすべて書きました。
あとは、やるだけ。
Just do itです。
あなたもやれば900点とれますし、やらなければ今までの生活のままです。

やりますか?
やりますよね。

あと、最後にもうひとつ。

「900点、無理かもしれない…」
「あとどれ位、勉強すればいいんだ…」
「つらい…」

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映画「トランスフォーマー」の主役などで大活躍。
彼の言葉を聞くと、やる気が出ます。

あなたが負けそうになったときは、これを見てください。
応援しています。

それでは。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!

カツオ