こんにちは!
カツオです。
僕は、2021年に三井ホームで家を建てました。
営業マンや設計士との打合せは、大変でした…。
でもなんとか、自分なりにオシャレな家づくりができて大満足。
家はオシャレだけでなく、機能性も大事。
特に、洗濯動線にこだわりました。
わが家では、
「脱ぐ⇒洗濯⇒乾かす⇒しまう⇒着る⇒脱ぐ⇒洗濯・・・」
という一連の動作が、脱衣所(兼ランドリールーム)で完結します。
すごく、ラクですよ。
最大のポイントは「脱衣所にクローゼットを設ける」こと。
なぜなら、脱衣所とクローゼットは相性バツグンだからです。
(のちほど詳しく解説します)
この記事ではカツオの実例と4人の実例をご紹介します。
5つのランドリールームを参考にして、あなたの家づくりに活かしてください。
それでは、やっていきましょう!
目次
洗濯の3つの問題点
そもそも、洗濯には3つの問題点があります。
具体例として、僕の実体験をお話しします。
以前カツオが住んでいたマンションの間取りは、こんな感じ。
↓
築2年(入居時)、東京都赤羽駅徒歩6分、南向き2LDK60㎡。
高台にあって見晴らしが良く、文句なしのマンションでした。
しかし、洗濯は苦痛でした…
(マンションの問題ではなく、生活スタイルの問題です。)
洗濯動線は、こんな感じ。
↓
洗濯機から取り出した衣類は、すべてリビングに持っていきます。
そこでなんと、リビングのカーテンレールに衣類をかけていました。
「ベランダ使わないの?」
と思ったかもしれません。
ごもっともなのですが、当時の僕ら夫婦にそこまでの気力がありませんでした。
1歳児と3歳児の育児&家事でヘトヘト。
理想は、ベランダで優雅に天日干しでしたが…
乾いた衣類は、少し離れたクローゼットにしまっていました。
しかし、しまわないことも多かったです。
するとどうなるでしょうか?
そう、リビングの崩壊です。
目をそむけたくなるような画像なので、モザイクをかけておりますw
当時、1歳と3歳の子供がいて、生活はバタバタ。
「今日もベランダに出て天日干し~♪」
「洗濯物は全部たたんでしまっちゃお♪」
「ルンルルーン♪」
という生活にはならないのです。
注文住宅を検討することになり、僕は崩壊したリビングを眺めながら思いました。
「リビングから洗濯物を追放したい。もっとラクに洗濯したい。」
そう、心に誓ったのです。
ちなみに、あなたに強くおすすめしたい考え方があります。
「現状の生活で、何を改善したいか。」
それを考えてみてください。
現状に不満があるなら、それは新居で確実に満足することができるネタです。
もちろん、家全体のコンセプトも大事です。
でもできれば、細かい改善点も新しい家の間取りに活かしてください。
僕は、洗濯について現状の問題点を3つに整理しました。
問題点①:ベランダは使わない。暑い、寒い、花粉、汚い。
妻は天日干しが好きです。
なので、マンションでは乾燥機を設置せず。
代わりにベランダで天日干しする…はずでした。
しかし、実際にはベランダに出るのは面倒なもので。
夏にベランダに出れば、そこは灼熱。
冬なら冬で、せっかく屋内で温まった体も、ベランダに出たらブルブル震えます。
夫婦ともに花粉症(スギ花粉)で、2月~4月はベランダに出たくありません。
たとえガマンして天日干ししても、濡れた衣類に花粉が付く。
さらに、ベランダがやっかいなのは、汚れです。
ベランダの床、壁、手すり、物干し竿など、自然と汚れていきます。
せっかく洗濯した衣類を干すには、そもそもベランダを清潔に保つ必要があります。
それだけの苦労をしてまで、ベランダで天日干しをする気力は、僕たちにはありませんでした。
上記で挙げたデメリットは、注文住宅でも同じ。
「新居にベランダはいらない」
そう硬く決意しました。
天日干しではなく、乾燥機か屋内干しでいい。
それが、僕たち夫婦の新しい価値観になりました。
問題点②:干す場所が遠い。
僕たち夫婦は、天日干しを諦めました。
ベランダは使いません。
当時、乾燥機をすぐに買ってもよかった。
しかしリビングには、“なんだかいい感じの物干し竿”がありました。
それはつまり「カーテンレール」のことです。
カーテンレールは南向きで、日がよく当たりました。
しかも、外気をとりこむ吸気口も近い。
お風呂の24時間換気を回し続けることで、効率よく乾きました。
「うわ…カーテンレールに洗濯物を干すとか、ありえない!」
とか思ったかもしれません。
そのお気持ちはよくわかります。
しかし、当時はそれほど辛い日々でした。
1歳と3歳の育児に加えて、僕も仕事が忙しかったりで、夫婦ともに睡眠不足。
僕たちには、カーテンレールが神々しく光って見えました。
あぁ。ありがとう、カーテンレール様…。
とても便利なカーテンレールですが、ひとつ問題がありました。
それは、動線です。
洗濯機から干す場所までの距離が、長い。
まあ、ベランダに干していたときからそうだったのですが。
「天日干し」という目的があるならまだしも、ただ干すだけ。
それなら、洗濯機に近い所で干したくありませんか?
わざわざ、リビングまで衣類を運ぶ意味がわからないのです。
洗濯物を運ぶために、洗濯カゴを使っていました。
でも、そもそも洗濯機と干す場所が近ければ、そんなカゴもいらないはず。
洗濯カゴに入れたり、出したりする動作自体がムダなんです。
だから新居では必ず、洗濯機のすぐ近く(脱衣所)に物干し竿を設けようと決めました。
洗濯は毎日やります。
多い日には、1日に3回も洗濯することだってあります。
そのたびに、衣類を洗濯カゴにまとめて移動して、また物干し竿にかけて…
なんて、時間のムダ。
注文住宅を建てるなら、絶対に改善したいと思いました。
問題点③:収納が遠い。
カーテンレールで洗濯物を干すことには、もうひとつデメリットがありました。
それは、クローゼットが遠いこと。
洗濯物を干し終わった後に、しまう場所が遠いのです…
そうするとどうなるか、わかりますか?
そう、リビングの崩壊です。
こんなに服がかかってるのに、カーテンレールって頑丈だなぁ!
(そうじゃない)
干す場所からクローゼットが遠いと、しまうのが億劫になります。
すると、次に服を使う時に、
「お、ここにあるじゃーん。」
と言って直接物干し竿(カーテンレール)から衣類を取ることに。
クローゼットに収納することを諦め、物干し竿から直接衣類を取る生活が始まってしまったのです。
だから、カーテンレールが服でいっぱいになる。
しかしこれは、大きな発見でもありました。
物干し竿は、衣類の拠点になる。
ということです。
育児や家事が限界を迎えると、衣類を物干し竿からしまう余裕がなくなります。
それなら、物干し竿がそのままクローゼットになれば良いのです。
この発見は、新居の脱衣所(兼ランドリールーム)に、大きな影響をもたらしました。
新居では、物干し竿の近くに収納を設けるだけでなく「物干し竿=クローゼット」として使える空間を求めました。
洗濯の3つの問題点まとめ
マンション時代は、地獄のような洗濯生活。
そこには、洗濯の3つの問題点がありました。
僕がマンション生活で学んだことをまとめると、こんな感じ。
↓
- ベランダは使わない。暑い、寒い、花粉、汚い。
⇒天日干しへのこだわりは崩壊。それなら乾燥機か屋内干しでいい。 - 干す場所が遠い。
⇒洗濯機のすぐ近くに物干し竿が欲しい。 - 収納が遠い。
⇒物干し竿=クローゼットにしたい。
上のような課題をすべて解決するもの、それが「ランドリールーム」です。
ランドリールームづくりで、大事なキーワードは3つ。
「乾燥機、物干し竿、クローゼット」
です。
あなたも呪文のように唱えてください。
乾燥機、物干し竿、クローゼット!
カツオのことは忘れても、この3つのキーワードだけは覚えて帰ってください。
“三種の神器”とも言える3つのアイテムについて、このあと詳しく解説します。
わが家の実例:洗濯動線ゼロのランドリールーム(兼脱衣所)の作り方
それでは実際に、わが家の実例をお見せします。
わが家のランドリールーム(兼脱衣所)は、こんな感じ。
↓
わが家では、ずっと縦型の洗濯機を使っています。(日立のビートウォッシュです)
縦型だとドラム式洗濯機と違って、開けっ放しにしていてもフタが邪魔になりません。
洗濯機自体が脱衣カゴの代わりになるので、ちょっぴり便利。
洗濯が終わると、衣類は乾燥機へ。
もしくは、乾燥機を使いたくない衣類は、物干し竿を使います。
洗濯~乾燥まで終わった衣類は、物干し竿にかけておくか、衣装ケースにしまいます。
そして、着替える場所もここ。
脱衣所も兼ねている、ランドリールームです。
こんな感じで、わが家では
「脱ぐ⇒洗濯⇒乾かす⇒しまう⇒着る⇒脱ぐ⇒洗濯・・・」
という一連の流れが、すべてこの部屋で完結します。
なんなら、一歩も動く必要がありません。
そう、これが「洗濯動線ゼロ」です。
「洗濯動線ゼロ」のランドリールームには、3つのキーワードがあります。
「乾燥機」「物干し竿」「クローゼット」
です。
言うなれば、これらの“三種の神器”を使うことで、「洗濯動線ゼロ」が実現します。
三種の神器①:乾燥機
ランドリールームを語るうえで、乾燥機は避けて通れません。
乾太くんのようなガス衣類乾燥機や、ドラム式洗濯機という選択肢があります。
わが家は「乾太くん」を採用しました。
「ホントは安いエコハウス」という本のなかで、著者の松尾先生が絶賛されていたからです。
これを使えば約50分で完全乾燥、1回約50円、しかも4人程度の一般家庭なら1日1回、多くて2回の利用で完了します。また、ダニを完全に死滅させることができる唯一の方法が60℃以上の加熱です。それが可能なほぼ唯一の家庭用機器であることも見逃せません。 今まで採用していただいた建て主から「家事が1日30分減った。絶対に手放せない」という感想を一様にいただいています。
引用:ホントは安いエコハウス(松尾和也 著)
「ホントは安いエコハウス」はおすすめの本です。
ほかにも、家づくりに関するおすすめの本を、以下の記事で紹介しています。
⇒家づくりのことなら、この本を読め!おすすめ15冊をご紹介。
ちなみに独身時代は、ドラム式洗濯機を使っていました。
そのときと比較して、乾太くんが優れているのは「ホコリを取り除く性能」。
乾太くんを使っていて、僕がいちばん気に入っている点です。
乾太くんの中にあるフィルターが、ホコリをキャッチしてくれます。
2~3回でホコリがモコモコになるたびに、
「お、またけっこう取れたなーw」
と思いながら、ホコリのかたまりを”剝がす”のです。
<補足> 取扱説明書によると、フィルターのホコリは毎回取るべき。 でも、ホコリをまとめて取るほうが、気持ちいいくらいに「ペリペリッ」っと取れます。 やめられないとまらない♪
乾太くんは、大量のホコリを取ってくれます。
むしろ今までの乾燥機(もしくは部屋干し)では、それだけのホコリが残っていたということ。
衣類に残ったホコリは、家中を飛びます。
そういえば、新居ではホコリが空中を舞っているのを、見たことがありません。
新居に住み始めてしばらく経ってから、乾太くんのおかげだと分かりました。
もし仮に、僕がドラム式乾燥機を買うことになれば、ホコリの除去性能が最上位のモデルを買います。
それが見つからないなら、乾太くん一択。
僕はそう思います。
僕が乾太くんをおすすめする最大の理由は、ホコリ除去です。
ほかにも、乾太くんを気に入っているポイントを挙げるとしたら「乾燥の速さ」です。
やっぱり、”速さ”は正義ですね。
普段の生活では、そこまで恩恵を感じることはありません。
しかし、突発的な時に威力を発揮します。
例えば、子供がオネショをしてしまったとき。
あとは、旅行から帰ってきたときなどです。
急いで2回(ときには3回)洗濯~乾燥のサイクルを回さねばならないときが、必ずあります。
そんなときに、乾太くんなら50分前後で乾燥してくれるので、心強い。
ちなみに、乾燥している間にも洗濯機が回せます。
なので、「洗濯機+乾太くん」の組み合わせは、ドラム式洗濯機よりはるかに処理性能が高いです。
以上が乾太くんを気に入っているポイントです。
とはいえ、ドラム式洗濯機にもメリットがあります。
ドラム式洗濯機なら、ワンタッチで最後までやってくれます。
洗濯機から乾太くんに、衣類を移すのは意外と重労働。
「夜にボタンを押せば、朝にはできている。」
そんなライフスタイルを求めるなら、ドラム式洗濯機のほうが向いています。
- いざというときに高速で洗濯サイクルを回したいなら、乾太くん。
- 時間がかかってもいいからワンタッチで済ませたいなら、ドラム式洗濯機。
このような2択で整理してみても、いいかもしれません。
あなたはどちらでしょうか?
三種の神器②:物干し竿
乾燥機が使えない衣類は、物干し竿を使って干します。
ここでも重要なのは、動線。
できる限り洗濯機の近いところに、物干し竿を設けるのがポイントです。
カツオ家の場合は「ホスクリーン」を設置しました。
「ホスクリーン」は、そのままクローゼットのように活用しています。
ホスクリーンは、脱着が簡単です。
押して回すだけ。
ホスクリーンの設置場所は、3か所にしました。
普段メインで使うのは、2本だけです。(予備1本)
生活スタイルに応じて、わが家は最大3本までホスクリーンを使うことができます。
ホスクリーンのメリットは、脱着できること。
不要であれば、3本⇒1本に減らすこともできます。
とはいえ、0本にすることはたぶんないかな。
それなら1本は固定してしまって、おしゃれなアイアンバーを使うのもアリです。
(のちほど、別の施主さんの実例をお見せします。)
ちなみに、ホスクリーンを採用する場合は、物干し竿も川口技研で統一することをおすすめします。
質感が良いのと、長さ調節がラクです。
三種の神器③:クローゼット
洗濯動線ゼロにするための最大のポイントは「脱衣所にクローゼットを設ける」こと。
カツオ家では、物干し竿もクローゼットの役割を果たしていますが、衣装ケースも活躍しています。
普段使いする衣類をしまうのは非効率なので、物干し竿にかけっぱなしでOK。
たとえば、僕のワイシャツとか、家族の普段着などですね。
逆に、頻繁に着ないものは、衣装ケースにしまいます。
- よく着る服 ⇒ 物干し竿にかけておく
- それ以外の服 ⇒ 衣装ケースにしまう
これから家を建てるとき、もし面積に余裕があるなら、別途クローゼットをしっかり設けるのもアリです。
とはいえ予算のことを考えたら、贅沢なスペースが得られない方も多いかと思います。
そこで活躍するのが、衣装ケースです。
僕は、無印良品の「ポリプロピレン衣装ケース」を使っています。
見た目は若干アレですが、以下の2点が気に入っています。
- 自由に配置できる。
- 増やしたり、減らしたりできる。
生活スタイルや家族構成によって、必要なキャパシティは変わっていきます。
衣装ケースであれば、空間を自由に使うことができます。
しかも乾燥機、物干し竿のすぐ近くにあるので、めちゃくちゃ楽です。
わが家の実例まとめ
あなたも「乾燥機」「物干し竿」「クローゼット」をぜひ取り入れてください。
カツオの場合は、「乾太くん」「ホスクリーン」「無印良品の衣装ケース」を採用しました。
もちろん、採用する商品はあなた次第です。
・乾燥機 ⇒ 乾太くん
・物干し竿 ⇒ ホスクリーン
・クローゼット ⇒ 無印良品の衣装ケース
あなたなりの組み合わせを、考えてみてください。
この後ご紹介する4人の実例でも、いろんな組み合わせがあります。
ぜひ参考にしてください。
ちなみに、ランドリールームにこれだけの機能を持たせるのには、それなりに面積が必要です。
カツオの場合、ランドリールームは5畳あります。
延床面積32坪の家で、5畳を費やすのは勇気がいりました。
しかし、まったく後悔していません。
むしろ大正解でした。
快適な「選択動線ゼロ」の生活を送っています。
寝室は4畳しかないけど、気にしないwww
4人の実例集:脱衣所にクローゼットを設けた成功例
それでは実際に、カツオ以外の実例をお見せしていきます。
今回は4人の施主さんにご協力いただきました。
キキさん、はいねさん、ちしさん、もっさん、ありがとうございました!
それでは、やっていきましょう!
実例①:ちしさん
ちしさんとは「もはや幼馴染」と言ってもいい気がしますw
僕が家系ブログを書き始めたころから、Twitterで仲良くさせてもらっています。
実は以前、僕のYoutubeにもご出演いただいてます。
他愛もない会話から、仲の良さを実感いただけるんじゃないでしょうかw
ちしさんのご家庭は、小さいお子さんが3人がいらっしゃる、5人家族です。(2022年12月現在)
聞くところによると「4人目も欲しい」とか。
共働き夫婦であり、家事育児の時短には並々ならぬこだわりがあります。
家事と育児をいかに効率的にこなすか、日々研究されています。
そのレベルをたとえて言うなら、NASAを超えてるんじゃないかなw
下の写真は、ちしさんのランドリールーム。
時短を追求した、美しいデザインになっています。
このランドリールームの最大の特徴は「衣類はたたまずにしまう」というコンセプトにあります。
ちしさんの家庭では、乾太くんから取り出した衣類(特に靴下や下着類など)を、家族それぞれ専用のカゴに放り投げます。以上。
家族それぞれが、自分のカゴから勝手に取っていくスタイル。
めちゃくちゃ効率的じゃないですか?
家事を時短する最強の方法。それは、やらないこと。
byちし
アドラーかな?アインシュタインかな?
いや、ちしさんです。
わが家は2人の育児でもヒイヒイ言っているのに、3人を育てるママは見てる世界が違いますね。
限界を突破した人がたどり着く場所は「たたまない」世界。
ちなみに造作棚も、ちゃっかりオシャレで機能性抜群です。
アイロンをしたり、洗濯物の仕分け作業ができます。
まさに、機能美なランドリールーム。
お風呂の手前に「タオル入れ」と「脱衣カゴ」が配置されているのも便利。
タオル入れの中身はもちろん、ぐちゃぐちゃのタオル。
いいんです、たたまなくて。
効率的だから。
実例②:キキさん
キキさんとは普段から「三井の会」で仲良くさせていただいてます。
「三井の会」は、三井ホームの施主たちが共同運営しているコミュニティです。
詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
⇒三井の会とは?参加する3つのメリット
施主検査にも呼んでくださり、実際にお会いしたこともあります。
キキさん宅は、素敵なお家でした。
いろんな先輩施主のブログやインスタの内容が、キキさん宅の家づくりに活かされています。
見た目ももちろんステキですが、細部までこだわり抜いた痕跡が見えるのです。
「子供のために体育館を作りたかった」
そんなキキさんのTwitterアカウントは、こちらです。
↓
キキさんのランドリールームは、僕がいままで見た中で「史上最強」ですねw
広々とした空間に、すべての利便性を備えています。
奥の左手にお風呂。
右奥に洗濯機と乾太くん。
その少し手前の右が、洗面台になります。
そして写真の手前には、両側に巨大なファミリークローゼットがあります。
洗濯物を「たたむ」「干す」「しまう」「着替える」をすべて可能にしたスペース。
しかも、家族全員の衣類がここに集結します。
先ほどご紹介したちしさん同様、キキさんも小さいお子さんがいる共働き夫婦です。
洗濯家事の時短に、相当なこだわりを感じます。
ちなみに、衣装ケースとして使用しているのは「フィッツプラス」という商品です。
わりと低価格で質感が高いので、おすすめです。
実は、床のヘリンボーンはクッションフロアなんです。
ビックリですよね。
実際に体感してきましたが、大人の目線からだと無垢床にしか見えない。
ご本人からもこだわりポイントを伺いました。
ぜひ参考にしてください。
↓
脱衣所、洗面所、ランドリー、ファミリークローゼットが合体した9畳強の細長い空間です。
キキさんより(2022/12/21)
一番のこだわりは、家族全員の「たたむ」「干す」「しまう」「着替える」を集約したことです。
動線を短くするだけでなく、「たたまない」「しまわない」「干しっぱなし」でも支障が出ないように計画しました。
ファミリークローゼット→ダイニング・キッチン→玄関廊下→洗面所→ファミリークローゼットといった回遊動線になっているので、各所からのアクセスも良好です。
床下点検口は動線を避けて配置しました。
乾太くんは洗濯機の上になってしまったけど、その分収納に余裕ができました。
キキさんのコメントにもあるように、床下点検口を動線を避けて配置するのは、すごくおすすめです。
これはカツオの後悔ポイントなので、めちゃくちゃ耳が痛い話。
あなたにも、絶対に失敗してほしくありません。
床下点検口のことや、その他の後悔ポイントについては、以下の記事で解説しています。
⇒注文住宅の後悔7選。間取り・仕様の失敗。
実例③:はいねさん
次の実例紹介は、はいねさんのランドリールームです。
はいねさんも三井ホームの施主さんで、三井の会で仲良くさせてもらっています。
35坪の平屋で、夫婦それぞれの書斎を設けました。
夫婦そろってアーロンチェアだから、羨ましい!!www
はいねさんはTwitterやインスタで情報発信されていますが、三井の会やDMといったクローズドな場でもとても親切。
僕が「電子錠の反応が遅い」と言ったら、すぐさまご自宅の電子錠の動画を送ってくれました。
そんなはいねさん宅には、素敵なランドリールームがあります。
思い切ってブログに掲載させていただけないか打診したところ、快くOKいただきました。
はいねさんのランドリールームでは、乾太くんを低めに設置しています。
こうすることで、衣類の出し入れがしやすくなります。
乾太くんって、洗濯機の上にあるとけっこう出し入れが大変です。
特に衣類をまとめて「わさっ」っと出すときに、もたつくんですよね…
あとフィルターのホコリを取るときは、台がないとキツイと思った方が良いです。
僕は身長173cmあり、台を使わなくても大丈夫です。
しかし、身長160cmの妻は、台を使っています。(フィルター掃除の時)
はいねさん宅のように、低い位置に乾太くんがあれば、この手の問題はありません。
気になる方は、乾太くんを低めに設置することを検討しましょう。
ちなみに、はいねさんのランドリールームの天井には、物干し用のアイアンバーが取り付けられています。
オシャレですよね。
将来的につけ外しを想定しない場合は、カツオが使ってる「ホスクリーン」よりも断然おすすめです。
はいねさんが採用したのは、よし与工房の「ハンギングバー」という商品です。
ちなみにわが家のアイアン手すりも、よし与工房さんです。
よし与工房の「ロートアイアン」は、高級感があって好き。
乾太くんの上にある造作カウンターも使いやすそうです。
取り出した洗濯物を「わさっ」っと置ける。
そこから衣類を選別して乾太くんに放り投げればOK。
洗濯機からアイアンバーor乾太くんへの流れが、とてもスムーズな配置になっています。
しかも、アイアンバーだけでなく、いざとなればワイヤーを使うこともできます。
お風呂のドアの上に、なにかパーツが見えませんか?
実ははいねさんのお宅、臨時でワイヤーを張ることができる仕様になっています。
森田アルミ工業の「pid 4M」という商品です。
ちなみに、きちんと床下点検口は動線から外れたところに設置されています。
ほんと抜け目がありません。
カツオさんに、ランドリールームの紹介をしていただきました!乾太くんの右横は、フィッツユニットと洗濯カゴを置いてます。フィッツにはタオル類や子どもの風呂セット入れてます~ https://t.co/GjyZKrn1Nw
— はいね (@hyneko_home) December 31, 2022
乾太くんの右横には「フィッツユニットケース」を置いているそうです。
ん~、欲しいなぁ。
僕が使っている無印良品の衣装ケースよりも、質感高そうです。
実例④:もっさん
次にご紹介するのは、もっさんのランドリールームです。
Twitterで素敵なランドリールームをご紹介されていて、思わず声をかけてしまいました。
もっさんの物干し竿は、僕と同じ「ホスクリーン」です。
当時、「身長が足りず、ハンガーを取るのが大変」というツイートをされていました。
でも、ホスクリーンには長さ調節機能があります。
僕も当時反応しようと思いましたが、別の方が返信されていて安心しました。
先ほど紹介したはいねさんと同様に、もっさんのランドリールームでも「いざというとき」の物干しが用意されています。
使っている商品はこちら。
モリテックスチールの「ルームハンガー(ダブルポールタイプ)」です。
↓
しかも実は「外干し」もできちゃいます。
奥の掃き出し窓から、外に出ることも可能。
外で干してもいいし、屋内干しするときでも窓を開ければ、衣類がよく乾きます。
このように、もっさん宅のランドリールームは、自然乾燥に強いこだわりを感じます。
ちなみに、窓を開けなくても衣類がすぐ乾く仕組みが、もっさんの家にはあります。
パナソニックホームの強みの一つである、全館空調「エアロハス」。
ホスクリーンの上の天井に、エアロハスの吹き出し口が付いています。
そこから新しい空気が常に供給されます。
なので、洗濯物がよく乾く。
もっさん宅には、いわゆる乾燥機はありません。
しかしその代わり、「外干し」や「全館空調による自然乾燥」など、別の角度で工夫がされています。
奥の窓際においてある機械は、衣類乾燥除湿機です。
もはや、自然乾燥を極めているw
また、壁もパナソニック特有の仕様。
壁紙が透湿クロス、そして壁内部の石膏ボードに稚内(わっかない)珪藻土が使われています。
それによって、もっさん宅のランドリールームの壁には調湿機能があります。
自然乾燥にこだわり抜いた、素敵なランドリールームです。
まとめ:「脱衣所にクローゼット」はこれからのスタンダード
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
いろんなランドリールームをご紹介しましたが、重要なポイントは”三種の神器”です。
三種の神器、覚えていますかー?
「乾燥機」「物干し竿」「クローゼット」
でしたよね。
そして、これら3つを揃えるために、いろんな商品選定があります。
カツオ含め5人の実例を参考に、あなたなりの商品選定やランドリールームの形を決めてみてください。
今日ご紹介したすべての施主さんに共通しているのは、「脱衣所にクローゼット」があることです。
最重要ポイントなので、ぜひマネしてみてください。
これからの時代は、ますます時短(タイパ)が重要になってきます。
洗濯なんて効率よく終わらせて、他の有意義なことに時間を費やしましょう。
おそらく洗濯は一生、毎日つづきます。
あなたなりに考え抜かれた、素敵なランドリールームが作れることを、祈っています。
それでは。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
カツオ