![カツオ](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/03/⑩-1こんにちは.jpg)
こんにちは!
カツオです。
先日、地鎮祭をやりました。
この記事では、地鎮祭当日にどんなことをしたのかをお話しします。
また、地鎮祭に向けて準備したこともお伝えします。
注文住宅でこれから家づくりに挑む人は、
「へえ、そういうことするのか~」
という感じで、聞いてもらえたら嬉しいです。
目次
限りなく「イェイ!」に近い「エイ!」
地鎮祭といえば、これじゃないでしょうか?
「鍬入れ(くわいれ)」です。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2021/04/鍬入れの瞬間モザイク済み-1024x576.png)
「エイ!(栄)」
という掛け声と一緒に、鍬(くわ)で土の山を崩します。
土の山は、高さ50cmくらいで、工事現場にあるカラーコーンよりも少し小さいくらいでしょうか。
本来、この神聖なる「エイ!(栄)」は、家の”繁栄”を祈るもの。
ですが、ぶっちゃけ僕にとっては、限りなく「イェイ!」に近かったですw
内心は「やった~!やっと着工するぞ~!」という気持ちです。
敷地を3周くらい、「ケン・ケン・パ」で回ってもいいくらい。
桜の散る4月。
天候にも恵まれました。
青々とした空の下、思いっきり「イェイ!」してきました。
![カツオ](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2022/03/⑦ワンポイントアドバイス.jpg)
ちなみに、動画で見たい方はこちら。
初穂料と手土産(お菓子)を準備しました。
ところで、地鎮祭の前に準備したことが2つありました。
初穂料(はつほりょう)と、手土産です。
初穂料はいくら?
まず神主さんに納める初穂料の金額ですが、我が家は4万5千円にしました。
地域によって相場が違うようです。
思い切って営業マンに聞いてみて、金額を決めてもらいました。
のし袋に包むお金は、ピカピカの新札。
近所の銀行に行って、ゲットしました。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2021/04/image-13-1024x638.png)
のし袋の包み方は、いろいろググりながら書きました。
手土産はなに買った?金額は?
地鎮祭のあと、ご近所さんにご挨拶します。
そのために、前もって手土産を用意しました。
千疋屋総本店の焼き菓子です。
![フルーツケーキ 10個入](https://makeshop-multi-images.akamaized.net/sembikiya/shopimages/1_000000000089.jpg?1570082785)
お値段は、ひとつ2160円でした。
外のしはこんな感じ。
「御挨拶」と「苗字」を書いてもらいました。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2021/04/image-14-1024x576.png)
ちなみに、残念なお知らせが・・・。
知り合いに「もうすぐ地鎮祭なんだー」って言ったら、
![友人](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2021/03/necchusyou_face_boy1.png)
「そっか、じゃあ手土産も買わないとだね!」
「高い手土産を渡すと、気を使わせちゃうから気をつけて!」
って言われて、心にズキューンときましたw
この会話をしたときには、2000円以上もするお菓子を買っちゃってます。
不安になったので、手土産の相場を調べました。
まずは、Twitter上で他の施主さんに聞いてみました。
ホントにこういうときに、心強いです。
聞いてみた結果、「500円前後」という意見が多かったです。
以下のツイートに、けっこう皆さん反応してくださいました。
もしよかったら、参考にしてみてください。
ちなみに、2016年にLIFULL HOME’Sが行った調査によると、みなさんが手土産にかける金額はこんな感じみたいです。
![Q12どの程度の金額の粗品をあげた?【単一回答】入居時に手土産を持っていった人ベース(n=289)](https://homes-cont.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/uploads/cont/20120/img/dbd93eab7c685c263b5b361823c683ff-640x447.jpg)
(引用:LIFULL HOME’S調査(2016))
半分以上の方が「1000円未満」です。
また、約95%の人は、「2000円未満」で済ませているようです。
ちなみに渡すお土産は、
- 1位:タオル
- 2位:お菓子
- 3位:洗剤
という感じです。(出典:LIFULL HOME’S調査(2016))
僕が買ったものは、若干相場よりも高かったみたいです。
もう買っちゃったし、やむなし。
当日の服装は、スーツ。
地鎮祭当日の服装は、スーツで行きました。
ちなみに、ノーネクタイです。
実際、服装は人それぞれみたいです。
あまりラフすぎるのは良くないです。
しかし、「絶対にスーツじゃなきゃダメ」というわけでもないみたい。
僕がスーツにした理由は、ご近所さんの目です。
地鎮祭をやる前から、5回以上は現地に行ったので、なんとなく近所の年齢層はわかっていました。
子育て世代もいますが、多くは50代~60代の方です。
その方々が地鎮祭をやった時のことを、想像してみました。
きっと、ビシッとスーツでキメていたんじゃないかなーと思います。
あまり根拠はないですが、僕の父がそうだったので。
なので、カジュアルな服装で挨拶しにいくと、
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2021/04/ojiisan_question.png)
「おぉ、最近のやつは、こんな恰好で地鎮祭をやるのか・・・」
っていう風に、印象が悪くなる可能性があります。
なので、スーツで行きました。
ちなみに、妻はワンピースです。
地鎮祭当日にやったこと
地鎮祭当日にやったことは、以下の4つです。
- 参加者とご挨拶
- 地縄確認
- 地鎮祭
- 隣人へご挨拶
参加者とご挨拶
地鎮祭は、朝10時にスタートしました。
家族4人で行って、10分くらい前に到着。
すると、神主さん、営業マン、設計士、工事担当、それと工務店の方もいらっしゃっていました。
工事担当と、工務店の方は初対面です。
そこで軽くご挨拶しました。
地縄確認
足元に目をやると、地縄が張られていました。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2021/04/image-15-1024x604.png)
地縄で、家の形がハッキリとわかります。
線の位置が間違いないか、工事担当と一緒に確認しました。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2021/04/image-16-1024x502.png)
また、GLの確認もしました。
GLというのは”Grand Line”の略です。
家の基準となる”高さ”のことらしいです。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2021/04/image-17-1024x514.png)
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2021/04/image-18-1024x462.png)
我が家の場合、道路にあるマンホールから30cm高いところがGLです。
写真のように、外構ブロックに線が引かれていました。
地鎮祭
地縄確認のあと、いよいよ地鎮祭です。
関東エリアの一般的な流れは、こんな感じです。
三井ホームから頂いた資料を参考に、図にしました。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2021/04/image-19.png)
漢字の暴力www
まるで、三国志の武将の名前です。
施主は、基本的には座っています。
地鎮祭の流れの通り、神主さんがお祈りを進めてくれます。
ぶっちゃけると、「ん?いまは、どのお祈りやってる?」っていう感じで、ちゃんと理解してませんでしたw
わからないなりにも一番印象的だったのは、冒頭でも紹介した「鍬入れ」です。
小さい土の山に、「エイ(栄)」と言って、鍬(くわ)を振り下ろす儀式です。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2021/04/盛り土崩れた後の写真-1024x768.jpg)
その次に印象的だったのは、「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」です。
「玉串(たまぐし)」を神様にお供えする儀式です。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2021/04/名称未設定のデザイン-6-1024x576.png)
玉串奉奠(たまぐしほうてん)はきっちりとしたお作法があります。
でも、そのことを知ったのは、地鎮祭のあと。
当日はちゃんとできなくて、少し恥ずかしい思いをしました。
無知は怖いですね…
Twitterでほかの施主さんに聞いてみたところ、3割くらいの方は完璧にできたようです。
ちなみに、玉串奉奠(たまぐしほうてん)は、子供達にもやらせてくれました。
まだ小さいので、覚えていないと思います。
でも、写真や動画をバッチリ撮ったので、そのうち子どもたちに見せるのが楽しみです。
なお、初穂料は地鎮祭終了後に、神主さんにお渡ししました。
隣人へご挨拶
地鎮祭のあとは、ご近所の方にご挨拶をしました。
1軒ずつ、ピンポンしていきました。
工事担当の方も一緒に回ってくれたので、心強かったです。
2軒目に御挨拶したお家は、60代くらいのご夫婦。
工事担当がご挨拶すると、さっそく注文が飛んでまいりました。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2021/04/ojiisan_think.png)
「こないだ作業してたじゃん?けっこう砂がこっちにきたんだよねぇ。」
怒っている雰囲気ではなかったですが、「言うことは言うよ」というオーラに萎縮しそうになります。
表情は変えませんでしたが、心臓から滝のごとく汗が出るような気分でした。
でも、工事担当の方が丁寧に会話されていて、安心しました。
それはまるで、高級ホテルの従業員のように。
僕は笑顔で会話を聞くことに徹し、最後に「ご迷惑をおかけします」と言って手土産を渡しました。
たぶん顔が引きつっていたと思いますw
挨拶して回ったのは5軒です。
留守の家が2軒ありましたが、翌週もう一度現場に行って、残りの2軒にご挨拶できました。
もらったもの
当日の挨拶回りを終えたころに、地鎮祭の片付けが終わっていました。
その時に、神主さんから「お供え物」や「鎮物(しずめもの)」をいただきました。
「鎮物(しずめもの)」というのは簡単に言うと”お守り”みたいなものです。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2021/04/名称未設定のデザイン-5-1024x576.png)
基礎の下に納めるものや、屋根裏に納めるものをいただきました。
あと、いただいたお供え物は、大根、りんご、鯛など盛りだくさんでした。
立派な日本酒までいただきました。
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2021/04/名称未設定のデザイン-4-1024x576.png)
いただいたものがとても多く、総重量で言ったら10kgくらいでしょうか?
電車と徒歩で行ったので、帰りは大変でした。
ちなみに、その日の夜は鯛料理にしました♪
![](https://katsuose.com/wp-content/uploads/2021/04/qd5arg.jpg)
まとめ
地鎮祭、大満足でした!
子供たちも参加して、玉串奉奠までやらせてもらえたのが、とても嬉しかったです。
近い将来、地鎮祭の写真や動画を、子供たちに見せるのが楽しみです。
神様に見守ってもらいながら、すくすくと育ってほしいなと思います。
以上、我が家の地鎮祭のお話でした。
我が家もいよいよ着工です。
現場にも、ちょくちょく足を運ぼうと思っています。
現場が少し離れているので、行けたとしても1,2週間に1回くらいかな。
今後は、建築過程などもお見せできればと思っています。
ぜひ、次の記事もご覧ください。
それでは。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
カツオ