![カツオ](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/03/⑩-1こんにちは.jpg)
こんにちは!
カツオです。
これから家づくりする人は、最初が肝心です。
家づくりの成功も失敗も、最初のうちに決まると言っても過言ではありません。
例えば、どうしようもない営業マンが担当になってしまったら、どうでしょうか?
予算オーバーの計画になってしまったり、要望を反映できていない家づくりになってしまったり。
営業マン次第では、思わぬ方向に進んでしまいます。
営業マンというのは、最初の出会いでほぼ固定されてしまいます。
つまり、最初が肝心ということです。
朝起きて、天窓の光が注いでるのを見ると、パーっと明るい気分になります。
僕は、三井ホームで2021年9月に家を建てました。
まがりなりにも、うまくいったほうだと思っています。
成功もありましたが、失敗もありました。
これから家づくりをする方に、知っておいてほしいことが5つあります。
ハウスメーカーを10社以上検討し、三井ホームで理想の家づくりをした施主であるカツオから、皆さんに大事な話をさせてください。
今回のテーマは、「これから家づくりをする初心者に、伝えたい5つのこと」です。
それでは、さっそくやっていきましょう!
目次
①営業マン探しは、真剣に。
この記事を読んでいるあなたは、
「これからどんなハウスメーカーにしようかな?」
といった感じで、ハウスメーカー選びを始めるところかと思います。
「まずは住宅展示場に行ってみよう!」
と思っている方は、ちょっと待ってください。
その考えでは、家づくりに失敗する確率が上がってしまいます。
ハウスメーカー選びではなく、営業マン選び。
世の中には、いろんな特徴のハウスメーカーがあります。
例えば、三井ホームは、「間取り・洋風デザイン・全館空調」を得意とするハウスメーカーです。
![](https://www.mitsuihome.co.jp/assets/images/home/product/lucas/panel_01_pc.jpg)
引用:三井ホーム Lucas(ルーカス)
一方で、例えば一条工務店は「家の性能」を得意としています、
住友林業は「間取り・和モダン・木のぬくもり」を得意としています。
「各ハウスメーカーの強みを比較して、自分の好みにあったところを選ぶ。」
そう考えることは、間違ってはいません。
しかし、ハウスメーカー選びよりも前に大事なことがあります。
それは、営業マン選び。
![カツオ](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/03/⑦ワンポイントアドバイス.jpg)
あなたがこれから会う営業マンは、あなたの一生を決める存在。
そう言っても過言ではありません。
ハウスメーカー選びではなく、いい営業マンを探してください。
家のことをよく理解しており、あなたの想いを実現してくれる営業マンを、探してください。
なかには平気な顔をして、予算オーバーの見積もりを出してくる営業マンがいます。
ほかにも、前回の打ち合わせで交わした約束を守らない営業マンもいます。
例えば、「ドアの仕様について、次回までに調べてきます!」と宣言しておきながら忘れる、とかね。
このような”ダメ”営業マンが担当になってしまうと、ハウスメーカーの特徴うんぬんは関係なく、あなたの家づくりは失敗に終わるでしょう。
なので、良い営業マンに出会うこと。
それを主眼に、ハウスメーカーを回ってください。
②Youtubeを鵜呑みにしない。
僕は、わからないことがあると、Youtubeで調べます。
世の中の先輩方が、ていねいに教えてくれます。
便利な世の中になりました。
注文住宅についても、Youtubeでたくさん情報収集することができます。
カツオも1000本以上の動画を参考にさせていただきました。
Youtubeは極端な表現になりがち
Youtubeはとても役に立ちますが、あなたに「歪んだ情報」を植え付けます。
なぜなら、Youtubeには、以下の3つの問題があるからです。
- Youtuberたちは、過激に言い切る。
再生数命の世界なので、過激な情報発信が多いです。 - 一度見た動画の関連動画が、次々にレコメンドされる。
多くの意見を前にして、あなたの個性が押しつぶされます。 - 本業があるYoutuberによる、ポジショントーク
本業の利益につながるような情報発信が行われています。
例えば、工務店経営に有利に働く情報を発信するなど。
以上3つのコンボによって、あなたの価値観は歪んだ方向に誘導されていきます。
カツオもその一人でした。
![「結果はバツでした(今日も得るもの無し)」の写真[モデル:段田隼人]](https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/TRTM9725_TP_V.jpg)
(Youtuberのイメージ)
ハウスメーカー選びを始めた2020年7月。
僕はYoutubeの海に、どっぷり浸かっていました。
まず目に留まったのは、「高気密高断熱」というテーマ。
高気密高断熱あらずんば、家にあらず。
いつしか、僕はそう思うようになっていました。
はじめて行った展示場は、一条工務店。
「僕は、一条工務店で建てるんだ。」
そう、信じていました。
![](https://www.ichijo-gunma.com/wp-content/uploads/i-smart.jpg)
引用:一条工務店 i-smart
しかし、途中から違和感を覚えます。
一条工務店の営業マンの、押し売りのような提案。
そして、よくわからない間取り。
「このまま家づくりをしてしまっていいんだろうか。」
そういう不安がつのりました。
「性能重視ではない家づくりも、検討してみるか」
「僕たちの人生、僕たちの間取りを、ちゃんと考えてほしい」
そう感じたのです。
それからは、意識的にYoutubeで「家の性能」以外の動画も見るようにしました。
それまで「高気密高断熱」の動画であふれていた僕のYoutubeアプリ。
次第に、おすすめ動画が変わっていきました。
それはまるで、初めて海外に飛び出た少年のような気分でした。
ちなみに、高気密高断熱住宅を否定するつもりはありません。
というか、気密性能と断熱性能が高いに越したことはありません。
大事なのは、「家づくりについて、あなたが大切にしたいこと」です。
高気密高断熱が最優先なら、それでもかまいません。
しかし、それ以外の世界もあるということを、念頭におかれることをおすすめします。
カツオのことを信じていただけるなら、
「家を建てたくなったら」を読んでみてください。
家づくりって、本来はあなたの人生をデザインすることなんです。
この本を読めば、それがよくわかります。
これ以外にも、家づくり初心者におすすめの本をご紹介しています。
ぜひ確認してみてください。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2020/09/そうだ、本を読もう。-1-520x300.png)
③答えは自分の中にある。
ネットには、情報があふれています。
「おすすめオプション30選!」
「我が家の後悔してる20個のこと」
「つぎ建てるなら、絶対に選ばない仕様TOP7」
みたいなかんじw
カツオもたくさん情報収集しました。
先輩たちから学べることは多いです。
しかし、今後あなたが必ずぶち当たる壁があります。
それは、たくさんの二者択一問題です。
![○×どちらにするか検討する会社員の写真](https://pakutaso.cdn.rabify.me/shared/img/thumb/kuchikomi846.jpg?d=1420)
注文住宅は、選択することが多いです。
単純に考えて、「天窓をつける or つけない」は二者択一です。
「1階リビング or 2階リビング」も二者択一ですね。
これから家づくりをするうえで、このような二者択一の問題は1万個くらい出てきます。
「いやいや、カツオさん。1万個は言いすぎじゃない?」
と思われるかもしれません。
でも、本当に1万個くらいあります。
真剣に考えたらね。
注文住宅は、すべてがほぼ自由。
逆に言うと、すべて自分たちで決めなければなりません。
その選択の責任は、だれも取ってくれません。
あなたが決めなければならないのです。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_0066_2-1024x683.jpg)
大満足しています。
家づくり初心者の人は、こう言います。
「おすすめのオプションありますか?」
「三井ホームにするなら全館空調は入れたほうがいいですか?」
「2階リビングって、いいですか?」
気持ちはわかります。
ですが厳しいことを言わせてもらうと、それは、あなたが決めることです。
注文住宅には、後悔がつきものです。
後悔の原因を知っていますか?
後悔のすべては、「あとからわかった」ことが原因です。
ダメなもの、デメリットがあるもの、いろいろあります。
でも、それらを理解した上で、
「それでも自分は、こういう理由があって、これを選んだんだ。」
自信を持って考え抜けば、後悔などありません。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2021/11/20210911_123830-1024x576.jpg)
天窓はネット上では「雨漏りするからやめとけ」と言われています。
でも、カツオは後悔していません。
カツオは、2階リビングの天井に「天窓」を採用しました。
夏暑くなったり、雨水の音がしたり、雨漏りのリスクがあったりして、世間一般では人気のないオプションです。
ですが、カツオは天窓が好きです。
だから採用しました。
そして、一生後悔することはないでしょう。
これから多くの情報に触れていくことになると思います。
ですが、最後に決めるのは、あなたです。
あなたの心に手を当てて、時にはパートナーの意見にも耳を傾けて、あなたの個性に素直になってください。
④間取りを考えるべきだけど、考えすぎない。
間取りの勉強は、必須です。
なぜなら、ハウスメーカーから提案された間取りが、真剣に書かれたものかどうかを見抜く必要があるから。
残念ながらこの世には、しょうもない間取りを書く担当者がいます。
設計士が書けばまだマシなのですが、ひどい場合は、営業マンが一夜漬けで書いたりもします。
しかも、こちらが要望を言うと、
「じゃあそうしますね」
と言って、ただそのまま間取りに反映します。
それではプロに家づくりを頼む意味がないじゃないですか。
![会議の終了時間が過ぎているのに話し続ける上司の写真](https://pakutaso.cdn.rabify.me/shared/img/thumb/PKU4141328PAR58291.jpg?d=1420)
このフレーズを聞いたら、そのハウスメーカーでの検討はやめた方がいいです。
プロの仕事は、提案すること。
お客様が思いつかないような、潜在的なニーズを形にするのがプロです。
あなたが“良い間取り”を知らなかったらどうでしょうか。
「よくわからないけど、この間取りでいいんじゃない?」
と言って、話が前に進んでしまいます。
実際に家が建って住んでみたら、チョー住みにくい家かもしれません。
なので、間取りについて最低限の知識は身に付けてください。
僕は「間取りの方程式」で勉強しました。
ここで一つ注意点があります。
間取りの勉強をしたからといって、調子に乗らないようにしてください。
自分で間取りを書くなんて、言語道断です。
それでは、家づくりをプロに頼む意味がありません。
ハウスメーカーには優秀な設計士さんがいます。
というか、優秀な設計士さんを探してください。
そして、設計士さんの提案を尊重し、あなたの要望を素直に伝えてください。
それは「間取りをこうしてほしい」という伝え方ではなく、「こんな生活がしたい」という伝え方がベターです。
カツオは、間取りに口を出しすぎたため、設計士さんのモチベーションを引き出すことができなかったかもしれない。
そのような後悔があります。
あなたには、うまくやってもらいたい。
そう願っています。
⑤建てるなら、早く建てよう。
最後に伝えたいことは、シンプル。
建てるなら、早く建ててください。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/02/20220220_141005-1024x576.jpg)
男の城です。
注文住宅の住み心地は、最高です。
家の中で生活しているだけで、体が、心が、ほてるような気分です。
自分たちで決めた仕様に囲まれながら、QOL爆上がりライフ。
日常生活が、非日常に。
そんな気分です。
まじめな話、長く住めば済むほど、家賃で換算したときに安く住める計算になります。
また近年、住宅価格は値上がりしています。
資材価格の高騰、ウッドショック、大工不足など。
それらが価格に転嫁されるまでは、少々のタイムラグがあります。
なので、建てるなら早く建てることをおすすめします。
まとめ
「これから家づくりをする初心者に、伝えたい5つのこと」は以上です。
このブログでは、家づくりにチャレンジするすべての人を応援しています。
ぜひ、他の記事も見ていってくださいね。
それでは。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
カツオ