こんにちは!
カツオです。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、「我が家が採用したオプション」について、お話ししていきたいと思います。
注文住宅を検討している方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
それぞれのオプションは、金額もお伝えしていきます。
オプションを選ぶときの判断材料にもなると思いますので、金額もぜひ参考にしてください。
ちなみに、金額はすべて税抜きの金額でお伝えしていきます。
ところで、我が家は、延床面積32坪の2階建てです。
三井ホームと契約して、いま建築しているところです。
オプションの数は、全部で32点になりました。
総額は、税抜きで4,633,600円です。
一覧にするとこんな感じです。
すべてのオプションを一気にご紹介するのは大変なので、前編と後編に分けました。
今回は「前編」になります。
それでは、やっていきましょう!
ちなみに、動画で見たい方はこちら。
目次
建築の制約
まずは、建築にかかるオプション費用からです。
我が家は、「準耐火仕様」と「手起こし費用」に、けっこうな金額がかかってしまいました。
これは、ぼくが希望して取り入れたものではありません。
家を建てるために、追加でかかってしまった費用になります。
準耐火仕様:119,4000円
まずは、準耐火仕様です。
我が家の土地は、準防火地域にあり、一定のルールを守らないといけません。
これは、建築基準法62条によるものです。
準防火地域内にある木造建築物等は、その外壁及び軒裏で延焼のおそれのある部分を防火構造とし、これに附属する高さ二メートルを超える門又は塀で当該門又は塀が建築物の一階であるとした場合に延焼のおそれのある部分に該当する部分を不燃材料で造り、又はおおわなければならない。
建築基準法62条
準耐火仕様にするために、追加で119万円もかかってしまいました。
土地を購入する前は、準防火地域かどうかなんて、まったく気にしていませんでした。
もし、これから土地を購入する方は、ご注意ください。
手起こし費用:350,000円
次に、手起こし費用です。
我が家の土地では、クレーン車が使えません。
なぜなら、旗竿地だからです。
もちろん旗竿地でも、クレーン車が使えるケースもあります。
しかし、我が家の場合は、クレーン車を使えませんでした。
そうすると、大工さんの手間が増えてしまいます。
本来であれば、ある程度まずは工場で木材を組み上げます。
パーツが大きいので、現場ではクレーンを使って組み上げます。
しかし、クレーン車が使えないとなると、木材を現場で組み立てることになります。
現場の職人さんが木材を組み上げていくことになります。
追加費用として、35万円かかってしまいました。
玄関
つづいて、玄関周りのオプションです。
玄関の軒天ボード:81,900円
玄関の軒天を、木目調にしてみました。
神島化学工業の軒天ボードです。
三井ホームのモデルハウスに初めて行ったときに、真っ先に目に飛び込んできたのが、この軒天ボードでした。
家に入る前からワクワクさせてくれる感じがして、これは我が家にも取り入れようと決めていました。
家の玄関は、第一印象を決める大切な場所だと思います。
必ずしも軒天ボードである必要はないですが、何かしらワンポイントあるといいですよね。
玄関ドアグレードUP:110,000円
玄関ドアは、LIXILの「ジエスタ2防火戸P11型」です。
三井ホームの営業所に、ドアがずらーっと並んでいます。
ひと目見た瞬間に、夫婦で一緒に「これだ!」ってなりました。
色は「浮造り調」になっているチークにしました。
「浮造り調」とは、すこし「ザラザラ」した感じの表面になっています。
他のドアよりも、少し「木の感触」があります。
我が家はドアの横に、横張りのサイディング外壁があります。
東レ株式会社の、「ラップサイディング(フラット)」です。
色は、スモーキーブラック。
横方向の線が意識されるデザインです。
このサイディング外壁の横線とつながるように、ドアも横線が入っているものを選びました。
「ジエスタ2防火戸P11型」は、標準で選べるドアではなかったので、そこから差額で11万円かかりました。
電気錠:56,000円
電気錠も取り入れてみました。
電気錠のメリットは、解錠が楽になることです。
ですが、僕が一番いいなと思うことは、鍵を無くしたときに無効化できることです。
詳しくは別の記事でご紹介しています。
ぜひご覧ください。
シューズクローク:63,000円
つづいて、シューズクロークについてです。
いま住んでいるマンションには、半畳のシューズクロークがあります。
- 靴
- 子供が外で遊ぶおもちゃ
- ゴルフバッグ
などなど。
いろいろ置いてあります。
けっこう、重宝しています。
そこで新居にも、1.5畳のシューズクロークを設けました。
いま住んでいるマンションのシューズクロークに比べると、収納力は3倍になります。
かなり期待しております。
下駄箱:40,000円
我が家は、玄関に下駄箱をつけました。
なぜシューズクロークがあるのに、下駄箱も足したかというと、
「普段使いする靴を、気軽に取り出せたらいいな」
と思ったからです。
毎日使う靴は、さすがに出しっぱなしにすると思います。
それと似たように、そこまで使わない靴まで出しっぱなしになるかもしれません。
例えば、
- ランニングシューズ
- 休日にしか履かないスニーカー
などです。
そういう靴を、下駄箱に入れておこうと思っています。
子供たちも、いずれ靴を使い分ける日が来ると思います。
そうなると、なおさら下駄箱があったほうがいいなと思いました。
下駄箱を取り入れたことで、玄関を少し圧迫してしまうのがデメリットです。
少しでも圧迫感が出ないように、背の低いタイプにしました。
インターホン変更:35,000円
インターホンを、Panasonicのものに変更しました。型番は「VL-SVD505KF」です。
世の中に、こんなすごいものがあるなんて知らなかったです。
このインターホンは、ピンポンが鳴った時にスマホで受けることができます。
家のどこにいても、外出中であっても。
我が家の場合、標準のインターホンから変更する差額で、35000円かかりました。
階段
次は、階段周りのオプションです。
アイアン手すり:160,000円
YouTubeの動画で、家のことを勉強してたら、
「階段の一部を、アイアン手すりにするとスッキリする」
というノウハウを知りました。
我が家の階段は、玄関入ってすぐのところにあります。
廊下と階段が、壁で仕切られた感じになってます。
ここの壁が一部だけでもアイアン手すりになると、玄関のあたりが広々と感じられるようになると思いました。
本当は、階段の下から上まですべてアイアン手すりにしたかったです。
しかし、それだと費用が高くなってしまうので、一部だけアイアン手すりにしています。
16万円もかかってしまいましたが、効果は高いと思うので納得しています。
階段の加工:37,000円
我が家の階段は、1段目がこんな形をしています。
少し特殊な形をしているため、現場でカットして台形にするそうです。
カットすると、一部の断面がむき出しになってしまいます。
このように断面をきれいに仕上げるために、37,000円かかるようです。
窓
つづいて、窓のオプションです。
電動シャッター追加2個:192,000円
2か所だけ、電動シャッターを採用しました。
きっかけは、妻が「防犯用にシャッターが欲しい」と言い始めたことです。
それまで僕は、シャッターのことをまったく考えてませんでした。
ですが、防犯のことを考えると「それもそうか」と思い、夫婦でシャッターの導入を決めました。
手動だともう少し安いのですが、電動にすると金額が2倍くらい違います。
ですが、上げ下げに時間をかけるのはもったいない。
シャッターは、朝になったら開けて、夜になったら下げるつもりです。
みなさんも、そんな感じでしょうか?
毎朝毎晩開け閉めするのは大変だし、なるべく減らせる家事は減らしたいです。
というわけで、シャッターは電動にしてみました。
面格子3箇所:166,000円
1階の窓のうち、3か所に面格子を付けました。
防犯対策のためです。
面格子のデザインをいろいろ選べるのですが、少し悩みました。
縦の面格子とか、横とか、網っぽいやつもあります。
設計士さんが教えてくれたのですが、縦のデザインの面格子にしたほうが汚れにくいそうです。
それを聞いた我が家は、一番汚れにくそうな縦格子にしました。
洗面所
最後に、洗面所のオプションです。
バスルームドアのタオル掛け:5,000円
お風呂のドアに、タオル掛けを付けました。
TOTOのオプションです。
物干し金物3セット:34,200円
我が家には、庭とバルコニーがありません。
コストダウンのために、思い切りました。
洗濯物は、家の中で干します。
そこで、洗濯物を干せるスペースを洗面所に、設けました。
具体的には、物干し竿を3本追加しました。
ここなら、洗濯物を洗濯機から出してすぐ干せるので、家事が楽になるんじゃないかと期待しています。
洗面室の中に衣装ケースを置いて、ある程度の服は洗面所の中で動線が完結する。
そういった間取りを意識してみました。
ランドリースペースへのこだわりについては、別の記事でもご紹介しております。
ぜひこちらもご覧ください。
乾太君8kg:316,000円
乾太君を導入してみました。
先ほどご紹介した物干し竿だけでなく、乾太君も活用していきます。
だいたいの家電って、賛否両論あると思います。
ですが、なぜか乾太君については、軒並み評判が良いという印象です。
僕が無知なだけかもしれませんが。
「ホントは安いエコハウス」の著者である松尾先生も、絶賛しています。
これを使えば約50分で完全乾燥、1回約50円、しかも4人程度の一般家庭なら1日1回、多くて2回の利用で完了します。また、ダニを完全に死滅させることができる唯一の方法が60℃以上の加熱です。それが可能なほぼ唯一の家庭用機器であることも見逃せません。 今まで採用していただいた建て主から「家事が1日30分減った。絶対に手放せない」という感想を一様にいただいています。
引用:ホントは安いエコハウス(松尾和也 著)
ちなみに、オプションで「逆流防止弁」を付けました。
正式名称は、ダンパー付排湿口ガイド(DG-AK)です。
乾太君は、湿った熱風を、家の外に出します。
そのためのダクトがあります。
これは、一般的な家庭用乾燥機との大きな違いですよね。
このダクトがくせ者でして、そこから外気が入ってきてしまいます。
それを防ぎたい人向けに、逆流防止弁のオプションがあります。
乾太君の導入を検討される方は、ぜひ営業マンに確認してみてください。
まとめ
オプションのご紹介、「前編」は以上となります。
次回「後編」では、キッチン、屋根勾配天井、トイレなどのオプションを紹介します。
ぜひ次回の記事もご覧ください!
それでは。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
カツオ