\  YouTubeはこちら /

【デスクDIY】マルトクショップの天板で、初心者でも簡単にできる。

こんにちは!カツオです。

この記事では、デスクDIYの話をしていきます。

「かっちょいいデスクが欲しい!」
「かといって、DIYってめんどくさいのかな?」
「DIYするとしたら、なにをどうすればいいの?」

このような悩みに、回答したいと思います。

理想のデスク、手に入れませんか?

この記事でわかること
・デスクDIYの手順。写真付きで、分かりやすく解説。
・通販で天板を買うときの、仕上げオプションの選び方(マルトクショップの場合)
・デスクをDIYするメリット、かかった金額を公開!

最近DIYして、ちょっとだけ皆さんよりも先輩になった僕が、これからガイドします。
ようこそ、お越しくださいました。

理想のデスクを手に入れたい方は、この先を読み進めてください。

カツオのデスク環境

さっそくですが、カツオのデスク環境を見てください。
僕のデスク環境は、こんな感じです!

カツオのデスク環境

どうですか?
カッコよくないですか?
(自画自賛で、すみませんw)

この写真に写っているデスクは、自分でDIYしたものです。
デスクのみの写真が、こちら。

カツオがDIYしたデスク

一般的なデスクDIYは、天板に脚を付けるだけ。
僕の場合は、他にもいくつかパーツを取り付けています。
詳細については、のちほど解説しますね。

僕はDIY素人です。
ですが、デスクのDIYは、思っていたよりも簡単でした。

この記事では、DIY初心者の僕が、どうやってデスクを作ったのかを解説します。
詳しく写真付きで、手順を紹介します。

あなたもぜひ、
「マネしてみたい!」
と思ってくれたら、嬉しいです。

なぜ、自作デスクなのか?DIYするメリットとは。

そもそも、なぜデスクを作るのでしょうか?
結論から言うと、以下の2つが理由になります。

デスクをDIYする2つの理由
・自分の好きな色、好きなサイズのデスクが手に入る。
・売っている机を買うよりも、安い。

「デスクをDIYなんて、めんどくさいなぁ」
「うまくいくか不安だなぁ」
なんて、思ってませんか?
僕は思っていました。

でもね。
デスクを作らなければならない理由が、あるんです。

申し遅れましたが、僕は2021年に三井ホームで注文住宅を建てました。
いまは、新居に4人家族で暮らしています。

そして、新居には3畳の書斎を、作ることができました。
3畳という広さは、そこまで大きくはありませんが、「男の城」を築くには十分なサイズ。

「書斎で使う、かっこいいデスクが欲しい…」
僕は、そう思いました。

新居に引っ越してきて、最初にぶち当たった壁があります。
それは、「デスクのサイズが合わない問題」です。

賃貸で暮らしていた頃に、半強制的にテレワークが始まりました。
当時、あわてて島忠ホームズでデスクを購入。
それが、こちらのデスクです。

サイズは、120cm×60cm。
新居の書斎に、色とサイズが合ってません。

うーん、なんと言ったらいいんでしょうか。

「なんか、合わない…」

机と床の色が、チグハグです。
机の色は、薄めのブラウン。
一方で、床は濃いめのブラウン(ウォールナット)です。

おまけに、机のサイズが小さい。
もう少し大きいデスクを置けるのに、空間が余ってしまっています。

デスクを新調しようと、インターネットの通販サイトを探しました。
しかし、色もサイズもピッタリのデスクなんて、なかなか見つかりません。
これが、理想のデスクをDIYする最大の理由です。

でもね、DIYなんてやったことないし、ダルい。
僕は、もんもんとした気持ちを押し殺しながら、このデスクを新居でも使っていました。

ある日、家族でショッピングモールに行きました。
そこでなんとなく立ち寄ったKEYUCAで、僕は衝撃を受けます。

・・・これは!!
カッコいいデスクと、出会った。

KEYUCAで発見した、このデスク。
その名も「ValitaⅡ order table(バリタⅡ オーダーテーブル)」です。

実はこれ、ダイニングテーブルです。
でも、ぶっちゃけPCデスクとしても使える。
僕は、そう思いました。

机の色や雰囲気が、うちの書斎の床と合っています。
そして、なによりも気に入ったのが、サイズをカスタマイズできること。

冷静に説明書きを読むフリをする、カツオ33歳。
しかし内心では、「ワーイ!ワーイ!」と少年のように飛び跳ねていましたw

高鳴る鼓動と呼吸。
勢いのまま、店員さんに声をかけました。
しかし、価格を聞いてみて、僕の気持ちは一気に冷めてしまいました。

価格表
引用:KEYUCA公式サイト バリタⅡ オーダーテーブル

僕が欲しいサイズは、1650mm×750mmです。
その価格は、136,800円(税抜)。

消費税をかけたら、150,480円になります。
そこに送料まで乗ると、約16万円

僕にとって、デスクに16万円は高い。
なんせ、先ほど紹介した島忠ホームズのデスクは、1万円です。

現実をつきつけられ、僕は決意しました。

「あぁ、これは自分で作るしかないな」と。

そこから、カツオのデスクDIYチャレンジが始まりました。

あなたも、似たような状況に置かれていませんか?
もしそうなら、ぜひデスクDIYにチャレンジしてみてください!

今回、DIYで作るデスクの仕様

天板に、脚を付けるだけではありません。
収納トレー(左)と、配線ラック(奥)も付けます。

今回作るデスクのスペックは、こんな感じです。

今回作るデスクのスペック
・天板 ⇒ ブラックウォールナット集成材(マルトクショップ)
・脚 ⇒ アイアン脚「スクエア」(KANADEMONO)
・SIGNUM ケーブルオーガナイザー(IKEA)
・テーブル下収納ラック(tower)
※()内は、購入元。

書斎の床に合わせて、天板はウォールナット材にしました。
サイズは、横幅165 cm ×奥行75cm。

横幅を中途半端な165cmとした理由は、デスクの左にスチールラックを置くためです。
書斎の横幅を、余すことなく活用します。
理想のサイズにできるのが、デスクDIYの良い所。

奥行を75cmにした理由は、勤務先で使用している机を参考にしました。
75cmあると、モニターとキーボードに加えて、手前に作業スペースを確保できます。

デスク環境を計画するとき、Youtubeで勉強しました。
みんなが「デスクの周りで、使っているもの」を参考にするためです。

100本以上の動画を見た中で、特に目を付けた商品が、以下の2つ。

  1. SIGNUMケーブルオーガナイザー(IKEA)
    ⇒配線を、テーブル下に隠せる。
  2. テーブル下収納ラック(tower)
    ⇒ティッシュボックスをスマートに隠せる。
     トレーを収納して、”引き出し”を作れる。

このような商品を取り付けることで、機能的にも美しいデスクを、作りました。
もちろんこの記事では、これらのパーツの取り付け方も、解説していきます。

デスクをDIYするのに必要な工具

デスクをDIYするための工具は、2つしかありません。

まず、電動ドリル

これまで、いろんな大工さんや業者さんとお話ししてきました。
三井ホームの新居を、建てているときです。
現場には、何度も足を運びました。

ほとんどと言っていいほど、大工さんが持っているのがこれ。
マキタの電動ドリルです。

マキタは、電動ドリル以外にも様々なツールを販売しています。
例えば、マキタの掃除機は有名ですね。
一度バッテリーを手に入れてしまえば、使いまわしできるのが、マキタのいいところ。

僕の入り口は、電動ドリルでした。
まだマキタを買ったことない人は、ぜひこの機会に、”マキタの世界”へお越しくださいw

さて、デスクDIYには、もうひとつ工具が必要です。
天板に、仮の穴(下穴)をあける道具。

それが、こちら。
ドリルビットです。

天板にパーツを固定するためには、ビスを使います。
(ビスというのは、ネジみたいなやつです。)

いきなりビスを打つと、木材が割れてしまう可能性があります。
なので、「下穴」といって、軽ーく木材に穴をあける必要があります。

後ほどご紹介しますが、実際に僕が使ったのは、2.0、2.5、3.0mmでした。
そこまで厳密である必要はありませんので、 2.0~3.0mmのドリルビットを複数用意しておきましょう。

用意する工具は、以上です。
あと一応、マスキングテープも必要ですが、ぶっちゃけセロハンテープでOK。

今回、デスクをDIYするのに使用した材料

それでは、用意する材料について解説していきます。

天板(マルトクショップ)

デスクDIYの主役。
まずは、天板を購入しましょう。

僕は、マルトクショップというところで天板を買いました。
インターネットでデスクDIYのことを調べると、多くの方がKANADEMONOマルトクショップ で購入しています。

僕が検討していたときは、ウォールナット天板が、KANADEMONOで売っていませんでした。
今は、KANADEMONOにも、あるみたいです。

質感はKANADEMONOのほうがよさそうですが、価格差が2万円くらいあります。
僕なら、いま選ぶとしてもマルトクショップさんかなぁ。

ちなみに、天板の塗装を、自分でやる人もいます。
塗装のDIY動画を見て勉強しましたが、けっこう手間と時間がかかります。

なので僕の場合は、マルトクショップに塗装もお願いしちゃいました。

アイアン脚「スクエア」(KANADEMONO)

デスクDIYの主役ナンバー2。
アイアン脚を、購入しましょう。

おすすめは、こちら。

THE LEGS / スクエア × Black Steel / 2脚セット
引用:KANADEMONO 公式HP

僕は、 KANADEMONOで「スクエア」を購入しました。

アマゾンで、安価なアイアン脚を購入する人もいます。
とにかくコストダウンを目指すなら、それも一理あります。

しかし、デスクは一度作ったら、長く使うもの。
できれば、作りがしっかりしたものを選びたいところ。

KANADEMONOのアイアン脚は、手触りがよくて高級感ありますよ。
ずっしりしていて、デスクに安定感があります。

あと、電動昇降式の脚を買う方もいます。
例えば、FlexiSpotが最近の流行りでしょうか。

電動昇降式って、なんかカッコいい。
たしかに、高さをいろいろ変えられるのは魅力的です。
しかし、下記の2つは、覚悟が必要です。

  • デスクが上下する前提で、配線を計画。
  • デスクを昇降したときに、壁や物を破壊しないか注意。

僕は、そこまでしてまで、デスクを昇降させる気にはなれませんでした。

SIGNUMケーブルオーガナイザー(IKEA)

今回のDIYでは、ちょっとした「便利アイテム」も取り付けます。
その一つが、「SIGNUMケーブルオーガナイザー(IKEA)」です。

SIGNUMケーブルオーガナイザー
引用:IKEA公式HP

ケーブルを隠すアイテムは、いろいろあります。
そのなかでも、SIGNUMの良いところは、トレーの位置を左右に動かせること。

こういったアイテムを天板に固定するのは、勇気がいるものです。
一度付けてしまっても、あとから位置を変えられるのは、いいですよね。

テーブル下収納ラック(tower)

今回デスクに取り付ける「便利アイテム」その2が、こちら。
テーブル下収納ラック(tower)」です。
これも、おすすめです。

テーブル下収納ラック(tower)
引用:Amazon

「デスクをスタイリッシュにするには、ティッシュボックスを置くべきではない。」
僕は、そう思います。

この商品を使えば、ティッシュボックスを隠せます。
あと、ちょっとした小物を入れることもできます。

マルトクショップでの木材の選び方

デスクDIYで、一番最初に悩むのは「天板選び」です。
僕も頭を抱えました。

僕がマルトクショップで購入した天板の情報は、こちら。

ウォールナット 集成材フリーカット 25*750*1650mm
面[A]:上下R面(5R) + 磨き
面[B]:上下R面(5R) + 磨き
面[C]:上下R面(5R) + 磨き
面[D]:上下R面(5R) + 磨き
反り止め:無し
ジャストカットの有無:有り
コーナーR[A]:5
コーナーR[B]:5
コーナーR[C]:5 
コーナーR[D]:5 
塗装:ウレタンクリアー 裏捨て塗り(ツヤ全消し)
三方向使用

金額:56780 円
送料:1650 円

------------------
税込金額:58430 円

なにが書いてあるのか、初めて見る人には分からないかもw
でも、安心してください。
この記事で、解説していきます。

マルトクショップの公式サイトでも、オプションの選び方が解説されています。
なので、僕も安心して購入することができました。

とはいえ、小心者のカツオ。
実は、「サンプルを発注することで失敗を防ぐ」という作戦を実行しましたw

サンプルとして購入した木材たち(有料)

正直、みなさんは、ここまでやる必要はないですw

ですが、「塗装をマルトクショップにお願いする」ため、仕上がりがどうしても気になったんです。
あと、角を削る仕上げも、体感したかった。
同じ不安を抱えている人は、ぜひ画像を参考にしてください。

まずは、こちら。
ウォールナットの「塗装なし」です。

ウォールナット「塗装なし」
ウォールナット 集成材フリーカット 20*100*100mm
面[A]:上下R面(3R) + 磨き
面[B]:上下R面(3R) + 磨き
面[C]:上下R面(3R) + 磨き 
面[D]:上下R面(3R) + 磨き
反り止め:無し
ジャストカットの有無:有り
コーナーR[A]:3
コーナーR[B]:3
コーナーR[C]:3 
コーナーR[D]:3
三方向使用
------------------
金額:1810 円

話には聞いていましたが、「塗装なし」はかなり色が薄いです。
とてもウォールナットとは思えない色。
自分で塗装する方は、ここがスタートラインになります。

ちなみに、「面:上下R面(3R)」というのは、3mmで丸く削るという加工です。
キーボードをたたくときに、僕の場合は机の手前に腕があたります。
実際に腕を当ててみたところ、3Rはちょっと気になりました。
痛いというほどではないですが、違和感があります。

面:上下R面(3R) の仕上がり

厚みは20mmです。
一見すると丁度よさそうですが、広いデスクで使うには若干薄いかと思います。
あくまで直観ですが。
また、この後固定するパーツのことを考えると、最低25mmはあったほうがいいです。
あまり薄い天板だと、ビスを貫通させてしまうからです。

コーナーR:3の仕上がり

コーナーの加工も、3mm。
見た感じからして、体のどこかをぶつけると痛そうwww

続いて、見ていただきたいのは、こちら。
「自然塗料カラー(ダークブラウン)」です。

ウォールナット 「自然塗料カラー(ダークブラウン)」
ウォールナット 無垢板フリーカット 25*100*100mm
面[A]:上下R面(5R) + 磨き
面[B]:上下R面(5R) + 磨き
面[C]:上下R面(5R) + 磨き
面[D]:上下R面(5R) + 磨き
反り止め:無し
ジャストカットの有無:有り
コーナーR[A]:5 
コーナーR[B]:5
コーナーR[C]:5
コーナーR[D]:5
塗装:自然塗料カラー(ダークブラウン)両面
四方向使用
------------------
金額:1980 円

うん、「自然塗料カラー(ダークブラウン) 」は良い感じですね。
「塗装なし」とは比にならないくらい、濃い色に仕上がっています。

面:上下R面(5R)、コーナーR:5の仕上がり

面とコーナーは、両方とも5mmで仕上げてもらいました。
試しに、キーボードを叩くつもりで腕を当ててみたところ、マイルドな当たりです。
角も、体をぶつけても痛くなさそうw

そして、3枚目のサンプルがこちら。
「ウレタンクリアー(ツヤなし)」です。

ウォールナット「ウレタンクリアー(ツヤなし)」
ウォールナット 集成材フリーカット 25*100*100mm
面[A]:上下R面(3R) + 磨き
面[B]:上下R面(3R) + 磨き
面[C]:上下R面(3R) + 磨き
面[D]:上下R面(3R) + 磨き
反り止め:無し
ジャストカットの有無:有り
コーナーR[A]:5 
コーナーR[B]:5 
コーナーR[C]:5 
コーナーR[D]:5  
塗装:ウレタンクリアー 裏捨て塗り(ツヤ全消し)
三方向使用
------------------
金額:1900 円

写真だと分かりにくいんですが、すこし光沢感があります。
遊戯王のキラキラしたカード、とまではいいませんが、ライトの角度によっては光沢が強くでます。
そこまで気になりませんが。

ウレタンクリアーのほうが、水をはじきます。
若干ですが自然塗装よりも、キズに強い。
しかし、光沢が出る。

自然な風合いが好きな人は自然塗装、強度重視な人はウレタンクリアー、そんな感じです。
僕は、後者を選択することにしました。

こちらは、集成材なので、随所に線が入ります。
今回、無垢と集成材で、それぞれのサンプルを用意しました。

無垢の風合いを優先するのか、集成材の強度を取るのか、実物を見て判断するためです。
僕は「集成材でも十分カッコいい」と感じました。

面:上下R面(3R)、コーナーR:5の仕上がり

面を3mm、コーナーを5mmで仕上げました。
試しにキーボードを叩くつもりで腕を当てたところ、やはり3mmはキツイです…
腕のところの血行が、悪くなりそうな気分です。
面の仕上げは、5mmがいいと思います。

一方で、コーナーの仕上げは、5mmが丁度いい感じです。
これ以上削ると、丸すぎ。
モダンよりもクラシカルな印象になってしまいそう。
かといって、削りが甘いと安全性に不安が残る。
というわけで、コーナーの仕上げは5mmで決定。

以上をまとめると、カツオが購入した木材は、以下のとおりです。

カツオが発注した木材
・木材(樹種):ウォールナット ※お好みです
・木材(無垢or集成材):集成材 ※強度重視
・サイズ:25mm×1650mm×750mm ※厚さは25mmがおすすめ
・塗装:ウレタンクリアー(ツヤ全消し)
・面の仕上げ:5mm
・コーナーの仕上げ:5mm

補足ですが、天板の厚さは25mmがおすすめです。
薄すぎると、パーツを固定するためのビスを打てません。
かといって、分厚くすると木材の値段が上がります。
なので、厚さは25mmがおすすめ。

DIYでデスク作りに挑戦!アイアン脚のPCデスク制作工程

さて、やっと本題です。
カツオと一緒に、デスクを作っていきましょう!
この記事を見ながら、真似すれば同じデスクが完成します。
ぜひ参考にしてください。

アイアン脚「スクエア」(KANADEMONO)の取り付け

まずは、天板から開封。
マルトクショップから送られてきた天板は、約20kg。

重さだけで考えれば、なんとか持てると思います。
しかし、実際はサイズが大きくて持ち運びにくいです。
なので、想像以上に重たく感じます。

ウォールナットの天板

まずは、設置する場所まで運びましょう。
僕の場合は、天板の角にタオルを当てて、ゆっくりと引きずりました。

我が家の、書斎が1階でよかった。
もし2階に運ぶなら、2人でやったほうがよさそうです。

段ボールで、何重にも梱包されていました。
しかし、残念なことに傷が付いていました。

キズがついていました

2cmほどの、えぐれたような傷。
キズの深さは、1mmくらいでしょうか。
そのすぐ横に、薄く5cmほどのキズも見えます。

開封直後はショックでした。
しかし、キズの位置が端のほうだったため、物を置けば隠せそう。
特に異議は唱えないこととしました。
良くも悪くも、この程度のキズは、使っていたらすぐにつきます。

さて、気を取り直して、今度はアイアン脚を開封。
こちらは、KANADEMONOで購入しました。

KANADEMONOのアイアン脚

お値段は、約2万円。
「たかが脚に、2万円!?」
と思われるかもしれません。

しかし、長く使うデスクです。
耐荷重がしっかりしていて、質感の高いものを使いたいです。

アイアンという素材は、値段で質感に差がでます。
安いもので済ませようとしている方は、注意が必要です。

取り付け用のビス

ビスと取り扱い説明書も、入っています。
同封されているビスを使って、このあとアイアン脚を天板に固定していきます。

まずは、アイアン脚の位置を決めます。
僕の場合は、天板の端から10cmの位置に、アイアン脚が来るようにしました。

端から10cm
端から10cm

天板の奥行きは、75cmです。
アイアン脚を中心にすると、端からちょうど5cmずつの位置になりました。

端から5cm
端から5cm

ここからが、重要な工程になります。
鉛筆などで、穴の位置をマーキングします。

マーキング

こんな感じになります。

マーキングされたところ
〇印がうっすら見えます

KANADEMONOのアイアン脚に同封されていたビスを、このあと打ちます。

いきなりビスを打ってしまうと、板にヒビが入ってしまう恐れがあります。
それを防ぐために、まずは軽く下穴を空ける必要があります。

使うアイテムは、こちら。
下穴用ドリルビット。

下穴用ドリルビット
3.0mm

アイアン脚用のビスを並べて、それに近いドリルビットを選びます。
僕の場合は、3.0mmを選びました。

そして、ここからが大事な工程です。
いちばん、集中するところ。

マスキングテープで、目印を付ける。

ドリルビットに、マスキングテープで印をつけます。
マステがない人は、セロハンテープでもOK。
これをやっておかないと、愛する天板を貫通してしまいます。
ズキューン、とw

なので、絶対にやってください。

先ほど付けた印のところに、下穴を空けます。
貫通しないように、慎重にいきましょう。

ゆっくり。
とにかく、ゆっくり。

下穴を空ける

木くずは、掃除機で吸うと楽ですよ。
Sharkのハンディクリーナー、おすすめです

お掃除

穴をあけると、こんな感じです。

下穴が空きました

KANADEMONOの取説に従って、ビスとワッシャーを下の写真のように組み合わせます。

ビスとワッシャー

あとは、電動ドリルで打ち込んでいくだけ。

電動ドリルで、ビスを打ちこむ。

これで、アイアン脚を固定することができました!

アイアン脚の取り付け完了!

同じ工程を、もうひとつのアイアン脚もやります。
2つとも付けた写真が、こちら。

デスクの完成!

はい、デスクが完成しました!
どうですか?超簡単でしょ。

DIYをまったくやったことがないカツオでも、楽勝でした。
電動ドリルも、人生初使用。

SIGNUMケーブルオーガナイザー(IKEA)の取りつけ

さて、冒頭でもご紹介した通り、ここからさらにグレードアップしていきます。
まずは、IKEAのSIGNUMを付けていきましょう。

IKEAのSIGNUM

開封すると、こんな感じのパーツが入っています。
白いプラスチックのようなアイテムは、使いません。

付属品

取り扱い説明書も入ってますが、秒で捨てましたw
ごめんなさい。
IKEAの取説は、読み解くのが難しいです。

「全人類に対して、絵だけで説明することに挑戦している」
という自負は伝わってきます。
きっと、言語の壁を越えようとしている。

しかし、それはまるで旧石器時代の絵画のよう。
僕は、歴史の研究者ではありません。

取り付けのイメージは、こんな感じです。

取り付けイメージ

電源タップが収まるようなサイズを、イメージしました。
そのあとの工程は、アイアン脚と同様です。

位置を決めたら、鉛筆などでマーキングします。

マーキング
マーキング

下穴用ドリルビットは、2.5mmを使用することにしました。

下穴用ドリルビット
2.5mm

アイアン脚のときと同様に、マスキングテープで印をつけます。
愛する天板を貫通しないためにも、ここが最も重要な工程になります。

マスキングテープで、目印を付ける。

先ほどマーキングした場所に、下穴をあけます。
貫通しないように、慎重にいきましょう

下穴を空ける

下穴があいたら、ビスを打ちこみます。

ビスを打ち込みます

下の写真のように固定出できたら、完成です!

取りつけ完了!

SIGNUMの位置は、お好みで決めてください。

僕の場合、天板の奥からSIGNUMが少し出るようにしました。
その方が、あとあとデスクの上から配線しやすいからです。

ぜひ、参考にしてください。

テーブル下収納ラック(tower)の取りつけ

最後に、towerのテーブル下収納ラックを取り付けていきます。
先ほどのSIGNUMに加え、この製品を付けることで、高機能なデスクを目指します。

まずは、取り付け場所をイメージ。
マーキングもします。

手順は、いままでの工程と同じです。
今回使うドリルビットは、2.0mmです。
ビスは、商品に同封されていたものを使用します。

下穴用ドリルビット
2.0mm

マスキングテープで、貫通予防。
これも、いままでやってきたことと同じです。

マスキングテープで、目印をつける。

下穴を慎重にあけていきます。
何度も言いますが、この作業が一番集中するところ。

下穴を空ける

下穴ができたら、ビスを打ちこみます。

ビスを打ちこむ

はい、完成~!

取り付け完了!

ひっくり返して完成!

さぁ、ここまでずっとデスクを裏のままで作業してきました。
最後にひっくり返すのが、けっこう大変ですw

裏のデスク

ひっくり返すまえに、できればクッションを付けておきましょう。
僕は、100円均一で購入しました。

クッション

ひっくり返すには、まずデスクを横にするところから。
床や壁を傷つけないように、慎重に行いましょう。

天板が約20kgで、アイアン脚が約7kg×2あります。
総重量は、約40kg。
僕はひとりでやりましたが、できれば2人でやることをおすすめします。

まずは横にします
デスク完成!!

デスクを、起こしたら完成です!!
お疲れさまでした!
パチパチパチパチ~。

デスク以外にも、DIYしたこと。

ちょっとおまけの話。
デスク以外にも、DIYしたことが2つあるので、ご紹介します。
DIYといっても、既製品を使うんですけどねw
初心者にとっては、それでも立派なDIYでございます。

キタジマのスチールラック

下の写真をご覧ください。
デスクと白い壁の間に、スペースがあります。
僕はここに、スチールラックを収めました。

スチールラックを置くことは、デスクを作る前から計画。
デスクの横幅が165cmで、中途半端なのはこのためです。

購入したのは、キタジマのスチールラック
約12,000円で、大容量の棚が手に入るので、おすすめです。

話がそれますが、実はパナソニックのキュビオスも検討しました。

実際に、パナソニックのショールームにも行き、見積もりも取りました。
ウォールナット木材で、2列の棚のイメージです。

ショールームのお姉さんと、棚のイメージをすり合わせしました。

後日見積書が、メールで送られてきました。
その金額、なんと25万円。
さすがに手が出せず、泣く泣く諦めました。

僕は採用しませんでしたが、お金に余裕のある方は「キュビオス」おすすめです。
質感が高くて、カスタマイズできるのが良い所。

あとは、「ディアウォール」も検討しました。
ホームセンターに行けば、簡単に手に入る2×4材を使って、棚を作ることができます。

下の写真の、白いパーツが「ディアウォール」です。

ナチュラル系の色にするならいいのですが、ウォールナット色となると塗装が必要です。
というのも、一般的に2×4材は、色が「薄い」から。

DIYを本気でやってみたい人にはおすすめですが、僕は楽をしたかったので「ディアウォール」はやめました。
そのうち、またチャレンジしてみたいです。

さて、「キタジマのスチールラック」の話に戻ります。
同封されているパーツは、こんな感じです。

ビスが、大量に入っています。
ざっと、150個くらいあります。

ビスとその他パーツが大量にあります

「まさか150個ぜんぶは使わないよね?」
って思いましたか?

150個ぜんぶ 、使いますよ。

固定するところが、多いんです。
キタジマのスチールラックは、組み立てが大変です。
この点だけは、覚悟してください。

その代わり、とにかく安くて丈夫なのが良い所。

一応、オプションで、下記のアイテムも購入できます。
持っていない人は、必須アイテムです。

工具は必須アイテム

スチールラックに同封されている、簡易的な工具でも組み立てることはできます。
しかし、時間がかかります。

上記のように、効率よく回せる工具があったほうが良いです。
税込みで、1580円でした。

あとは、取り扱い説明書に従って、ラックを組み立てます。
時間は、2時間ほどかかりました。
そんなこんなで、デスクの左側にスチールラックが完成!

デスクの左に、スチールラックが完成!

ビスの量が多くて、作るのが大変です。
でも、そこさえ乗り越えれば、コスパ高いです

LEDテープ

本日最後にご紹介するDIYは、LEDテープです。
約2,000円で購入しました。

うまくインテリアに取り入れると、高いパフォーマンスを発揮します。
LEDの裏にテープが付いていて、貼れるようになっています。

今回購入したのは、こちら。
LeproのLEDテープです。

電球色が欲しかったのと、口コミ評価が比較的高かったのが、選んだ決め手です。
Youtubeでも、よく紹介されている商品です。
比較的、安心して購入できるブランドかと思います。

試しに、ライトをつけてみると、こんな感じです。

アダプターをコンセントに挿したら、光ります。
調光スイッチがあるので、ON/OFFや明るさを調節することも可能です。

ちなみに、一般的なLEDテープの場合、1メートルあたり30個のLEDが付いています。
しかし、このLeproのLEDテープは、1メートルあたり60個。
そのため、間接照明として利用した場合に、光の粒感が出にくいです。

間接照明は、壁などを照らします。
そのときに、壁にライトの粒感が映ると、カッコ悪いです。
なので、LEDが1メートルあたり60個ついているタイプが、おすすめです。

このLEDテープを、机の横~裏にかけて、貼ります。
すると、こんな感じに。

どうです?
オシャレじゃないですか?(自画自賛w)

LEDテープは、途中で切ることができます。
余ったLEDテープは、もったいないですが廃棄です。
金額がそこまで高くないので、そこまでは気にならないでしょう。

かかった金額まとめ

最後に、今回のDIYにかかった金額を、表にまとめてみました。

商品名メーカー金額(税込・送料込)
天板(ウォールナット、集成材、厚さ25×横幅1650×奥行き750mm) マルトクショップ58,430円
アイアン脚「スクエア」KANADEMONO19,800円
SIGNUMケーブルオーガナイザーIKEA1,500円
テーブル下収納ラックtower(山崎実業)2,970円
スチールラック(幅75×奥行45×高さ180cm)キタジマ12,160円
LEDテープ(電球色、無段階調光、5m)Lepro1,980円
合計金額 96,840円

合計金額は、なんと10万円を切りました。

高機能なデスクに加えて、スチールラックやLEDテープもついてます。
市販では味わえない”コスパ”、ではないでしょうか。

ちなみに、電動ドリルとドリルビットを持っていない人は、そこも余分にお金がかかります。
しかし、それを足してもなお、やはり市販を凌ぐ”コスパ”です。
電動ドリルとドリルビットは、持っていて損はないアイテムです。

最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
参考になりましたか?

僕は、DIY初心者です。
ですが、見よう見マネで、素敵なデスクを作ることができました。

「デスクDIYって、簡単じゃん!」
「自分のデスク、作ってみたい!」
そう思っていただけたら、幸いです。
ぜひこの記事を参考に、あなたもデスクDIYにチャレンジしてみてください!

それでは。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!

カツオ