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【三井ホーム】全館空調(スマートブリーズワン)を諦めた3つの理由

こんにちは!
カツオです。

三井ホームは全館空調(スマートブリーズ)がウリです。

とはいえ、標準で付いてるわけではありません。

「追加費用を払ってまで、導入すべきか」が悩ましいところですよね。

僕は、三井ホームで家を建てる予定です。

実は、全館空調を入れるかどうか、頭を抱えるほど悩みました。

この記事では、

  • 三井ホームの全館空調の特徴
  • 我が家が全館空調を諦めた理由

をお話しします。

あなたが三井ホームの全館空調を、導入すべきかどうかを判断できるようになります。

ぜひ最後までご覧ください。

全館空調とは

まずは、全館空調の概要を説明します。

全館空調は、大きな機械を使って建物全体をまるごと空調します。

もともとは、ショッピングセンターやホテルなど、大きい施設で使われてきました。

例えば、あなたがホテルのロビーにいることを想像してみてください。

外は雪が降っています。でもロビーには暖炉があって、温かい。

(イメージ)ホテルのロビー

あなたは用を足すために、トイレに行きました。

もし、そのトイレが寒かったらどうですか?

「うわ!トイレは寒いのかよ!?」って、不快になりますよね。

全館空調を使えば、そうなりません。

施設全体をまるごと空調してしまえば、お客さんは快適にすごせる。

そういう考え方です。

本来、全館空調は、大きな施設で使われるものです。

でも、「快適なんだから、一戸建てでも使おうよ」というニーズもあります。

そこで三井ホームは、「スマートブリーズ」という全館空調を用意しました。

三井ホームの強みのひとつです。

我が家を担当した営業マンは、三井ホームで家を建てました。

彼が言うには、

営業マン

スマートブリーズを使うために、三井ホームで家を建てた
といっても過言ではない

だそうです。

また、職場の同僚A氏からも、全館空調を強く勧められました。
僕が「三井ホームを検討してる」ことを伝えたら、

職場の同僚A氏

もし三井ホームにするなら、全館空調は入れたほうがいいよ!

と言われました。

職場の同僚A氏は、三菱地所ホームで家を建てました。

三菱地所ホームも、全館空調がウリのハウスメーカーです。

A氏は、全館空調の快適さを、身をもって実感している様子でした。

「どうやら全館空調は、本当に快適らしいぞ」と、夫婦ですごく悩みました。

三井ホームの全館空調は3種類

三井ホームには3種類の全館空調があります。

表にまとめるとこのような感じです。

商品名価格メンテナンス契約設置場所備考
スマートブリーズ エース210万円前後年間2万円前後半畳
or
小屋裏
スマートブリーズ プラス200万円前後年間2万円前後半畳
スマートブリーズ ワン150万円前後なし半畳・40坪以下限定
・脱臭と加湿ができない
※価格は参考程度(坪数にもよります)

設置場所に「半畳」と書いてあるのは、全館空調の機械を置くスペースのことです。
半畳はだいたい90cm四方の大きさで、間取り図でいうと、ちょうど1マスになります。(尺モジュール)

スマートブリーズエースだと、機械を小屋裏にも置くことができるみたいです。
なので、「全館空調のために半畳使うのはもったいない」と思う方にお勧めです。

費用面でいうと、スマートブリーズエースとプラスは、初期費用でだいたい200万円前後。
少しエースのほうが高いです。
あと、「メンテナンス契約」という追加の出費もあります。

一方で、スマートブリーズワンなら150万円前後で導入でき、メンテナンス契約も不要です。

こうやって聞くと「スマートブリーズワン一択」のように聞こえるのですが、デメリットもあります。
それは、「40坪以下のお家限定」ということと、「脱臭と加湿ができない」という2点です。

我が家は40坪以下ですし、脱臭と加湿はなくてもいいかなぁと思ったので、
3つの全館空調のうち、スマートブリーズワンを検討しました。

ちなみに、スマートブリーズワンは、ちょっと面白い仕組みになっています。
一般的に、全館空調は業務用の空調機械を使いますが、
スマートブリーズワンは、普通のエアコンを使います。
普通のエアコンと言っても、馬力は大きいものを使いますが。

エアコンで小さい部屋をガンガン冷やして(冬なら温めて)、その空気をダクトで運ぶイメージです。
なので、スマートブリーズワンの機械室部屋に入ると夏はめっちゃくちゃ涼しいらしいです。
ためしに一度入ってみたいですよね。(笑)

なんか面白い仕組みだなと思うのですが、営業マンの言葉をお借りすると
「これが三井ホームがたどり着いた答え」
だそうです。

三井ホームの全館空調のメリット

つづいて、三井ホームの全館空調「スマートブリーズ」のメリットについてお話しします。

三井ホームの全館空調で、我が家が良いなと感じたポイントは、以下の通りです。

三井ホームの全館空調のメリット
  • 均一な温度
  • 内観がスッキリする
  • 室外機が一つ
  • お掃除が一か所で済む

以上の4つになります。

均一な温度

僕の知人は、「均一な温度」という点を猛烈に勧めていました。

彼の言葉を借りると、

知人

冬の寒い夜。仕事から帰ってきて玄関入ったら、そこは春だよ。

とのことです。

僕は小さいころ、築20年以上の戸建てで育ったので、
冬に玄関・廊下・お風呂が寒くて、ブルブル震えていました。
みなさんもそういうご経験はないですか?

温度が均一だと、たしかに相当気持ちいいと思います。

内観がスッキリする

全館空調を導入すると、個別エアコンを設置しなくてよくなるので、内観がスッキリします。
エアコンの代わりに、ホテルのような吹き出し口がつくだけなので、とってもおしゃれですよね。

室外機が一つ

もし全館空調ではなく個別エアコンを導入するとなると、我が家の場合は5台必要になりそうです。
そうすると、5台分の室外機が、外に設置されることになります。

室外機5台って、けっこう多いと思いませんか?

ゴゴゴゴゴゴゴ…

我が家は外観にあまりこだわらない予定なのでいいのですが、
人によっては室外機のせいで外観が悪くなってしまうかもしれません。

あとは、お隣さんが気になります。
我が家が購入した土地は隣家が迫っていて、室外機をお隣さんに向けるのに抵抗があります。
しかも5台も…

そういった意味で、室外機をひとつにできる全館空調って、
外観がスッキリするし、お隣さんにも配慮ができてステキだなと思います。

お掃除が一か所で済む

個別エアコンがたくさんあると、お掃除するところもそれだけ増えることになります。
全館空調なら、お掃除する場所が一か所で済むので、めんどくさがりの僕でもなんとか清潔に保てる気がします。

さて、これだけ魅力がある全館空調ですが、我が家は導入を諦めました…。
その理由について、お話していきたいと思います。

我が家がスマートブリーズワンを諦めた理由

我が家がスマートブリーズワンを諦めた理由は、以下の3つです。

我が家がスマートブリーズワンを諦めた理由
  • 費用
  • スペース
  • ダクト

費用

もうね…、高いんです。
全館空調が素晴らしいことはわかっちゃいるんですが、費用がどうにもこうにも。

僕が恐れている費用というのは3種類あります。

  • 初期費用
  • 光熱費
  • 交換費用

スマートブリーズワンは、従来のシリーズに比べて初期費用を抑えた画期的な商品です。
しかし、そうは言っても150万円前後なので、かなりの出費です。
個別エアコンにすれば、仮に1台あたり10万円かかったとしても、計50万円で済みます。

ちなみに、スマートブリーズワンには60万円分くらいに相当する第一種換気システム(※)も含まれています。
スマートブリーズワンをやめるとき、せめて第一種換気だけでも残そうかと思いましたが、それも諦めることにしました。
なので、我が家は第三種換気システム(※)です。

※第一種換気システム…換気をしてるのに、なぜか温度が外に逃げにくい画期的な装置。
※第三種換気システム…吸気口と換気扇で空気を換気する。従来からあるタイプ。

そして、光熱費も気になります。
全館空調を実際に導入した知人の話では、30坪のお家で冬の電気代は2万円くらいだそうです。
ブログやYoutubeで他の方の光熱費を調べると、だいたい冬に2万~3万円くらいはかかっています。

たしかに家中の温度が均一なのは魅力的ですが、
裏を返せば使っていない部屋も空調してるということです。

将来2万円以上の電気代を払うよりは、個別エアコンでひっそりと暮らしたほうが、
我が家にはあってるような気がしました。

また、全館空調が壊れたときも心配です。
いろんな本で勉強したところ、設備はなるべく汎用品を使うべきらしいです。
いざ壊れたときに、交換が簡単だからです。

こだわった設備を入れてしまうと、交換したいときに、
そもそもその製品が廃盤になってるとか、むりやり交換するために高額な費用がかかったりします。

たしかに汎用品である個別エアコンを使うなら、簡単に交換できるイメージがあります。
それこそ、家電量販店に行って店員さんに、「エアコン壊れちゃって・・・」って言えばなんとでもなりそうです。

画像
エアコンなら家電量販店に行けば大丈夫

でも、家電量販店に行って店員さんに、こう言ったらどうでしょうか?
「すみません、我が家のスマートブリーズが壊れたんですが・・・」
って。

たぶん引かれますよね?
引かれます。

店員さん

うちでは無理です!
三井ホームさんに言ってください!

って言われちゃいます。

けっして三井ホームを信じてないわけではないのですが、
全館空調を維持するために、頼れるところが一箇所しかないのはリスクだと思います。

下手すると、交換費用がすごくかかるかもしれません。
そしたら、せっかく全館空調を入れても、途中から個別エアコンに切り替えるかもしれないです。

スペース

全館空調は機械を設置するためにスペースを使います。
スマートブリーズワンの場合は、半畳使います。
我が家は、間取りを書いてもらうまでこのことを知らなくて、びっくりしました。

家の間取りを「あーじゃない、こーじゃない」って悩んだことがある方ならわかると思うのですが、
限られた敷地にいろんな要望を詰め込んでいくと、
たとえ半畳だとしても「喉から手が出るほど」欲しいスペースになります。

たかが半畳、されど半畳です。

実際に設計士さんから、
「ここに全館空調の機械が置かれます」
と言われたとき、どうしてもそのスペースがもったいなく感じてしまいました。

ダクト

全館空調は、中央の機械から空気を各部屋にダクトで運びます。

このダクトがくせ者で、床,壁,天井に通り道を作ってあげなければなりません。

床や天井などにダクトを通せる場所もあるにはあるのですが、
どうしても天井が下がる場所が出てきたり、壁の一部がボコッと出てきたりします。

広くて開放的なお家だとそこまで気にならないのかもしれないのですが、
実際に我が家が書いてもらった図面だと、
気になるデコボコが数か所できてしまいました。

設計士さんも頑張ってくれたのですが、我が家の場合、
全館空調をあとから入れたりしたので難易度が高かったのかもしれません。

もし、全館空調を絶対に入れると決めている人は、
はじめから要望をしっかり伝えておくと、きれいにダクトが収まるかもしれません。

もし僕が、全館空調をぜったいに入れたくて、ダクト配管もこだわるとしたら、こんな感じで言います。

「全館空調は絶対に入れるので、機械の場所や、ダクト配管による凸凹が気にならない間取りにしてください」

ここまで、話が長くなってしまいましたが、
以上が全館空調をあきらめた理由です。

他にも一般的に言われているデメリットがあるので、触れておきます。
例えば、「全館空調は乾燥する」とか、「全館空調は子供の成長の妨げになる」みたいに言われたりします。

乾燥する、という点についてはその通りだと思います。
特に冬には、屋内を加湿する人が多いと思いますが、
部屋を加湿しても、その空気が家全体に循環してしまうため、
いつまでたっても部屋が乾燥してしまいます。

ところが、これはある意味メリットでもあります。
例えば、洗濯物がよく乾く。

我が家はランドリールームを設ける予定なんですが、全館空調のおかげで洗濯物がよく乾くなら助かります。
また、冬にはランドリールームで蒸発した水分が、家全体に循環して、加湿効果も期待できる気がします。

つづいて「子供の成長の妨げになる」と言われている点ですが、

「空気が綺麗で温度が均一で快適」
という環境が、子供の成長を妨げるんじゃないかと思う人たちがいるみたいです。

これもご家庭によって考え方がマチマチで、
子供の健康を考えると、快適な環境のほうが良いと思う方もいます。

あなたがどっちの見方をするのかは、改めて考えてみてもいいかもしれません。

さて、我が家が全館空調をあきらめた理由として、
「費用、スペース、ダクト」
という3つを上げさせていただきました。

実は「スペース」と「ダクト」については、
お金をかければ解決できる問題だったりします。

なので極端に言うと理由はたったひとつで、
「お金が足りなかった」ということだと思います。

けっして、全館空調を全否定しているわけではありません。
この記事でたくさんお伝えした通り、全館空調にはメリットがたくさんあります。

“検討しない後悔”だけはしてほしくないので、
ぜひこの機会に前向きに「全館空調」を検討してみてください。

個別エアコンを設置する場合の注意点

最後に補足として、「個別エアコンを設置する場合の注意点」についてお話をしておこうと思います。

我が家は全館空調をあきらめたので、個別エアコンを設置することにしました。

個別エアコンにする場合の注意点その1は、「エアコンの台数」です。
個別エアコンをつける場合、最近流行りの高気密高断熱住宅だと、1,2台で済ませる人もいます。

僕の知り合いに、それに近い方がいます。

彼の家は延床40坪のお家で、空調機械はエアコン1台ひとつの暖炉しかありません。
エアコンは2階に設置してあり、夏に使用。
冬は1階の暖炉を使う、という生活をしています。

彼のアドバイスをお借りすると、

知人

エアコン台数を少なくする場合は、空気をどうやって各部屋に運んでいくかがポイント。 サーキュレーターを使って空気を運んだり、壁を減らしたり吹き抜けを作るなどして、 仕切りの少ない空間にするとよい

とのことです。

空調機械は1台ではなく、彼のように各階に置く(計2台)のが無難だと思います。
冷たい空気は下に行くので、夏に2階のエアコンを使い、
逆に冬は1階のエアコンを使うイメージです。

一条工務店さんや優秀な工務店さんみたいに、
高気密高断熱のお家なら、2台のエアコンでも戦えると思います。

しかし、我が家の性能はそこまでは高くないので、
個別エアコンを各部屋に付けることにしました。

本などで勉強した限りだと、Ua値0.45以下,C値1.0以下なら、
エアコン2台にトライしてもいいんじゃいかなと思います。

高気密高断熱に自信があるぞ!っていう方は、ぜひトライしてみてほしいです。

では、個別エアコンをつけたい場合に
「だれにお願いするか」
という問題があると思います。

新築なので、エアコンの取付をちゃんと丁寧に
やってもらえるのか
がすごく気になります。

これはハウスメーカー次第なところだと思いますが、
三井ホームの場合ですと、穴あけは本体工事に関わる部分なのでしっかりやってもらえます。
しかし、エアコンの購入と取付についてはメーカーさんとの橋渡しに近い感じです。

そこで選択肢は2つ。

  • 穴あけだけを三井ホームにお願いして、エアコンの購入や設置は自分たちで手配する
  • すべてを三井ホームにお願いする

以上の2択です。
実はまだ迷っていて、我が家では結論がでていません。

自分たちで手配したほうが、安くすみそうですが、やはり不安がぬぐい切れません。
価格の安さを取るか、安心を取るか、悩みどころです。

三井ホームさんにお願いすると、メーカー指定の業者さんがエアコンを設置してくれます。
三井ホームさんと何度もお仕事をされているはずなので、
ヘンな施工をできないというプレッシャーがあると思います。

一方で、個人でエアコンをつける場合、
取り付け業者さんの優劣まではたぶんコントロールができない気がします。
関係が続くわけではないので、大変失礼な言い方なんですが
適当にお仕事をされてしまうリスクもあるのかな、という不安もあります。

というのも、いま住んでいるところにエアコンを取り付けてもらったことがあるんですが、
外側も内側も粘土みたいなものが丸出しなんです…。
いまは賃貸なのでそこまで気にしてませんでしたが、
せっかく新築の注文住宅を建てるので、こういうのは避けたいです。

やっぱり三井ホームにお願いしようかな…。
みなさんはどっちが良いと思いますか?