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【住友林業】4つのデメリット・やめた理由

カツオ
カツオ

こんにちは!
カツオです。

今回は、

「住友林業の4つのデメリット・やめた理由」

というテーマでやっていきたいと思います。

まずは、この記事でお伝えしたいことを、

下の一覧でご覧ください。

住友林業の4つのデメリット
  1. 一部のネット銀行と提携していない
  2. 標準の外壁に注意
  3. 標準だと高気密高断熱ではない
  4. 人気がありすぎて、良い営業マンに巡り合えないかも

前回、住友林業の3つのメリットという記事を

書きましたが、今回はその続編となります。

前回の記事をまだ見てない方は、ぜひご覧ください。

我が家は、これまで10社以上の

ハウスメーカーを検討してきましたが、

住友林業は最有力候補でした。

この記事では、我が家が住友林業を

検討して分かったデメリットを、

みなさんにお伝えします。

住友林業を検討している方や、

他のハウスメーカーと悩んでいる方にとって、

役に立つ内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。

それでは、やっていきましょう!。

一部のネット銀行と提携していない

つづいて、住友林業のデメリットその2は、

「一部のネット銀行と提携していない」

です。

これには、面を食らいました。

突然ですが、ここでクイズです。

<クイズ>
あなたは、注文住宅を建てるために、住宅ローンを検討しています。
5000万円を35年で返済する計画を立てました。
はたして、金利が0.4%の場合と、0.5%の場合では、
総返済金額は、どれくらい変わるでしょうか? 
答え:約100万円

金利がわずか0.1%高くなるだけで、

総返済金額は100万円も高くなってしまいます。

そう聞くと、住宅ローンの比較って、

シビアな問題に思えてきますよね。

僕も当時、必死に調べて、

「住宅ローンは、ネット銀行にしよう」

と決めていました。

というのも、単純にネット銀行の方が

金利が安かったからです。

僕が検討していたネット銀行は、

  • 住信SBIネット銀行
  • 楽天銀行

の2社です。

住宅ローンを借りたいと思ったとき、

ハウスメーカーに頼むこともできますが、

自分で直接申し込むこともできます。

 

でも、住宅ローンの条件が変わらないのであれば、

ハウスメーカーに頼んだ方が安心ですよね。

本当は、住友林業を通して、住信SBIネット銀行もしくは楽天銀行

の住宅ローンを申し込みたかったのですが、

その2社とは提携していないため、使えませんでした。

ちなみに、ソニー銀行は使えるみたいです。

提携していないこと自体は、あまり問題ではありません。

それなら、自分で直接申し込めばいいだけのことです。

しかし、住友林業の場合、それもダメでした。

どういうことかというと、営業マンから

営業マン
営業マン

「個人でローンを組むのは自由ですが、いったん住友林業が提携している銀行で、住宅ローンを組んでください。」

と言われてしまったのです。

これには、耳を疑いました…

図にすると、こんな感じです。

建築にかかった費用は、

住友林業と提携している銀行からしか

受け付けないというのです。

なので、仮に僕が住信SBIネット銀行でローンを組みたかったら、

2重に住宅ローンを組む必要がありました。

これは論外です。

住宅ローン契約時に、取られるもろもろの手数料が、

2重でかかってしまいます。

念のため、別の営業マンにも確認したのですが、

やはり同じ回答でした。

別の営業マン
別の営業マン

「やはり難しいです…」

初めから住友林業と提携している銀行で、

住宅ローンを組むと決めている人には関係のない話ですが、

「自由に住宅ローンを選びたい」「ネット銀行を利用したい」

と思っている人は、この点に十分注意してください。

2021/3/11更新:申し訳ありません。確認した営業マンが、2人とも間違った回答をしていたようです。
住友林業施主の方から指摘をいただき、自前でも住宅ローンが組めるとのことですので、ご安心ください。

実際には、住友林業が提携している銀行にも、

魅力的な住宅ローンがあると思います。

というのも、実際に僕が三井ホームと契約したときに、

あらためて住宅ローンを比較したら、

提携してるローンのほうが条件が良かったからです。

ぜひ、担当の営業マンに、

どんな住宅ローンの選択肢があるか聞いてみて、

比較してみてください。

標準の外壁に注意

つづいて、住友林業のデメリットその3は、

「標準の外壁に注意」

です。

住友林業の標準の外壁とは、

「シーサンドコート」「サイディング」の2つです。

他にもいろいろオプションの外壁がありますが、

営業マンに聞いたところ、一番人気があるのは、

住友林業オリジナルの「シーサンドコート」だそうです。

「シーサンドコート」は、

“吹付(ふきつけ)”と呼ばれるジャンルの外壁です。

ただの吹付と違い、「シーサンドコート」の場合、

貝殻やサンゴをブレンドしていて、キラキラしてます。

色もたくさんあるので、選ぶのも楽しそうです。

といった感じで、夢が膨らむ外壁なのですが、

ちょっと注意が必要です。

というのも、シーサンドコートには、

吹付の外壁ならではの、2つの弱点があるからです。

それは

  1. 汚れやすい
  2. ヒビが入りやすい

という2点です。

この点は、ある程度覚悟というか、

割り切りが必要かもしれません。

もしくは、外壁を「サイディング」にしてみるのも

ひとつの解決方法になります。

好みが別れるところですが、

サイディングなら吹付よりも、ヒビや汚れに強いです。

しかし、せっかく住友林業で建てるなら、

「一番人気のシーサンドコートにしたいなぁ…」

って思いませんか?

僕は思っていましたw

非常に悩ましいです。

ちなみに、我が家を担当した営業マンは、

住友林業で家を建てたのですが、

外壁はすべて「タイル」にしたそうです。

理由を教えてもらいましたが、

やはり、吹付外壁のデメリットを気にされていました。

社員の方が「タイル」を選ぶということは、

もはやそれが正解のような気がしてきますよね。

個人的にも、あえて人気のシーサンドコートを選ばずに、

タイルにするのは、個性が出てカッコいいなと思います。

しかし、「タイル」はオプションです。

外壁をすべてタイルにしたら、

200万円~300万円くらいかかります。

なかなか悩ましいですが、まとめるとこんな感じです。

住友林業で外壁を選ぶなら
  • 外観を最優先!金なら払う!」という方
    ⇒タイル
  • 節約重視!経年劣化は気になるけどしかたない!」という方
    ⇒シーサンドコート

  • バランスが大事!キラキラしてなくてもいい!」という方
    ⇒サイディング

あなたは、どのタイプでしょうか?

標準だと高気密高断熱ではない

つづいて、住友林業のデメリットその4は、

「標準だと高気密高断熱ではない」

です。

高気密高断熱とはなにか、図にするとこんな感じです。

高気密な家は、

建物が密閉されていて、空気が逃げにくいです。

また、高断熱とは、

建物の断熱性能が高く、熱が逃げにくいということです。

これを足し合わせて、「高気密高断熱」と言います。

高気密高断熱な家は、温度が逃げにくいので、

寒い冬にブルブル震えずに、健康に暮らせます。

また、光熱費も安く済みます。

健康に暮らせて、さらにお金も節約できるなんて、

けっこう良くないですか?

ですが、大手ハウスメーカーの多くは、

高気密高断熱に対するこだわりが、足りないと思います。

アピールはしてるけども・・・(引用:住友林業公式HPより))

いまだにパンフレットなどに、

「業界最高水準!アルミ樹脂複合サッシ!」

みたいに書いてありますが、気を付けてください。

これは、決してハウスメーカーのせいではなく、

施主である、我々の意識がまだまだ低いからかもしれません。

住友林業の場合、標準の窓は、

「アルミ樹脂複合サッシ」

です。

住友林業のアルミ樹脂複合サッシ(引用:住友林業公式HPより)

一般的には、樹脂サッシよりも断熱性能が劣ります。

いまは樹脂サッシが、かなり一般的になってきています。

なので、アルミ樹脂サッシを取り入れるということは、

デメリットに近い部類になります。

樹脂サッシで有名なAPW330(引用:YKKAP公式HPより)

ところで、

高気密な住宅を建てるためには、気密測定が不可欠です。

さらに言うと、気密測定を行って穴を埋めていく補修作業が、もっと大切です。

気密測定(引用:一条工務店公式HPより)

この作業を、住友林業の営業マンにお願いしたところ

営業マン
営業マン

「追加費用がかかりますが、気密測定はできます・・・」
「しかし、補修作業はやりません・・・」

という回答でした。

先ほども言いましたが、

気密を高めるには、補修作業がとても大事です。

なので、厳しい言い方ですが、

住友林業の家に気密性能は、期待できないと思います。

こんな感じで、

住友林業は、あまり高気密高断熱を

目指してないのかなぁと思います。

言い換えると、「そこで勝負していない」ということです。

以前の記事でもお話ししましたが、

住友林業は、間取りとデザインがサイコーです。

 

リビングを彩る個性的なインテリア
住友林業は間取りとデザインがサイコー
(引用元:自家自讃Vol.140 掲載 社員邸 M邸

なにを幸せと感じるかは人それぞれで、

住友林業が大切にしていることは、

「間取りやデザインによって、家族が幸せで豊かな生活を送ること」

ということなのかもしれません。

ちなみに、住友林業で高気密高断熱な

住宅を建てれないかというと、

必ずしもそういうことではありません。

追加費用はかかってしまいますが、

家の性能を上げることは可能です。

「住友林業で建てたいけど、性能も気になる」という方は、

まずは窓を樹脂サッシに変更してみることを、おすすめします。

人気がありすぎて、良い営業マンに巡り合えないかも

つづいて、住友林業のデメリットその5は、

「人気がありすぎて良い営業マンに巡り合えないかも」

です。

直接的な言い方で、ほんとに申し訳ないのですが、

実は、我が家を担当した住友林業の営業マンの仕事は

ものすごく雑でした。

同年代の方で、気さくで爽やかで好印象だったのですが、

営業マンとしての基本動作が、ダメダメでした。

エピソードを離すと、30分くらい語ることになるので

詳細は割愛しますが、

「いまでも思い出すとイライラする」

とだけ表現しておきますw

我が家は、住友林業を諦めきれなかったので、

一度、営業マンを変えてもらいました。

しかし、

2人目の営業マンも同じような感じでした。

営業マンを1回変えるだけでも、

施主としては心が痛みますし、正直気まずいです。

それ以上、営業マンを変更するという選択肢は考えられず、

住友林業は、諦めてしまいました。

住友林業は、すごく人気があるハウスメーカーですし、

他の施主の方々のブログやYoutubeを拝見させていただくと、

住友林業の
施主さん
住友林業の 施主さん

「決め手は営業マンでした!」

と言っている人もいます。

それも事実だと思います。

優秀な営業マンも、当然たくさんいらっしゃるはずです。

ですが、こういう話を聞くたびに、

カツオ
カツオ

「なぜ我が家は…」

と、くやしい気持ちになります。

2回も連続で、まともな営業マンと出会えなかったのには、

なにか理由があるんじゃないか?

そう、思えてならないのです。

もしかすると、

住友林業はあまりにも人気があるので、

優秀な営業マンが出払ってしまい、

巡り会えないのではないでしょうか?

もしそうだとしたら、

みなさんに必ずやってもらいたいことがあります。

我が家の後悔を繰り返してほしくないので、

ぜひ覚えてください。

それは、「店長以上の営業マンを希望する」ということです。

店長とは、住宅展示場の一番偉い人です。

店長さん以上の方であれば、高い確率でまともな方です。

出世するほど実績があり、

部下を教育する立場として認められているからです。

偉そうに聞こえるかもしれませんが、

人生一度きりの家づくりです。

遠慮なく申し出るべきだと、僕は思います。

まとめ

住友林業の4つのデメリットについては、以上となります。

我が家のハウスメーカー選びを、改めて振り返ってみて思うのは、

「どのハウスメーカーにも、デメリットはある」

ということです。

そして、

「そのデメリットを、打ち消すことのできる営業マンと出会う」

ということが、ハウスメーカー選びのキモだと、僕は思います。

この記事で、住友林業のデメリットを4つお話ししましたが、

営業マンの提案力があれば、いくらでもひっくり返せる話ばかりです。

なので、特に最後のパートでお伝えした、

「店長以上の営業マンを希望する」

という点を、しっかり実践してもらいたいです。

そしたら、あなたのハウスメーカー選びは、

ぐんと成功に近づくと思います。

このブログでは、こんな感じで、

注文住宅のことや、各ハウスメーカーの

メリット・デメリットについて、発信しています。

参考になると思いますので、ぜひ他の記事もご覧ください。

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

カツオ